外交官(外務省専門)合格体験記
留学経験が導いてくれた外交官への道
橋本 将宏さん
DATA BANK
研修語 | アラビア語 |
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出身校 | 州立アーカンソー大学 国際関係学部 (在学中合格) |
合格年度 | 2020年度 |
選択科目 | 経済学 |
- 受験動機:米国留学時の友との出会いから・・・
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米国に留学時に様々な国の学生と交流していく中で、多くの学生が日本に関心を抱いていることに日本人としてとても誇りに感じました。特に私は中東研究を行なっていたこともあり、中東の学生との交流がとても多かったです。そこで感じた彼ら/彼女らのホスピタリティーや、親日感情の高さに心を動かされて、中東地域にさらに興味を持ち、中東に関わる仕事をしたいと思いました。また、大学3年次に日中韓ユースサミットに参加した際に、外交官の方々と話しをさせていただく機会をいただきました。その時に、外交官として母国のために働く使命感とやりがいについて教えていただきました。そこから外交官を目指すようになり、また、中東地域をベースで働きたいと思ったので、外務省専門職員を志望しました。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由:合格実績の高さと、通信生に対しての充実したサポート
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私は米国から受講していたこともあり、校舎には通わず通信で勉強を行なっていました。周りに支え合う仲間がいない中、大学の授業もついていくのに必死だったため、なかなか勉強時間が確保できず、勉強のペースを掴めない日々が続いていました。そんな中でも、担任講師によるWEBカウンセリング、オンラインでの質問など、細やかなサポートがあったおかげで、何とか最後まで戦い抜くことができました。また、一次試験合格後は初めて同じ目標を目指す仲間と出会い、共に高め合うことができたことも、大人数の受講生を抱えるTAC・Wセミナーの特徴だと思います。
- 筆記・人物試験対策:基礎を疎かにしない・いろんな経験を
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専門科目、基礎能力とも膨大な量の内容を学習しなければなりません。実際に内容を掴んだという実感を得るには時間がかかることでしょう(特に国際法)。そんな中でも、毎日コツコツ科目の基礎となる部分を着実に勉強することが大事だと思います。国際法で言えば、各章の最初のページに記載されているサイトマップやミニテストを何度もこなすこと。基礎能力で言えば、鬼門である(私だけかもしれませんが笑)数的処理を毎日5−10問解くなど地道な努力が外務省専門職試験の勉強には必要です。すぐに基本マスター演習や論文マスター演習、論文答練で納得できるような結果が得なくても諦めずに行なってください。そうすれば、本番でどんな問題が出されようとも応用が効きます。また、様々な経験をしてください。やれることはなんでも挑戦しましょう。面接にすべてつながってきます。いろんな経験をすればするほど、あなたという人間を形作る軸というのが見えてきます。面接では、自分を大きく見せることよりも、ありのままの自分を見せることが求められます。その時に堂々と自分はどんな人間であるか、また、どんな経験をして、どんなことを学んだのかを言えるようにしましょう。
- すべてのことに関してお世話になった先生
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担任の井能先生は国際法、時事論文、そしてWEBカウンセリングでお世話になりました。井能先生はとても分かりやすく、さらにどのような論点、ポイントが重要かを的確にご指導してくださいました。カウンセリングにおいては、私の勉強のペースを保てるよう、学習プランを提示していただき、とても助かりました。
- 最後に:外務省専門職を目指しているみなさんへ
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TAC・Wセミナーに入会して外務省専門職を目指したいけど、地方に住んでで校舎がない、また私みたいに海外で生活してて受講するのが難しいみなさん、TAC・Wセミナーはそんなみなさんにも手厚いサポートでみなさんを迎えてくれます。おかげで、私は見事合格を勝ち取ることができました。大切なのはみなさんの外交官になりたいという情熱!TAC・Wセミナーはそんな情熱を持ったあなたを支えてくれます。是非、外務省専門職員を目指してください!本省で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。