外交官(外務省専門)合格体験記

ピンチをチャンスに

樋口 一輝 さん

DATA BANK

研修語 ロシア語
出身校 筑波大学 社会・国際学部 (在学中合格)
コース 総合本科生(現:総合本科生プレミアム)
選択科目 憲法
外務省専門職志望動機

 もともと漠然と国際的な仕事をしたいという思いがあり、そこに日本のために日本の代表として働きたいという思いが重なった結果、外務省を目指すようになりました。なかでも、大学で安全保障や国際法等を学んだ経験から、軍縮の専門家として日本周辺および世界の安定に貢献したいと考えるようになり、総合職ではなく専門職として外交官を目指しました。

TAC・Wセミナーを選んだ理由

 市販の参考書で勉強していた時期もありましたが、本格的に試験対策を進めるにあたって、効率よく勉強するためにも予備校に通うことに決めました。そのなかでもTAC・Wセミナーは圧倒的な合格実績を誇っており、それがTAC・Wセミナーを選んだ一番の決め手でした。最初は、教室講座ではなく通信講座を受講することに少々不安もありましたが、TAC・Wセミナーでは通信講座が整えられており、電話でのカウンセリングや2次対策が受けられるほか、スクーリング制度を利用し実際に校舎で授業を受講することもでき、通信でも安心して試験対策に取り組むことができたと思います。さらに、TAC・Wセミナーの外務省専門職試験における長年の実績に支えられた参考書は、内容もわかりやすく、カバー率も非常に高いため、地方在住でなかなか直接先生に質問できない方でも、心配せずに勉強を進めることができると思います。

モチベーションをどう維持するか

 通信講座生は周りに一緒に勉強できる仲間が少なく、どのようにモチベーションを維持していくかが一つの鍵となります。私の場合は、合格者アドバイザーのブログを毎日チェックしたり、月に一度はカウンセリングを受けるようにしていました。カウンセリングは、勉強の内容や方法について先生に直接相談できる貴重な機会であり、モチベーションのアップにもつながるので積極的に利用することをお勧めします。 とは言っても、結局一番重要なのは、日々の勉強スケジュールを固定し、やる気が出なくても時間になればとりあえず席に着いて教科書を開く、ということを徹底していくことに限ります。やる気が出ないなかでも、とにかく継続していくということが最終的に大きな自信となり、一番の武器になると思います。

合格までの道筋を描く

 合格までの長い道のりを乗り切るためには、自分がどのように合格を勝ち取るのかという具体的なイメージ(または戦略)をもつことが大切であると感じます。私の場合は、得意な国際法や基礎能力で得点を稼ぎつつ、苦手な語学での失点を最小限に抑え、1次試験の点数で逃げ切る、というイメージを常に持って勉強をしていました。実際にどのように合格するのかというイメージを持ち、それに必要な勉強計画を逆算して、毎日実行に移していく。このように心がけることで自己効力感が増し、何もない道のりをただ突き進んでいくよりも、気持ち的にもずっと楽になります。なかなか具体的なイメージが湧きにくいという人は、合格者アドバイザーや担任講師の方がいつでも相談に乗ってくださるので、積極的に利用するといいと思います。

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