合格のポイントも押さえよう 公務員の面接でよく聞かれる質問例を紹介!
「面接では何を聞かれるのだろうか」と不安に思う人もいるかもしれません。しかし、質問内容を事前に予測できていれば、受け答えしやすくなるでしょう。
この記事では、公務員の面接でよく聞かれる質問例を紹介します。合格するためのポイントも併せて参考にしてください。
<目次>
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公務員の面接でよく聞かれる6つの質問
公務員の面接では、以下の6つがよく質問されています。
- 公務員を選んだ理由は何ですか?
- 〇〇市を選んだ理由は何ですか?
- 取り組んでみたい仕事は何ですか?
- 自己PRをしてください。
- 今まで頑張ってきたことはありますか?
- 過去の失敗談を教えてください
頻繁に問われる質問内容を押さえておくことで、良い印象を与えられる答えをあらかじめ用意できます。ここでは、それぞれの質問内容について詳しくみていきましょう。
1.「公務員を選んだ理由はなんですか?」
公務員を選んだ理由は、必ずといっていいほど質問されます。なぜ民間企業ではなく、公務員を選んだのか、理由を明確に答えられるように準備しておきましょう。
その際、民間企業を否定するような発言は避けるのが賢明です。自分が志望する自治体には、どのような特徴や仕事があるのかをしっかりと調べたうえで回答するのが望ましいでしょう。
2.「〇〇市を選んだ理由は何ですか?」
地方公務員であれば、よく聞かれる質問です。「長年住んだ地域だから」「生まれ故郷だから」といった理由では弱いでしょう。
面接官に良い印象を与えるためには、自治体の方向性や自身の将来像、該当地域に対する思いを混ぜながら回答するのがおすすめです。
例えば、「該当地域がどのような街を目指しているのか」「どのような施策に取り組んでいるのか」なども事前に調べておくことでより良い回答ができます。また、他の自治体との比較も行っておくことで、該当地域で働きたい思いを表現しやすくなります。
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3.「取り組んでみたい仕事は何ですか?」
取り組んでみたい仕事内容を聞くことで、仕事に向き合う姿勢や価値観を知ろうとしています。そのため、漠然と「市民の役に立ちたい」といった回答をするのではなく、具体的な仕事内容を伝えるようにしましょう。
そのためにはやりたくないことを明確にしたり、自己分析を行ったりすることが重要です。自分がどのような公務員になりたいかを考えたうえで、やりたいことを伝えるようにしましょう。
4.「自己PRをしてください。」
自己PRについて答える際は、以下の流れで回答するのがおすすめです。
①自分の強みは何かを伝える ②その理由や具体例を簡潔にまとめる ③自身の強みを公務員としてどのように活かしていくかを伝える
ただ「責任感がある」「コミュニケーション能力がある」といった漠然とした答えを伝えても、面接の良い結果にはつながりません。上記の流れを意識することで、適切な自己PRができるでしょう。
自治体によっては「1分間で」など時間指定があるため、事前の準備が重要です。
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5.「今まで頑張ってきたことはありますか?」
今まで頑張ってきたことは、面接でよく聞かれる質問です。例えば、勉強や部活動、ボランティア活動など、今まで頑張ってきた具体的な内容を伝えるようにしましょう。
その際、ただ単に頑張ったことを報告するのではなく、「経験を通して何を得たのか」「公務員の仕事にどう活かしていくのか」をセットで回答するのが重要です。質問されたときにつまることなく回答できるよう、あらかじめ自己分析をしっかりしておきましょう。
6.「過去の失敗談を教えてください」
面接官は過去の失敗談から、「何を学んだのか」「どのように乗り越えたのか」を知ろうとしています。そのため、過去の失敗談の中から、自己成長につながったものを選ぶことが大切です。
例えば、学生時代に対人関係の失敗から、コミュニケーションスキルの重要性に気付くこともあるでしょう。失敗を経験したからこそ、成長できた自分をアピールすると面接官に良い印象を与えられます。
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公務員試験で行われる面接の3つのタイプ
公務員試験で行われる面接のタイプは、以下の3つです。
- 受験生1人に対して実施される「個別面接」
- 受験生複数人に対して実施される「集団面接」
- 受験生同士で討論する「集団討論(グループディスカッション)/グループワーク」
