2025年3月23日(日) 電験三種試験速報!リアルタイム解答分析

電験三種(第三種電気主任技術者)試験[筆記方式]当日9:00より、リアルタイム解答分析「データリサーチ(Web成績診断)」の受付を開始します。解答分析結果と試験講評は翌日以降順次公開予定!
TAC生はもちろん、どなたでも参加いただけます。

令和6年度下期(2025年3月)本試験講評&所感動画公開中!

令和6年度下期 第三種電気主任技術者試験
リアルタイム解答分析
「データリサーチ(Web成績診断)」

データリサーチ登録受付は終了しました。ご利用ありがとうございました。
ご登録いただいた方は、3月24日10時30分頃~4月25日10時まで結果の閲覧が可能です。

データリサーチ結果閲覧期間

結果閲覧期間:3月24日(月) ~ 4月25日(金)10時

データリサーチご利用上のご注意

データリサーチ(Web成績診断)とは? 利用のメリット

データリサーチとは、全国の電験三種受験生に本試験答案を再現していただき、TACが採点及び本試験同様の成績処理をした上で、全国ランキングを算出するサービスです。

1

全国の受験生からデータを収集。
参加者の順位、各選択肢の解答率を算出。受験生の多くがどの選択肢を選んだか分かる!

インターネットを活用して日本全国の受験生から解答データを収集し、本試験同様の成績処理を行い、精度の高い得点分析結果を提供する、TAC独自の画期的な解答分析サービスです。

2

登録から結果の確認まで、すべてWebで完結!

Webページで解答を入力(選択)するだけで、結果閲覧期間内に採点結果を閲覧することができます。
またリアルタイム集計されますので、登録者数が増えるにつれ、精度の高い分析データが提供されます。(何度でもログインして確認できます。)

3

TAC生の方はもちろん、どなたでも参加いただけます!

利用無料。電験三種試験[筆記方式]を受験された方はどなたでも参加いただけます。
期間限定での受付となります。

令和6年度下期 第三種電気主任技術者試験
本試験講評

受験をされたみなさま、お疲れさまでした。
次回の受験を検討し学習中の方もぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。

令和6年度下期電験三種本試験について

2025年3月23日(日)実施された電験三種本試験について、講師からの所感を公開しました。
どんな問題だった?難易度はどうだった?をお伝えします!

データリサーチの結果をふまえ、3/24(月)追加更新しました。

データリサーチの結果は自動計算のため、科目免除設定をせずに無回答(未入力)であった科目については0点で計算されております。以下講評における正答率は無回答(未入力)分を除き、実際に解答入力のあった正答率にてコメントしておりますため、データリサーチ結果に表示されている正答率と若干異なる場合がございます。予めご了承ください。

理論 講評

試験お疲れ様でした。
今回の試験は、例年に比べ計算問題がより多い出題でしたが、一つ一つの計算量は少なく、これまでにしっかりとテキストの理解・過去問題による演習を行って試験に臨まれた方にとっては、比較的得点しやすい問題が多かったかと思います。 問題の特徴として、問1,3,4,6,7,9,10,11,14,15(a)などは、過去問題として良く出題されるベーシックな問題であり、比較的得点しやすい問題だったかと思います。

その他、問5や問15(b)や、問16なども、エネルギーの求め方や力率改善の考え方、すべり抵抗器の扱いなど、解き方・考え方を知っていれば、それほど苦労せず解くことができたかと思います。 一方で、問2などは、過去問題でもあまり見ない問題であり、序盤ということもあり動揺した方もいらっしゃるかと思います。その他、問8や問12,問13なども解きにくい問題で、こういった問題に時間をかけると、他の問題が解ききれないといったことになりかねない出題でした。
選択問題は、どちらも難易度としては大きく変わりませんが、いずれも(a)は比較的解きやすい問題でした。 総じてご自身が解ける問題を見極め、解きやすい問題を落ち着いて計算ミスなく確実に解けるかが問われる試験となりました。また、過去問の演習をどれだけこなしてきたかが重要な試験となったと思います。

