特集 電験三種(第三種電気主任技術者試験)で電気のスペシャリストをめざす
電験三種講座では、基礎力を磨き、応用力をつけて、
「無理なく無駄なく」合格ラインを めざします。
年間65,000人が受験申込をする大型資格「電験三種(第三種電気主任技術者試験)」。読者にはあまり耳慣れない資格かもしれないが、その人気には確かな理由があった。この10月からTAC電験三種講座の専任講師として登壇する酒谷先生と久保田先生に、資格の魅力とともに、仕事内容や試験の概要などについてお話をうかがった。
左から
■久保田 廣美(くぼた ひろみ)先生
TAC電験三種講座 電験二種合格
無線機器関連製造会社の装備部門に長年勤務。公官庁・放送局等の工事・保守・コンサルティング業務、大型店舗・事務所ビルの電気主任技術者業務、保安法人で電気管理業務を担当。平成20年度第二種電気主任技術者試験合格。第一級陸上無線技術士、建築物環境衛生管理技術者(ビル管)、エネルギー管理士なども保有。TACでは、機械・法規の講座を担当。
■酒谷 秀俊(さかたに ひでとし)先生
TAC電験三種講座 電験一種合格
国立研究開発法人にて長年にわたり施設の建設分野の工事計画・施工管理に従事。合わせて電気主任技術者業務も担当。平成8年度第一種電気主任技術者試験合格。平成17年度技術士(電気・電子部門)試験合格。TACでは、電気数学・理論・電力の講義を担当。
電気主任技術者は「電気のスペシャリスト」
──第三種電気主任技術者試験(以下、電験三種)とは、どのような資格試験ですか。
酒谷 電気全般に関連する資格は、電気主任技術者(以下、主任者)と電気工事士が2大資格と言われています。そのうち電験三種は、商業ビルなど、ある程度の規模の電気設備の保安監督に関して法的に必要な国家資格です。この電気設備の保安監督は、電気主任技術者資格を有していなければ行うことができない「独占業務」となっています。
電気設備を正確な方法で運用しないと、そのビルが原因で周辺地域を停電させてしまうといった取り返しのつかないトラブルも起こり得ます。そのため、国家資格を持った電気のスペシャリストである主任者が、電気設備を適切に運用するように、電気工作物の工事維持および運用に関して保安監督業務を行うことを法律で定めているわけです。
例えば、感電することがないかどうか、過剰なたこ足配線で危険ではないかどうかなど注意喚起したり、ビルの建築や改修工事で工事業者が施工したりする場合に、電気工事に関して安全管理的な視点も含めて保安監督する任務を担います。老朽化によって設備が加熱した場合等、施工に変更が必要であれば予算を含めた改修計画から代表に掛け合い、適切な状況で工事が進められるように整備し直すこともあります。このように、主任者は仕事内容が非常に多岐にわたるので、広範な知識が必要となってきます。
久保田 基本的に事業用電気工作物の設備には工事・保守・運用など保安の監督者として主任者を選任しなければならないと定められています。電験三種は、電圧で言えば5万ボルト以下の事業用電気工作物、また、出力5,000キロワット未満の発電施設であれば保安監督ができます。いま日本国内にある建物や設備の9割以上がこの範囲内ですから、ほとんどが電験三種の守備範囲というわけです。また本来的には会社内に主任者がいるべきですが、外部委託という制度がありますから申請することで電気保安法人や独立した電気管理技術者に委託することも可能です。
酒谷 電験二種の守備範囲は電験三種より遥かに規模が大きくなります。さらに電験一種の守備範囲の建物や設備となると、規模が大きすぎて世の中に数えるぐらいしかありません。私たちが普通に暮らしている中で目にする施設については、電験三種がほぼ網羅していると言っていいでしょう。
6万人以上がめざす人気の理由とは
──電験三種の魅力についてお聞かせください。