基本的には個別面接が実施されていますが、集団面接や集団討論(グループディスカッション)/グループワークと組み合わせて実施されるケースもあります。ここでは、公務員試験で行われる面接のタイプについて解説します。
1.受験生1人に対して実施される「個別面接」
公務員試験でもっともよく行われているのが個別面接です。受験者1人に対して、面接官2~3人で実施します。
1回の面接時間は15~30分程度が一般的で、多くの場合志望動機や自己PRといった基本的な質問をされます。事前に提出したエントリーシートを元に、深堀り質問される場合もあります。
なお、自治体によっては複数回にわたって個人面接が実施されるケースもあるため、よく確認しておくことが大切です。
2.受験生複数人に対して実施される「集団面接」
集団面接とは、受験生5~8人に対して面接官も複数人で行われる面接形式のことです。質問の答え方は面接官が回答者を指名する指名制で行われることが多いものの、自治体によっては挙手制を導入しているケースもあります。
挙手制の場合は早く答えることで面接官に好印象を与えられるほか、他の受験者と答えが被るリスクを軽減できます。そのため、あらかじめ質問内容を想定して、回答を準備しておくといいでしょう。
3.受験生同士で討論する「グループディスカッション」
グループディスカッションとは5~10人程度でグループを組み、与えられた課題について意見をまとめる形式の試験です。討論や共同作業をしている姿を通して、受験生のコミュニケーション能力や協調性を見ています。
そのため、全く発言をしなかったり、周囲の意見を聞いていなかったりすると評価も良くないでしょう。友人に話しかけるように討論すれば緊張も和らぎ、意見もまとめやすくなります。
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公務員の面接で合格するための3つのポイント
公務員の面接対策を行う際は、質問の答えを考えておくだけではなく、以下の3つのポイントを押さえておくことが重要です。
- 面接カードの対策も行っておく
- 求められる人物像やスキルを理解する
- 面接の練習場所を見つける
特に、面接の練習場所を見つけることで、場の雰囲気に慣れる効果も期待できるでしょう。ここでは、公務員の面接で合格するためのポイントを解説します。
1.面接カードの対策も行っておく
公務員の面接試験を受ける場合は、面接カードの対策も行っておきましょう。
面接カードとは、面接を受ける際に参考資料として用いられる書類のことです。つまり選考で用いられることから、実際の面接を受けているつもりで作成することが重要だといえるでしょう。
自治体によっては、出願時に面接カードの提出が求められることもあります。面接カードの提出から面接当日まで時間があるため、直前に焦ることがないよう、事前の準備をしておくと良いでしょう。
また、面接カードを作成する際は、読み手の負担を軽減できるようわかりやすく簡潔に、また、矛盾がないように記載するのがポイントです。誤字脱字にも注意し、手書きの場合は1文字ずつていねいに記入します。
2.求められる人物像やスキルを理解する
公務員試験で合格するためには、求められる人物像やスキルを理解するのも重要です。例えば、自己分析を行っていけば自身の強みやアピールポイントがいくつも見つかるでしょう。
しかし、限られた時間の中でそのすべてをアピールすることはできません。そのため、求められる人物像やスキルに沿って回答すれば、面接官に効果的なアピールができます。
また、説明会に参加することで志望先が求める人物像やスキルを理解することはもちろん、志望先の仕事内容を正確に把握することも重要です。
3. 面接の練習場所を見つける
公務員の面接試験に合格するためには、面接の練習場所を見つけておきましょう。面接の練習を何度も繰り返し行うことで、言葉遣いや所作はもちろん、場の雰囲気に慣れることが目的です。
例えば、志望動機や自己PRといった基本的な質問だけではなく、その他の質問への対応方法を学べるのも魅力のひとつです。実践練習をすることで、本番に向けて万全の準備ができるでしょう。
公務員の面接対策を行おう
公務員の面接対策を行う際は、よく聞かれる質問内容を把握しておきましょう。あらかじめ質問内容を予測できていれば、的確な回答ができます。
しかし、「面接の雰囲気に慣れたい」「面接の練習相手になってくれる人がいない」という人も多いのではないでしょうか。TACでは、最新の情報を元に作成された教材だけではなく元公務員職員を含む、様々な経歴を持つ講師陣による模擬面接など充実した面接対策も行っているので、不安のある人はぜひご相談ください。
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