データリサーチの結果を見ると、正答率が30%を下回った問題は、問13となりました。上記の通り、問13はトランジスタ増幅回路の問題の中でも解きにくい問題でありました。その他、問15も、(a)は通常の三相交流回路の問題となるため、70%近い正答率となりますが、(b)は30%程度であり、こちらも難問であったと思われます。
一方で、正答率が70%以上のものは問3,4,6,7,10,11,16(a)という結果で、いずれも合格のために正解すべき問題であり、それ以外の問についても、正答率50~70%程度のものが多く、平均点も合格点近くの点であり、受験者皆様の試験対策・努力の成果が発揮された結果だと感じます。
試験全体の難易度から、合格点は公表通りとなることが予想されます。

電力 講評

試験お疲れ様でした。
今回の試験では、あまり見ない問題、解きにくい問題が目立ち、頭を悩ませた方も多いのではないでしょうか。ですがその反面、解きやすい問題も多いため、難問に惑わされず、頻出問題などをしっかり解くことができるかがポイントとなりました。
問題の特徴として、前回の試験同様、前半の発電に関する出題(特に問2,3など)は比較的選択肢が絞りにくいものが目立ちました。それ以降の問題においても、問11は法規科目で学習するような内容であったり、問16は計算問題の中でもかなりの難問であり、時間をかけると他の問題が解ききれなくなる出題でした。 それに対し、問4,5,6,7,9,10,12,13,14,15などは比較的解きやすい問題でした。知識問題については、テキストや過去問題を通して内容を理解できれば選択肢を絞ることができるものが多いかと思います。計算問題においても、問10,15などはパターン問題であり、その他のものも頻出の内容となっているので、こういった解きやすい問題をしっかり見極めてミスなく回答できるかが重要となります。
その他、問17などは一見難しそうな問題ではありますが、問16に比べると解ける問題となっていますので、B問題においては、問15を確実に回答し、残り時間次第で問17に挑戦するといった形で取り組むのが良いかと思います。 過去問題も出題されていますが、選択肢部分が変わっている場合や改訂されているものもあり、全くそのままというわけでもなく、過去問題を暗記するような学習では対応できない問題もあることから、総じて、テキストの理解・過去問題演習をこなしたうえで、しっかり原理や仕組みなどといった内容を理解できているかが問われている試験だったかと思います。

データリサーチの結果を見ると、正答率が30%を下回った問題は、問2,3,11となりました。問2は判断に困る文章、問3はあまり電験三種の学習では触れない内容であり、問11は法規科目のような内容と、いずれも難問ぞろいでした。その他、問8,13,16,17も比較的正答率が低く、特にB問題においては計算力が問われる試験となりました。
一方で、正答率が70%を超えたものは、問6,15であり、その他、問1,7,9,13も正答率が高く、しっかりと得点すべき問題を得点された結果だと思います。
平均点としても45.2点と、他科目に比べ比較的難しい試験であったことが窺えますが、合格点は公表通りとなることが予想されます。

機械 講評

試験お疲れ様でした。
今回の試験は、これまでの理論・電力と同様に、いくらか解きにくい問題が混ざっていますが、解きやすい問題も多数出題されており、頻出問題などをしっかり解くことができるかがポイントとなりました。
問題の特徴として、問1,2,3,5,6,8,11,12,14,16,17,18などは、一部用語がわからないと解きにくい問題もありますが、基本的には過去問題として良く出題されるベーシックな問題であり、比較的得点しやすい問題だったかと思います。 特に、問14,18の論理演算は、教科書的なしっかりとした解き方でなく、総当たりのような解き方でも解くことができますので、ここは是非得点してほしい問題となります。 また、問題の内容的に、単純に公式を覚えているかだけではなく、機器の原理や動作についての問もあるため、テキストの理解も重要でした。 解きにくい問題として、問7や問13などが該当しますが、これらは通常学習する機会がほとんどない内容となっているので、今回は別の問題で得点するように考えるべきであったと言えるでしょう。
選択問題は、どちらも難易度としては大きく変わりませんが、上記の通り、問18の方が確実に回答できるかと思われます。 その他特徴として、問5と問10では、電力科目で学ぶような内容が出題されているので、特定の科目のみではなく、4科目一通りの基礎知識は知っている必要があるかと思います。
総じて、解きやすい問題を落ち着いて計算ミスなく確実に解けるかが問われる試験となりました。また、テキストによる機器の理解度も重要となるので、テキストと問題集をバランスよく学習する必要がある試験となったと思います。

