普段当然のように利用している「医療」の仕組みや、病院収支の概要などについて基礎の基礎から学び、病院経営を学ぶための土台を作ることができました。
櫻庭 唱子 さん
保健師・看護師、医療政策シンクタンク職員(非常勤)
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受講講座
病院概要入門
オリジナルテキストは、大変見やすくわかりやすく纏められ、短時間で集中して学ぶことができました。
「病院概要入門」では、医療の質を維持向上するための仕組みを理解するために必要な基本的なところから学べ、病院経営実務講座受講生が持つべき基礎知識が詰まっていました。また、オリジナルテキストは、大変見やすくわかりやすく纏められ、短時間で集中して学ぶことができるように構成されています。
特に、医療のバックグラウンドがなく病院経営の学習を始める方や、専門分野の学習を開始する医療系学部生(低学年)への導入教材としても最適だと感じました。
第1回目講義:医療機関の定義、医療計画と保健医療圏などの概要から、大学病院の役割、診療科と病院での診療、病院の組織構造など
第1回目では、医療機関の定義、医療計画と保健医療圏などの概要から、大学病院の役割、診療科と病院での診療、病院の組織構造などについて丁寧にレクチャーいただきました。セクション内の<Check!>では、混同しやすい用語の整理し、制度や学術団体の所以などについて簡潔に記されています。これらの基本的な知識を押さえることで、身近にある組織の役割や立ち位置を具体的に理解することができます。
第2回目講義:病院収支の仕組み、地域包括ケアシステム、情報通信技術(ICT:Information and Communication)×医療など
第2回目では、病院収支の仕組み、地域包括ケアシステム、情報通信技術(ICT:Information and Communication)×医療などについて、豊富な挿絵とともにわかりやすく説明されていました。また、人口構造の変化に沿った医療体制の考え方、高度化するICTの活用について紹介され、社会背景に留意した構成が良かったです。また、社会の動向に敏感になれるよう論文や病院情報の検索方法、チェックポイント、サイトの紹介など、「今さら聞けない」情報が細かく明記されていました。
なお、医療関係者にとっては、基本的であり、優しい内容となっているので流し読みで良いと思います。
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