久保田 電験三種は受験申込者数が約65,000人の大型国家資格です。取得することの最大の魅力は、電気工事関連業であれば、取得することで収入アップや職の安定に直結する点です。会社によっては、主任者に選任されることで手当が支給される場合もあります。あるいはビルメンテナンス業や発電事業では主任者の確保が必要不可欠なので、そのニーズは非常に高いものとなっています。つまりこの業界への就職・転職に、電験三種は大きなアドバンテージになるのです。
次に、一定期間の実務経験を積み、法律で規定された要件を満たすと、ビルオーナーから電気設備の管理を受託する電気管理技術者として独立開業することができる点です。個人事業主となった場合は、定年がないので自身の体力が続く限り仕事を続けられます。
そして、電気は工場やビルなど様々な施設で動力や照明・情報通信のインフラとしてなくてはならないものだという点です。昨今ではオール電化住宅やメガソーラーなど再生可能エネルギーの発電設備が大きく増加し、情報通信量に伴うデータセンターの爆発的な増加もあって、電験三種の需要はますます高まっています。
こうしたことからも、電験三種はたいへん将来性がある資格と言えます。
──基本的には電気に関する勉強をしてきた方が取る資格なのですか。
久保田 受験資格は特にありません。受験生には電気関係や理系出身の方が多いことは事実ですし、電気工事士からのステップアップとしてめざす方が多い傾向にありますが、文系の方もかなりの人数がチャレンジしていますから、一概に決めつけるわけにはいきません。合格者の中には主婦の方もいて、幅広い層がチャレンジしていることがわかります。
「数学に自信がない人」も構える必要はなし
──試験科目は多いのでしょうか。
酒谷 「理論」、「電力」、「機械」、「法規」の4科目です。試験の特徴をひと言で言うと、「理論」をベースに、そこから派生した内容が多く出題されるということです。つまり「電力」、「機械」はもちろん、「法規」も、「理論」をしっかり理解していないと解くことはできません。
加えて、4科目のベースとなっているのは数学です。と言っても、中学校レベルの数学と三角関数程度が基本ですから、まずは一次方程式などが解けるように、数学のおさらいを充分にしておけば大丈夫です。皆さんにぜひ知っていただきたいのは、「数学は自信ないな」という方でも特に構える必要はないということです。
久保田 分数と一次方程式、二次方程式レベルが理解できればまずは大丈夫です。複素数やベクトルも出てきますが、分数と方程式の基礎があればキャッチアップできます。電気数学だからといって構える必要はないんですね。
──これまでTACが取り組んできた資格は文系資格が中心でした。理系資格である電験三種のカリキュラムはどのようになっていますか。
久保田 これまでの電験三種試験対策といえば、2~4日、長くても1週間程度の短期セミナーに参加するか、自学自習で学ぶしかなく、体系的な教育を行う教育機関は多くはありませんでした。
そこで、司法試験、公認会計士試験、不動産鑑定士試験などの難関資格で高い合格実績を誇るTACだからこそできる、効率的に1年で「4科目完全合格」をめざすカリキュラムを設定しました。
電気系出身の方ならある程度知識のベースがあるので独学でもなんとかなるかもしれませんが、確実性を求めるのであれば体系的に学ぶ必要があります。また、文系出身の方が独学で受験するにはあまりにも専門的内容です。そこで今回の体系的な電験三種講座が開講したのです。
広範な試験範囲を効率的に制覇
──電験三種の学習内容について教えてください。
酒谷 試験範囲は多岐に渡るので、TACでは「試験合格のためにはこの範囲までで充分」という学習内容に限定しました。その内容をきちんと押さえれば、合格レベルに到達できると考えています。
久保田 100点満点を取るのは相当難しい試験ですが、合格ラインの6割以上(2017年は55点)を取れればよいので、4科目の必要な部分のみに絞って、合格点をめざそうというのが講座の目的です。
酒谷 4科目のカリキュラムは、ボリューム的にかなり広範囲に渡ります。
まず「理論」では、基本中の基本である直流回路、次に交流回路を学びます。電磁力も学びますが、これは「機械」の内容とリンクします。そして静電気、電子理論があります。
