vol11【2019年度内定者海外体験記】 ブラジル
こんにちは!関西LAの松本です!
私の研修語はスペイン語ですが、大学ではポルトガル語を専攻しており、ブラジルのリオデジャネイロの国立大学に約1年間留学していました。
大学の授業はなかなかしんどく、文学の授業を中心に受けていたのですが、次までに文学作品50ページ分読んでこいというのがザラで(ブラジルでは一つの授業が週2回あります)現地の友人に助けを請いながら、なんとか乗り切っていました。
ブラジルの公立大学は、国や州の予算の関係でストライキに入ることがとても多く、また政治の汚職事件が起きた時も、デモのため学校が1日休みになるなんてこともありました。リオにある他の州立大学では、教員の賃金の問題で一年近くがストライキに入り、別の大学に編入する学生もいました。ストのせいで卒業が1年遅れたりするので学生にしてみればたまったもんじゃないですね。ブラジルは大学に限らず公共交通機関や流通などあらゆる場所でストライキが起こります。でも私の大学の食堂は学生のデモのおかげ(?)で一食30センターボ(約10円)でした。おかげで食堂の経営が厳しいらしく、食堂従業員が賃金問題でストに入ることも多かったですが。(笑)
いきなりブラジル留学のマイナス面ばかり書いてしまいましたが、結論から言うとブラジル留学は最高です。特にリオデジャネイロはご存知の様に自然豊かなリゾート都市でもあるので、休日は海、ショッピング、ハイキング、フェスタなどとても充実していました。ブラジル人の人柄も良かったです。時間にルーズで主張の強い人が多いですが、冗談好きであり開放的で、外国人の私にもとてもオープンに接してくれる人が多かったので、友人も作りやすかったです。食事も美味しく、日本人の口に合うと思います。私は留学で8キロ太りました。(笑)ブラジルは日本から遠い国ですが(フライト時間24時間)、自然豊かで魅力的な国なのでぜひ一度行ってみてください!