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公務員の勤務時間は? 労働時間・残業の有無・休暇について解説!

公務員の勤務時間は?
労働時間・残業の有無・休暇について解説!

公務員の勤務時間は、基本的に8時間です。しかし職種によっては、勤務時間が長い、休暇が取りにくいといった場合もあるでしょう。

本記事では、公務員の勤務時間や残業の有無、休暇のとりやすさについて解説します。随所で、民間企業とも比較して解説していくので、公務員になるか民間企業へ就職すべきか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。

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公務員の勤務時間ってどのくらい?

公務員の勤務時間ってどのくらい?

これから「公務員として働く」「公務員を目指す」という方にとって、勤務時間はどのくらいなのか、気になるところでしょう。よく「公務員はホワイトだ」と言われています。

自治体によって残業の有無に差はありますが、場所によっては定時ぴったりに退社できるところもあるようです。では公務員の勤務時間はどのくらいなのでしょう。

また公務員のなかでも、勤務時間が長い職業とは、どんな仕事なのでしょうか。本章で解説します。

基本は8:00〜17:00

公務員の勤務時間は、基本的に8:00〜17:00です。そして土日・祝日は定休日となっています。残業が多い一般企業と比べると、かなりホワイトな職場といえます。

また有給に関しても、問題なく取得できる職場が多いようです。

職場によっては、上司の顔色を伺わないといけないケースも度々見られる民間企業に比べると、この辺りもかなり働きやすい環境といえるでしょう。ワークライフバランスから考えても、無理なく働き続けることができる環境です。

アフターファイブを充実させたい、仕事とプライベートをしっかりと分けたいと考えている方にとっては、最適な職場環境と言えます。

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職種によっては勤務時間が長い

いくらホワイトな職場とされている公務員でも、なかには勤務時間が長くなってしまう職種もあります。公務員のなかでも、勤務時間が長い・体力が必要とされている職種の代表としては「警察官」「消防官」「学校の先生」などが挙げられます。

それぞれの職種の勤務時間について、以下で解説していきます。これらの職業を志す方は、ある程度、長時間労働になる可能性を考慮してください。

警察官・消防官

長時間労働となる可能性が高い職種として、まず挙げられるのは「警察官」と「消防官」です。これらの職業は、いつ非常事態が発生するかわからないため、勤務時間が長時間に及ぶ可能性があります。

また休日であっても、有事の際には急遽駆けつけなければならないケースもあります。

一般市民の安全を第一に考えなければならない職業であるため、ある程度は仕方がない面もあり、これから警察官や消防官を志す方は、この点も考慮して考えておきましょう。

学校の先生

学校の先生もまた、長時間労働とされている職業です。しかし、近年問題視されていることもあり、今後改善されていく可能性もあります。

なお、部活動などの顧問を任された場合は、土日であっても練習や遠征試合などのために出向く必要があり、休日出勤も増えます。この点から見ると、公務員であっても、学校の先生は民間企業以上に勤務時間が長い職業といえるでしょう。

もちろん、生徒とのコミュニケーションを通して「人を育てる」という、大きなやりがいのある職業なので、勤務時間だけを見て、判断するのはおすすめできません。

残業の有無は?

残業の有無は?

公務員の勤務時間は、基本的に8:00〜17:00であると解説しました。では、残業についてはどうでしょうか。

公務員の残業時間については、地方公務員と国家公務員とでは異なります。地方公務員と国家公務員、それぞれの残業の有無について、以下で解説していきます。

これから、どちらを志すべきか迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。

地方公務員の場合

地方公務員の場合は、自治体によって残業量が大きく異なります。公務員は民間企業に比べ残業が少ない、ホワイトだというイメージが強いですが、絶対に残業がないということではありません。

民間企業と同じように、残業がほとんどない職場もあれば、そこそこ残業をしなければならない職場もあります。

また同じ職場であっても、部署によって忙しさが全く異なるという例も珍しくありません。

国家公務員の場合

国家公務員の場合はどうでしょうか。国家公務員は、地方公務員よりも忙しいというイメージがあります。

2019年8月での国家公務員残業ランキングから見てみましょう。

最も残業が多いのは「財務省」であり、月平均72.95時間。次に残業が多いのは「文部科学省」であり、平均残業時間は72.43時間です。

反対に、最も残業時間が短いのは「裁判所」で、平均9.15時間です。

なお、政府は業務のデジタル化などでの効率化を2021年度から5年間で進めるよう、取り組んでいます。

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公務員の忙しさ・休暇について

公務員の忙しさ・休暇について

地方公務員なのか国家公務員なのかはもちろんのこと、自治体や部署によっても仕事の忙しさは変わります。では地方公務員や国家公務員の忙しさとは、どの程度なのでしょうか。

本章では、地方公務員や国家公務員の忙しさや、休暇の取りやすさについて解説します。できるだけ忙しくない職場に就きたいと考えている方は、参考にしてください。

地方公務員の仕事は忙しい?

地方公務員は、安定した働き方ができると言われることが多い職業です。しかし地方公務員のなかでも、責任あるポジションに就いている方は、その分業務量も多くなります。

また普段は日勤の職員であっても、災害時には緊急の夜勤が入ってしまうこともあります。役所のなかで、忙しくなりがちなのは、以下のような部署です。

  • 人事企画
  • 市民税
  • 財政
  • 介護保険
  • 児童福祉
  • 高齢者福祉

国家公務員の1日のスケジュールは?

では国家公務員の場合は、どうでしょうか。国家公務員の忙しさについて、残業がある日の1日のスケジュールを紹介します。

時間業務内容
9:15 登庁
新聞やネットで情報収集
メールのチェック
9:45~ 会議の準備
構成員・傍聴者への案内やテレビクルーへの対応
10:30〜会議(参加者の意見を記録)
13:30〜対応業務(外部からの質問への対応など)
16:00〜 資料作成など事務仕事
19:00〜夕食(庁内の食堂などで)
21:30 退庁

地方公務員の休暇

次に、休暇のとりやすさからも仕事の忙しさを考えていきましょう。まず地方公務員について、休暇のとりやすさを見ていきます。

基本的に地方公務員であっても土日は休日となります。繁忙期になると、思うように休暇を取れない場合もあるかもしれませんが、基本的には完全週休2日制です。

繁忙期でなければ土日と有給を繋げて、連休とすることもできるようです。もちろん職種や職場によって、休暇の取りやすさは異なるかもしれませんが、全体を見ると「休暇がとりやすい仕事」といって差し支えないでしょう。

国家公務員の休暇

国家公務員であっても、有給休暇は取得しやすい傾向にあります。国家公務員の休暇は、年次休暇や病気休暇、介護休暇、特別休暇などです。

有給休暇は年20日あります。もちろん、取得しなかった休暇については、翌年に繰り越すことができます。

ちなみに有給の使用日数は、平均14.4日(2019年時点)でした。病気休暇は90日を超えない範囲で取得可能です。

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自分に合った公務員を目指そう

自分に適った公務員を目指そう

警察官や消防官、学校の先生などの例外もありますが、基本的には公務員とは、勤務時間が短いまたは、残業が少ない職業とされています。基本的には8:00に出社し、17:00に退社できるので、ワークライフバランスの観点から見ても、私生活を充実させることができる職業といえます。

勤務時間の短い職業に就きたいと考えている方は、ぜひ公務員を志すことをおすすめします。

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