「電力」では、まず火力・水力・原子力発電について学びます。発電の次は変電、それから送電、配電と続きます。発電で電気を生み出すところから、配電盤に届けるところまでということですね。発電は、出題数は年によって変動しますが必ず出題されるので、そこで点数を取っていこうという狙いです。一方、変電や送電は幅広い出題のされ方をします。この分野は、普段仕事で実際の設備を見ている方はイメージが湧きやすいでしょう。
ただ、そうした方ばかりではないので、講座の中ではわかりやすく説明していきます。
「機械」には直流機、変圧器、誘導機、同期機があります。これは「理論」の電磁力とリンクする部分です。リンクする範囲と出題範囲を見ると、今の時代を反映してパワーエレクトロニクス、自動制御、照明、電熱等が出題されています。これもかなり広範囲に渡るので、的を絞った学習で合格点レベルに持っていきます。
「法規」については、大きく分けると法令分野と法令に関する計算分野、そして施設管理といって「電力」にリンクする部分の3分野です。
久保田 「法規」は、しばらく前は法令をしっかりやっておけば合格レベルに到達できたのですが、最近は計算問題も含めて出題されるようになり、難化してきています。合格点にもっていくために、より効率的に勉強する必要がありますね。
試験そのものは4科目ともマークシートに記入する五肢択一方式で、試験時間は「理論」、「電力」、「機械」が各90分、「法規」は65分です。科目ごとに合否が決まり、科目合格すれば、以降2年間は申請によってその科目の試験が免除になります。つまり、3年以内に4科目に合格すればいいわけです。
──科目合格であれば、税理士試験のように1~2科目ずつ集中して勉強し、確実に取っていくという受験の仕方もできますか。
久保田 電験三種の場合は、試験が難しい年と易しい年の波があるので、科目を絞って勉強した場合、難しい年に当たると全滅してしまう可能性があります。科目で内容がリンクしている部分も多いので、やはり「理論」を基本に他の3科目も同時並行で勉強していくのが一番効率が良い方法でしょう。
過去問10年分から抽出した問題で応用力アップ
──資格試験では、とにかく過去問を繰り返し解くことが大事だとよく言われます。電験三種の場合はいかがですか。
久保田 電験三種の場合、全く同じ問題は出ません。似たような問題に見えても、まったく別の視点からの出題が多いので、過去問を3年分程度回すだけでは完全とは言えません。やるとしたら、10年分ほどやらないと傾向などが把握できないと思います。しっかり確実に基礎力がついていないと、問題が解けないんですね。
そうは言っても、試験対策には過去問の研究が必須です。ただ、過去問の解き方を覚えるのではなく、問題を解くための基本的な考え方や、その基本を適用した考え方ができるようにしていくことが重要ですね。
酒谷 応用力が問われるので、地に足のついた学習方法を取らないといけないということです。そこからいかに底上げしていくかが大切ですね。
──講座では過去問を10年分回していくのですか。
久保田 10年分すべての問題をやるわけではありません。10年分の中から「これをやっておけば応用力がつく」と思われる問題を精選してピックアップし、問題集を作成しています。最終的には問題を解けなければ合格には結びつかないので、とにかくそこを重視しています。
──独学でやろうとした場合、過去問10年分をやみくもに当たらなければならないわけですね。
久保田 その通りです。やらなくてもいい部分にまで時間を割いてしまい、時間不足になってしまうことが独学では往々にしてあり得ます。そこをTACでは講師陣が精選した問題だけをやっていただく。あとはそれぞれの科目で絞り込んだ効率学習を徹底します。TACの講座を利用して、なるべく早く合格ラインを突破していただけるように、カリキュラムも教材もご用意しています。
──電験三種に一発合格できる人はどれくらいの割合ですか。