データリサーチの結果を見ると、正答率が30%を下回った問題は問4,18であり、特に問4は過去問題とも問題の設定が異なる解きにくい問題でした。また、問15(b)も正答率が低く、(3)と(4)で回答番号が大きく分かれると、頭を悩ませる問題だったかと思います。
これに対し、一方で、正答率が70%を超えたものは、問1,5,14であり、その他、問3,7,8,9,11,12,13,16と多くの問題で高い正答率となりました。特に、問5は94%と非常に高い正答率であり、平均点も合格点近くの点であり、しっかりとテキスト・問題集を実施し、知識を蓄えられた結果だと感じます。
試験全体の難易度から、合格点は公表通りとなることが予想されます。

法規 講評

試験お疲れ様でした。
法規においても、これまでの試験と同様に頻出問題が多数出題されており、前回の試験に比べると得点しやすい問題が多かったのではないでしょうか。

問題の特徴として、知識問題である問2,3,5,6などは比較的よく見る条文に関する問題であり、さらに問10は電力科目でも聞かれた内容であるため、比較的解きやすく、計算問題である問4,11,12(a),13についても、得点源とすべき問題であったため、しっかり的を絞って学習をされた方にとっては得点しやすかったかと思います。
その他、問1については、近年法改正の対象となった条文に関する問題で、対応できなかった方も多かったのではと思います。
また、問7,9などは通常学習する機会がほとんどない内容となっているので、今回は別の問題で得点しましょう。問12(b)も、理論科目のテブナンの定理を使用して解くといった回路計算を行う必要があるので、余裕があれば挑戦するといった形で十分かと思います。

総じて、他科目と同様に、電験三種を取得するうえで重要なテーマについて、しっかり理解しているかが問われている出題であったように感じます。次回に向けては、テキストに記載の条文に関する出題を確実に得点できるように勉強を進めていただければと思います。

データリサーチの結果を見ると、正答率が30%を下回った問題は無く、全体的に正答率が高い結果となりました。前回試験が比較的難しかったこともあり、受験者皆様の試験対策・努力の成果が発揮された結果だと感じます。
特徴的な結果が出た問題として、問7,9,11(b)は、いずれも回答番号が大きく分かれると、頭を悩ませる問題だったかと思います。特に問7,9は、ほとんどの受験者が明確に回答できない問題ではないかと思われます。
正答率が70%を超えたものとして、問3,6,11(a)が、その他、正答率が高いものとして、問1,2,5,8,10,13(b)と多くの問題が挙げられます。特に条文問題で高い正答率となったことから、幅広い条文の中からしっかりと覚えるべき条文について学習された結果が出たと思われます。
試験全体の難易度から、合格点は公表通りとなることが予想されます。

「本試験講評」ご利用にあたっての注意事項

ご利用につきましては、以下の内容をご確認・ご了承のうえご利用ください。

  • 「本試験講評」はTAC(株)が独自の見解に基づき、サービスとして情報を提供するもので、試験機関による本試験の結果等について保証するものではございません。
  • 「本試験講評」の内容につきましては将来予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
  • 「本試験講評」に関するご質問はお受けしておりませんので、予めご了解ください。
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