通関士講座 合格体験記｜井上　司さん

井上　司さん

通関士を目指したきっかけ

直接業務に必要という訳ではなかったのですが、会社で商品を輸入しており手続きを通関業者に依頼していたのですが、具体的にどのような事をしているのか、商品が輸出され入荷されるまでの流れを把握出来れば仕事に役立つのではないかという事を思った事がきっかけです。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

書店で分厚い参考書を見たときに、何から手を付けてよいのか分からなかった。テレビで見た資格の予備校の番組もきっかけの一つ。周りに頑張っている人達を見て、自分のやる気を奮い立たせたかった。

ＴＡＣを選んだ理由・決め手

やはり対面で授業を受けることが出来るという事。分からないことをすぐに聞ける環境が欲しかった。ＷＥＢ配信で講義を繰り返し見られる事も決め手となった。

効果的な学習方法

最初に先生が予習はしなくてよい。復習をしっかりとするようにとおっしゃったので最初は驚いたがその言葉を信じ最後まで貫いた。結果的にはそれがとても効果的で自分にも合っていた。講義を聞き、ＷＥＢ配信で再度テキストを確認し、講義の範囲のスピードマスターを繰り返す。ミニテストは講義の時は点数を取れなくても、復習して再度解きなおして満点を取れるようにする。時間が余っても先に進まずスピードマスターを繰り返す。とにかく講義の内容を復習する事で力がついたと思う。
関税法等、通関業法の講義が終わり、通関実務の講義の間に少し時間が空くが、その期間に初めて関税法等、通関業法の過去問に取り組んだ。通関実務の講義が始まってからは、通関実務９割、他１割位の割合しか時間が取れなくなる。
直前期は過去問、答練、公開模試の問題を繰り返し、週１回スピードマスターを通しで解いた。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

総合本科生４月開講コースを受講したが、比較的遅い開講コースだったのでＧＷに講義が集中し、復習する時間がなく、それでいて講義は次々に進んでいくのでとても焦ったし大変だった。失敗談としては、テキストの読み込みが少なかった事。もっと読み込んでいれば、余裕が持てたと思う。

仕事や大学などの講義と通関士試験勉強の両立法

仕事との両立は難しく、土日メインで復習する時間を作っていた。平日はあまり時間がとれないので、手軽に力がつくスピードマスターを中心に繰り返し問題解きをしていた。

ＴＡＣを受講して良かった点

【講師】
他社のテキストは勿論、ＴＡＣのテキストも読んだだけでは難しいのだが、先生が冗談も交えながらとても分かりやすく嚙み砕いて説明して下さり、印象に残りやすく覚えやすかった。やはり重要なポイントも教えてもらえるのも独学では得られないものだと思う。
【教材】
とにかくスピードマスターが素晴らしいの一言です。最初はこの１冊だけで合格出来るの？と思ったりもしたが、問題集はこの１冊で十分で、他は過去問集が本当に役に立ちました。都度答練の復習や公開模試等もあるので、教材は充実していました。
【オンラインホームルーム】
オンラインホームルームはとても有効でした。質問コーナーが特に有難かったです。みんなの質問を聞くと同じような悩みを共有できた気がしました。不安なのは自分だけじゃないんだと思え、頑張る力をもらえました。
【チューター制度】

直前答練・全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

答練、公開模試はとても有効でした。時間配分や実際にマークシートにマークする事、１日の試験の流れを体感できるという事はとても重要でした。直前期に苦手分野の洗い出し重点的に復習する事が出来ました。また復習教材として、何回も繰り返し解き直しました。

オプション講座を受講してよかった点

オプション講座は全て受講しました。特に語群選択予想は有効でした。五肢択一、複数選択式では何となく覚えていても得点できる事もあるが、語群選択はしっかりと覚えていなくては得点できません。試験の重要な得点源をしっかりと確認することが出来た。

これから受講する方への応援メッセージ

私が合格できるかも！と思ったのは受験直前９月の後半、試験１週間程前でした。それまで全く分らなかった問題がある時スッと分るようになり「いける！」という瞬間がありました。最後まで諦めなかったからこそです。必ず合格するんだ！と思って先生と自分自身を信じて頑張ってください！