酒谷 公表されている合格者数は8%ですが、これには科目合格者も含まれています。
やはり2~3回受けて合格される方が多いので、1年で4科目一発合格という方はごくわずかだと思われます。
──合格するために必要な学習時間はどれくらいなのでしょう。
久保田 個々のバックグラウンドによって違うので、一概に何時間やれば合格できるとは言い切れません。仕事で現場の設備を見ている方であればイメージが湧きやすいと思いますので、普段電気事業と全く関係のない分野の仕事をしている方や学生の方とは学習時間が違ってくるはずです。
電験三種合格で変わった世界
──電験三種を学習することで身につくスキルやメリットとはどのようなものですか。
酒谷 合格すると、確実にスキルが上がりますし、自分のやっている仕事がどのような意味をもつのか理解できるようになって、仕事に対する取り組み方がガラッと変わる人もいます。合格者が電気工事業者の方であれば、同僚の電気工事士たちに指導的立場でアドバイスできるようにもなりますし、自信にもつながるはずです。電験三種が人を作るのではなく、電験三種に受かってその人が成長するのだと思いますね。
久保田 電験三種を学習するメリットは2点あります。私は電験二種にも受かったのですが、当初はとても私が到達できる領域ではないと思っていました。ところが電験三種に合格すると、「あれだけ難しいと言われていた電験三種に受かったのだから、もっと難しい電験二種にも受かるんじゃないか」とチャレンジする気になったのです。電験三種に受かったことで、他の資格についても「受からないわけがない」と思えるような自信がついた。それが1点ですね。
もう1点は、電験三種に受かって周りの人の反応が変わったことです。電験三種には、実務経験と経済産業省認定校卒業資格によって資格が付与されるという制度があります。周囲は皆この要件を満たして電験三種を取った人ばかりだったので、私が試験に合格したと聞いて、私に対する見方が変わったのです。電験三種に合格し、さらにその先の実務で認められ、自分自身のスキルも自然に上がっていきました。
──久保田先生は、電験三種を取られてどのように世界が変わりましたか。
久保田 それまでの世界とは全く違いましたね。人脈も広がったし、人生の選択肢の幅も広がりました。私は54歳でリストラにあって退職したのですが、やはり電力関係の仕事がしたいとメンテナンス会社に入社しました。その時、センター長始め上司の方は皆が持っていたので、「この仕事はやはり電験三種がないと潰しが利かないな。この世界でやっていくなら取ってみよう」と思ったのがスタートでした。電験三種に合格すると、主任者になって給料も上がり、数年すると今度は違う職場から声がかかって転職し、電験二種のできる範囲の仕事場にも行けました。
このように、電験三種は中高年になっても通用する資格なんですね。私の経験から言えば、電験三種は中高年の転職に大変役立ちました。電験三種を持っていればワンランク上に上がることができるのです。これはとても大きなメリットだと思います。
酒谷 ビルや工場など資格を必要としている業種への就職には間違いなく大きなメリットになると思います。
「電験三種保有者」というだけで採用してくれる会社もあります。 一方で、学生の方も就職活動のためにかなりの人数が受けています。合格者の内訳を見ると、大学生・大学院生の割合が高いですし、最近では高校生の受験生も増えています。資料を見ると、電験三種受験生の中で学生は約9%、その中に多いときは年間1,200人もの高校生が含まれています。大学生も約5,000人いるので、電験三種が大変人気のある資格であることを裏付けています。
酒谷 電験三種という資格が土台にあれば、そこで実務経験を積み、条件を満たすことで電験二種が取得できます。電験二種があれば、同じようにして今度は電験一種まで取得できるのです。このように電験三種があれば、どんどん道が拓けるんですね。
