vol6【2019年度内定者海外体験記】 アメリカ
みなさんこんにちは~、中井翔一朗です。私は交換留学ではなく、正規の学生としてアメリカ・ウィスコンシン州にあるBeloit Collegeという大学に留学・卒業しました。今回は私のアメリカでの学生生活を少しだけ紹介したいと思います!
・授業
アメリカの大学と言うと、海外ドラマで描かれているような華やかでパーティー三昧のイメージがあるかもしれません。しかし課題が山のように出る上にGPAが2.0を下回ると退学(!)になってしまうため、実際には(少なくとも平日は)ものすごく勉強していました。毎日深夜まで次の日の予習や課題に追われていて常に寝不足の生活でしたが、入省後の激務の予行演習だったと思えばいい経験だったかなと思います(笑)
・週末
みなさんは”TGIF”って知っていますか?Thanks God It’s Fridayの略で、この言葉通り金曜日の夕方になるとキャンパスの中は急に騒がしくなります。勉強するときは勉強に集中し、楽しむときは思いっきり楽しむのがアメリカ流!こういったスイッチの切り替えのうまさは、日本人も見習うべきところだなと思いました。
パーティーで飲みすぎて道端で爆睡しているたびに部屋まで送ってくれた警備員さん、本当にお世話になりました…。(もちろんアメリカでお酒が飲める21歳になってからの話ですよ!)
・休暇
アメリカの大学は9~12月、1~5月の2学期制で、夏休みはなんと3カ月もあります!さらに学期中にも10日程度の春休み、秋休みがあるため、休暇中は専らアメリカ国内を旅行していました。国土が広大なため、州ごとに文化や地形が大きく異なるのもアメリカの魅力の一つ。シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミ、ニューオーリンズなどなどほとんどの有名な都市には行きましたが、一番印象に残っているのはグレートキャニオンです。
アメリカは1776年に独立した日本と比べれば歴史がとても浅い国である一方、自然のスケールは桁外れです。特にここまで大規模な自然は日本にはなかなかないので、いかにも「アメリカに来た!」という感じがして圧倒されたのをよく覚えています。
また、国境を接しているメキシコにも行きましたが、日本とは真逆の雰囲気(よく言えばrelaxing、悪く言えばlazy笑)で、休暇を過ごすには最高の場所でした。
・留学のススメ
アメリカでの生活は大変なこともたくさんありましたが、間違いなく今までの人生で一番充実した時間でした。それは単に楽しかったからというだけでなく、人間的に成長できたと実感できたからでもあります。
まだ就職までに機会のある人はもちろん、ない人は外務省に入ればもれなく在外研修に行けるので、そういった意味でも外務省、オススメですよ!