外交官(外務省専門)合格体験記
将来の夢をかなえました!
中村 奏美さん
DATA BANK
研修語 | 朝鮮語 |
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出身校 | 青山学院大学 法学部 (在学中合格) |
合格年度 | 2020年度 |
選択科目 | 憲法 |
- 受験動機:中学生の頃にあこがれた!
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「そんなに韓国が好きなら外交官にでもなったら?」何気なく発した母の言葉でした。それまで、将来何になりたいか全く考えが思い浮かばなかった中、母の言葉にピンときたものがあり、中学3年生ながら「外交官になりたい!」と思ったのを今でもよく覚えています(笑)。それ以降、色々ありましたが、やっぱり民間より外務省の方が、私にとっては魅力的だったので、ずっと変わらず第一志望でした。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由:圧倒的な合格実績!
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いくら法学部とはいえ、大学の授業だけでカバーできる試験ではなく、自分で新たな分野を勉強するには限界があると思い、予備校を探すことになりました。探していく中で、やはりTAC・Wセミナーの合格実績を見て、ここしかないと思い、入会しました。私の場合は、大学の交換留学が、3年の前期出発からしかなく、留学後に勉強を始めても間に合わないと思っていたので、2年総合本科生を選びました。TAC・Wセミナーには、こうした選択肢があるのも決め手の一つになりました。
- 所属校舎のおすすめポイント:大学から近すぎる!
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大学の最寄り駅が渋谷・表参道と、TAC・Wセミナー渋谷校まで徒歩15分ぐらいです。交通費がかからない点も素晴らしいですが、やはり対面の授業で他の受験生と切磋琢磨することで、非常に大きな力を得ることができました。私は、教室講座をオススメします。
- フォローの使いやすさ:何かあった時のWEB!
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入会当初は特に、深く考えずにWEBフォローを付けましたが、実際に、2年も通っていると、教室講座に参加できない日もありました。そういった時や、教室講座で聞き逃してしまった部分を、後日もう一度確認できる安心感は絶大でした(収録のある渋谷校だけだとは思いますが)。
- 私の筆記試験対策:メリハリと有言実行が大事!
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私は、暗記した知識を活用することが本当に苦手です。例えば、暗記をしても、暗記していた問題と別の形で出題されてしまうと途端に何も回答できなくなります。ですので、まず、暗記をそのまま使える憲法を秋ごろに集中して一通り暗記し、国際法はその量と内容の難しさからできるだけ後に回していました。そして、答練が始まる頃に、膨大の量の答案をそのまま覚えて、試験の週まで、答案を覚え続けました。この方法をとると、いかに、計画を立てて、着々とこなしていくかが大切になります。そして、この方法をとるからには、膨大な量の答案を網羅する覚悟も必要になります。暗記が苦手な方は、是非、ご自分に合った暗記方法を見つけてみてください。
- 私の語学試験対策:慣れが大事!
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朝鮮語受験を考えている方にアドバイスしようと思います。朝鮮語は他言語より問題の難易度が難しい傾向にあります。韓国人でも知らないような歴史の話が出てきたり、無名の文学作品が出てきたり、ありえないくらいの長い和訳がでたりと、初めて過去問に目を通した時には焦りました。ですが、そこで、諦めてしまうのではなく、慣れることが大事です。本番では、同じ朝鮮語受験者との相対評価になります。難しい問題は、他の受験者にとっても難しいので、単語の一つ一つ、本当にできるところから手を付けてみてください。
- 試験当日:筆記試験前日ほぼ寝れず
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高校受験も推薦入試で入学し、受験らしい受験を経験していなかった私にとって、1次試験こそ最初にして最大の壁でした。そのため、試験前日は、前泊したにも関わらず、ほぼ一睡もできないまま朝になってしまいました(笑)。ただ、アドレナリンが出すぎていたのか、試験で特に眠くなるようなことはなく、むしろ1日目の夜はぐっすり寝ることができました(笑)。
- 最後に:やる気は強みになる!
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私は、おそらく他の受験生よりも志望動機がずっと前から固まっていて、熱意だけならだれにも負けないという自信がありました。1次試験の壁は中々厳しいですが、1次試験を突破してからは、この熱意が何よりも強みになると思いました。周りには優秀な方ばかりで、私のように気後れしてしまう人もいるかもしれませんが、熱意こそが、最後に合格を頂ける一番の近道ではないかと思いました!自信をもってください!