2024年度 公務員講座 合格者の声
活用できる機会やツールは積極的に活用
伊藤 薫さん
Profile
| 最終合格先 | ●京都市（福祉/先行実施枠） ●大阪市（社会福祉/一般） ●神戸市（福祉/適性試験方式） |
|---|---|
| 出身校 | 大阪市立大学 生活科学部 在学中合格 |
| コース | 心理職・福祉職地方上級本科生 |
| 入学年月 | 2023年4月 |
| 民間就活経験 | あり |
| 最も力をいれた科目 | 福祉 |
- 公務員を目指したきっかけ・理由
- 私が公務員福祉職を志望したのは、誰もが安心して自分らしく暮らせる環境づくりに貢献したいという思いからでした。公務員福祉職には、市民に近い立場で直接支援を行える魅力があります。窓口に来られた方を適切な制度やサービスにつなげたり、生活の場面で直接市民の方と関わり、ニーズや課題を聞き取り、個々人に応じた支援を展開できると考えました。さらに、公務員という立場は、個別のニーズや地域のニーズを把握し、そのニーズを普遍化したうえで新たな制度やサービスを開発できるという点も魅力的でした。近年、複合的な課題を抱える世帯が増加しており、多職種連携が重要視される中で、行政は支援のネットワーク構築に欠かせない役割を担っています。このような公務員福祉職だからこそできることがあると考え、自分もその一翼を担いたいと思い志望しました。
- TACを選んだ理由・よかったところ
- TACを選んだ主な理由は、Web講座が充実していたからです。私が公務員対策を始めたのは大学3年生の時からでしたが、実習や民間の就活もあり定期的な通学が難しい状況でした。そんな中でも、Web講座なら隙間時間に取り組めるという点が大きな魅力であり、時間の制約が多い中でも効率的に学習を進められる環境が整っていたことが、TACを選んだ決め手となりました。
- 通信講座・担任講師おすすめポイント
- 公務員福祉職の受講形態はWeb講座でしたが、Web HRや担任カウンセリングなどの機会も豊富にあったことです。これらのイベントや機会を積極的に活用することで、自宅にいながらでも多くの面接練習の機会を得たり、実際に合格した方々の声を聴くなど、貴重な情報収集のチャンスを得ることができました。特に印象に残っているのは、担当講師の方々の丁寧なフィードバックです。面接対策では客観的な意見をいただき、公務員試験ならではの視点に基づいたアドバイスをいただけたことで、公務員専門の講座を受ける意義を強く感じました。また、質問や文章の添削に関するメールを送った際も、迅速かつ的確な返信をいただき、大変心強く感じました。
- 面接試験対策
- 面接試験対策では模擬面接や本番等の人前で話す機会の場数を踏んで、穴を潰していくことが重要だと感じました。面接練習に挑む前には、自治体ごとの復元問題や公務員試験で定番の質問、聞かれやすいポイントを参考にしながら、自分のエントリーシートやエピソードをもとに想定質問を作成しました。その際、担任講師にもエントリーシートを見ていただき、どのような点が聞かれそうか想定質問をまとめていただきました。これらの準備をしたうえで、Web講座内の担任カウンセリングや面接対策の時間を利用して模擬面接に臨みました。模擬面接では、エピソードの中で一貫性や論理が不十分だった部分を指摘していただいたり、終了後には客観的なフィードバックをもらいました。そうしたフィードバックをもとに改善し、次回の練習に活かすことを意識しました。練習の回数を重ねるごとに、自信のないところや固めきれていない部分を徐々に克服していき、最終的には自信を持って本番に臨むことができたと考えます。
- 論文・専門記述対策
- 福祉の専門記述対策では、まず講座で基礎知識を学びました。さらに、福祉だけでなく時事問題を扱ったテキストも活用し、特に福祉や政策に関する内容を重点的にチェックしました。専門記述では、知識のインプットだけでなくアウトプットが重要だと考え、自治体の福祉職の過去問を積極的に解きました。 また、過去問や近年の福祉の動向から出題されそうなテーマについて講師に相談しながら、自分なりに論述できる状態を目指しました。こうした傾向を把握するなど準備の過程で、時事問題のテキストが非常に役立ちました。文章は可能な限り第三者に見てもらい、客観的な意見をもらうことが大切だと実感しました。
- これから受験する人へのアドバイス
- 公務員試験の対策を全て独学で進めようとしたり、一人で完結させようとするのはなく、提供される機会やツールは積極的に活用すべきだと思います。特に面接対策や文章を書く際には、必ず第三者から客観的なアドバイスやフィードバックをもらうことが重要です。そうしたフィードバックをしてくださる存在として、公務員の専門講座を持っているTACは非常に心強い存在でした。公務員試験の就職活動は長期戦になりますが、無理なく自分のペースで頑張ることが大切です。皆さんも自分を信じて、最後まで諦めずに頑張ってください！
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