2024年度 公務員講座 合格者の声

心理職・福祉職合格体験記

私とTACと公務員試験

心理職・福祉職合格者

S.S.さん

Profile

最終合格先 ●法務省専門職(保護観察官)
●国家一般職(大卒)
出身校 M大学 教育学部 卒業
コース 法務省専門職本科生
入学年月 2024年1月
民間就活経験 あり
最も力をいれた科目 社会学
公務員を目指した理由・キッカケ
 生きづらさを感じている人々を支援したいという思いから公務員を志しました。特に、公務員だからこそできる支援に貢献したいと考えたことや、生きづらさをもたらす社会的な要因を可能な限り減らし、すべての人が心豊かに暮らせる仕組みづくりに携わることができるのは公務員であると考えたことが大きな理由です。
TACを選んだ理由・良かったところ
 ①相談サービスの充実:質問メールや担任カウンセリングを大いに活用しました。科目における疑問点から、受験に対する不安相談まで、非常に丁寧に対応していただけます。一人で悩む時間がもったいないので有り難く活用し、少しでも不安を解消していくことができました。
 ②模擬面接の充実:模擬面接の予約回数自体に制限はないので、機会は十分に提供されていたと感じます。心理職・福祉職コースはWeb受講ですが、だからこそ地方によって対応やサポートの差はありません。また、Web受講生でも校舎に通い模擬面接練習に参加することが可能でした。存分に練習し自信をつけられたと思います。
 ③専門記述添削の充実:心理職・福祉職を目指すコースで、心理学以外の専門記述添削サービスがあるのが本当に貴重だと思います。私は専門記述で社会学を専攻したかったので大変有り難かったです。
担任講師のおすすめポイント
 心理職・福祉職の講師である山口講師は、受講生一人ひとりの人生に寄り添い、暖かく、丁寧にサポートしてくださいます。勉強方法や面接対策について的確なアドバイスをくださいますし、自信を持って試験に臨めるよう、様々な形で支援し続けてくれます。また、受験を通して受講生が自分の課題や可能性に気づき、成長できるよう導いてくださいます。講師からそうしたサポートを受けること自体が、心理職・福祉職を目指すうえで大切なことを学ぶ素晴らしい機会になると思いますので、安心して相談していきましょう。
 また、山口講師は試験に関する情報だけではなく、社会情勢やその背景、政策等に関して豊富な知見をお持ちです(もちろんの他の講師方も同様です)。講師からご指導いただくことは、試験合格を目指すだけでなく、幅広い視点から社会を捉え、これから自分はどう生きていきたいのか、何ができるのか、改めて深く考える貴重な機会となるはずです。ぜひ積極的に質問し、たくさんのことを学び取っていきましょう。
択一試験対策
 次の方法を好んで取り組んでいました。①テキストのある範囲を様々な方法(音読、図示など)で必死に覚える(1分間)→②テキストを閉じ、覚えた箇所をルーズリーフに自力で再現する(1分間)→③テキストを開き、覚えきれなかった箇所を補充する(1分間)→④次の範囲で繰り返す、です。また、一度で完璧に覚えたいという気持ちは潔く捨て、何回でも触れることを重視し、1ページ進んだら2ページ遡るといった方法を取り入れていました。
 自分に合った勉強法ならどんなものでも良いと思いますが、知識を必要な時に正確に取り出せる状態に仕上げるためには、何も見ずに自力で知識を再現する練習や、知識を適切な形に変形する練習に時間を割くことが重要だと思います。
 さらに、出題される形で暗記するために過去問演習も大切です。過去問で覚えた新たな知識はテキストに書き込み、情報を一元化して整理しておくことで、試験当日の荷物がかさばりません。
業務説明会の活用法
 実際に働くイメージを持つためには現場の生の声を聞くことが欠かせません。説明会が無くとも積極的に自分でアポイントを取りましょう。業務研究を十分に行うことで「大変な側面を理解したうえで折り合いをつけて働く覚悟がある」としっかり伝えられます。また、目指す職種と自分の適性がマッチするポイントを見極め、面接で的確にアピールすることができます。自分のスキルや経験を根拠に、面接官に「この人を採用したらこういう働きをしてくれそうだ」とイメージさせましょう。
 また、周辺職種・他自治体への説明会に参加したり、民間、NPO、支援団体等の講演会を聴講したりするのもオススメです。自分が目指す職種・自治体と比較して違いや棲み分けを理解することにより、「だからこそここで働きたい」という強い熱意を伝えることができます。
 根拠と熱意の組み合わせで人は深く納得してくれます。そのための材料を説明会で集めていきましょう。
これから受験する人へアドバイス
 TACでは、助けを求める者には必ず手を差し伸べてもらえます。勇気を持って質問メールや相談制度を存分に活用することが、受験を乗り越える鍵です。また、情報が少ないと言われる心理職・福祉職試験において、一人で情報を取捨選択していくのは非常に大変です。TACを上手く利用しながら、自分が信じる道を獲得していってください。

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