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S・Yさん
DATA BANK
商社で一貫して営業でありましたが、予備知識が無いまま物流部署に配属となり、体系的に通関実務を学習理解する必要性を痛感したからです。
50歳に届く年齢でもあり、通信講座等で1人で学習を続ける根気と自信が無かったからです。また独学で無駄な時間と労力を費やす気も無く、短期間で効率的に合格したかったこともあります。
通関士の試験を受けようと思ってたまたまYouTubeを見ていたら、TACが出ており講義内容が面白くかつ分かりやすいと思いました。場所が八重洲と通学に便利だったこともTACにした決め手でした。
【1回目受験】5月開講のTAC短期合格本科生を選択し、7月までは土曜の講義を中心に教科書のスピードテキストと過去問スピードマスターを繰り返しました。オプションの夏期講習と模試は全て受講し、本番まではテキストの精読、答練・模試5回分を3往復しました。 【2回目受験】1回目の失敗を踏まえ、12月より翔泳社の『通関士完全攻略ガイド』を精読、『通関士過去問題集』と『通関実務集中対策問題集』を各5回は繰り返しました、5月よりTAC通関実務本科生を選択しました。1回目同様にTACの講義を中心にオプションの夏期講習と模試は全て受講し、本番までには過去問5年間と2年間の答練・模試10回分を2回繰り返しました。
1回目の受験は関税法が2点足らず、他2教科はぎりぎり6割取れた内容でした。思い返すと丸暗記に徹して本当の理解が不足していました。2年目は立法趣旨の理解を踏まえた学習を心がけました。
仕事と業務の両立ですが、たまたま2回の受験ともコロナの影響で、飲み会などの誘惑が無く帰宅後や土日の学習に集中できました。定期的にジョギングすることで気分転換と体力を養いました。
1年目の短期合格本科生は星野先生、2年目の通関実務本科生は小貫先生。星野先生の講義は無駄が全くないプロの授業でしびれました。小貫先生の語呂合わせは貨物分類講義で真骨頂が発揮されます。教材については、スピードテキストはコンパクトに纏まっており、スピードマスターと併用することで試験合格水準はマスター可能です。本科生講座とオプション講座は2年間続けて全て参加しましたが、2年目はジグソーパズルがはまっていく感覚がありました。
TACの直前答練、公開模試は本番より難しく作られており、少々得点が低くても心配無用です。間違えたところは関連部分を集中して学習に当てます。ちなみに内容は出題傾向を踏まえて毎年変えてくれてます。
1回目、2回目共に全て受講しました。1回目は理解が追い付かないところもありましたが、2回目になるとすっと頭に入りました。直前模試は一桁順位となり、まず本番も大丈夫だろうと自信になりました。
仮に1回で受からなくても、2年目の学習は1年目に学習した内容が基礎となりますので、2年間じっくり学習が出来ると前向きに捉えましょう。貨物分類は丸暗記するより関税率表を読み込むことで応用が利くようになります。
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