外交官(外務省専門)合格体験記
やってみないと合格も不合格もない
A. K.さん
DATA BANK
研修語 | フランス語 |
---|---|
出身校 | 国際基督教大学 教養学部 (在学中合格) |
コース | セレクト憲法本科生 |
選択科目 | 憲法 |
- やってみないと合格も不合格もない
-
就職を考えるうえで、一番に「世界を知りたい」という思いがありました。自分のやりたいことを実現する手段はおそらく沢山あると思いますが、これからやりたいこと、自分が得意なこと、そして自分の人生に付与したい意味、全てが重なったのが外務省でした。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由
-
合格者の大多数がTAC・Wセミナー出身だったことが決め手です。独学も考えてはいたのですが、確実性を重視して予備校に入学しました。確かに、独学も不可能ではないかもしれませんが、試験範囲が広いため、TAC・Wセミナーの教材の効率性がなければ勉強と大学生活の両立は難しかったと思います。余った時間を有効に使うためにもTAC・Wセミナーの外務省専門職講座は有意義でした。
- 国際法・憲法を選択
-
専門科目の憲法、および国際法はどちらも受験することを決めてから初めて勉強しました。法律への事前知識が一切なかったので、最初はなかなかポイントが掴めず、教材に従うがままに勉強していました。しかし、何度も同じ単元・問題に触れ、次第に論点だったり重要な判例・条文だったりがわかるようになると、それまで淡々と覚えていたことが自分の中で一本の線に繋がり感動したのを思えています。特に国際法は日常生活で触れる機会が中々ない分野であり、とっつきにくさを感じる方が多いと思いますが、教材は私のような完全な初修者でも重要な範囲をカバーできるようなものになっています。
- 基礎能力試験対策
-
高校時代は理系・私大受験であったため人文科目への知識は0でした。暗記が得意というわけではなかったので、基礎能力試験は、闇雲に覚えて知識を詰めるのではなく、起承転結を意識して勉強しました。何がどうなって⇒こうなった、と流れを理解することで、いざ本番で知らない知識がでたとしても、結果を予測して正解を導くことが出来ると思います。
専門科目にも通ずる所はあると思うのですが、試験のための勉強と義務感にかられるのではなくて、「知らないことを知る」知識欲を充たし学ぶことが一番だと思います。恥ずかしながら「知らないこと」であった、世界史や日本史などの教養科目を勉強することは受験期のいい息抜きでした。
- 基礎能力試験対策
-
高校時代は理系・私大受験であったため人文科目への知識は0でした。暗記が得意というわけではなかったので、基礎能力試験は、闇雲に覚えて知識を詰めるのではなく、起承転結を意識して勉強しました。何がどうなって⇒こうなった、と流れを理解することで、いざ本番で知らない知識がでたとしても、結果を予測して正解を導くことが出来ると思います。
専門科目にも通ずる所はあると思うのですが、試験のための勉強と義務感にかられるのではなくて、「知らないことを知る」知識欲を充たし学ぶことが一番だと思います。恥ずかしながら「知らないこと」であった、世界史や日本史などの教養科目を勉強することは受験期のいい息抜きでした。
- 学習方法
-
かなりの飽き性で単調な作業が苦手だったので、勉強する場所を変えたり、勉強範囲のマイブームを作ったり、それでもダメだったら2週間一切教材をひらかず遊んだりしていました。勉強方法に正解はないので、自分のペースで進めればいいと思います。
学んだことは何度も忘れますが(笑)、焦らずじっくり覚えなおしていました。前年の合格者が色んな勉強方法を紹介してくれるので、参考にしてみてください。
- 悩んでいる方へ
-
これまでで最も辛かった瞬間は試験勉強中ではなく、受験するかどうかを決めかねていた留学中の期間です。落ちたらどうしよう、やり抜けるか分からないと何度も思いました。でも決意して闘う覚悟を持ってしまえば、後は自分を裏切ることのないように初心を忘れず進むだけです。
今目の前にあるのはあくまで選択肢の1つです。色んな人の話を聞いて自分の心と向き合って、大いに悩んでください。その上で外務省に入ることを決意したのだとすれば、その初心を忘れることはないし、そしたら必ず最後までやり抜けます。
- 仲間が重要
-
1次試験は、自分が学んできたことを発揮し良い点数がとれたかが全てなので完全なる個人戦です。しかし2次試験は自分とはどういう人間なのか、自分自身がよくわかっていないことを、言葉と態度で試験官に示す必要があります。民間就活で自己分析をされた方はよくわかると思いますが、自分で自分を見るより、他人の目から客観的に見る自分の方が真実性が高かったりします。TAC・Wセミナー生は確かに合格者の枠を競うライバルですが、同時に同じゴールを目指す仲間です。これからの同期と、切磋琢磨して外務専門職試験を乗り越えられたことは生涯の財産です。