久保田 そうですね。以前、私が電験二種を試験合格した時の職場では、申請すれば実務経験で電験一種も取れました。当時は電験一種を取っても活かせる場所は電力会社ぐらいと限られていることもあり、取得することはありませんでしたが、今になって電験一種に試験合格しようと勉強しています(笑)。
──電験三種をベースに起業される方はいますか。
久保田 もちろんいます。主任者として一定期間の実務経験を積み、法律に規定されたいくつかの要件を満たせば、電気管理技術者という、ビルオーナーやビルメンテナンス事業者、発電事業者などから電気設備の管理を受託する自営業を営むことができます。個人事業主制度があって、制度的には保安協会のような組織の傘下に入って独立することも、個人で独立することもできるのです。独立開業して個人事業主となれば、自分の身体が健康で体力が続く限り仕事を続けることができるわけです。冒頭で話に出たビルメンテナンス業や発電事業者から外部委託を受けるのは、こうした個人事業主です。
若者から中高年まで、受験生層は幅広い
──受験生には、自分で必要性を感じて電験三種をめざす方が多いのですか。それとも会社から推奨されて来られる方が多いですか。
久保田 自分のスキルアップのため、あるいは生活のために取ろうという方もいますし、会社として会社の相対的価値を上げるために推奨しているところも多いと思います。
──どのような方に学んでもらいたい資格ですか。
酒谷 若い人に学んでほしいですね。久保田先生もおっしゃっていましたが、電験三種があれば、次の資格を取ろうと思った時にもスムーズに進んでいける。電験三種のベースがあれば、おそらくいろいろなことが次につながっていくと思います。ですから、まずは若い方に取ってほしいというのがひとつです。
次に、電気関係で仕事を続けている方、あるいは電気工事業に転職を考えている方に勉強してもらいたいです。メーカーにいて電気やモーターを作っている方も、電験三種で身につけた視点から見られるようになると、自分のやっていることをまた違った角度で見ることができて視野が広がるはずです。
久保田 中高年の方にも学んでいただきたいですね。就職もなかなか大変なこの時代にできるだけ良い条件でと思われるなら、電験三種があると大きく違います。これからは人生100年の時代です。退職後に何をするのか考えたとき、自分の力を少しでも社会の役に立てたいと思うのであれば、非常に有用な資格だと思います。
私も55歳で電験三種を取得していますが、高齢になってから取る人も大勢います。同僚に「60歳で取れたよ」と言っている人もいましたし、90歳を超えているのに、個人事業主としてやっている方も知っています。元気で健康であれば身体が動く限り働くことができる。そういう点でも、とても優れた資格です。若い人に比べ高齢者は確かに合格率は低くなりますが、努力すれば取れる、諦めなければ取れる資格です。頭の体操にもなりますし、生活にも役立ちます。
──女性の方もいらっしゃいますか。
久保田 まだ少ないですね。試験会場に行ってもちらほらとしか見受けられません。けれども主任者はいろいろなところに目を配らなければならないので、緻密で気がつく人に向いている資格です。特に力仕事をするわけではない監督業務なので、むしろ女性向きの資格だと思います。
──最後に、電験三種をめざしてこれから勉強してみたいという読者にメッセージをお願いします。
久保田 電験三種は決して簡単な試験ではないかもしれません。けれども今の苦難は明日への希望です。「必ずこの資格を取る!」という信念と情熱を持っていれば大丈夫です。勉強を始めるのに旬はありません。挑戦してみたいと思った時こそが旬の時です。一緒にがんばっていきましょう。
酒谷 出題範囲は広いですが、基礎力に磨きをかけ、応用力をしっかり身につけ、的を絞った学習方法で、各科目の合格点をめざせる試験です。私たち講師陣が問題を解くポイントをわかりやすくナビゲートします。講座では4科目合格を1年間でめざすコースはもちろん、科目合格の方を対象にした科目別コースもあります。途中で諦めないで、一度めざしたら合格するまで挑戦していきましょう。
[TACNEWS 2018年12月号|特集]