令和6年度秋期試験「受験生応援特集」
2024年10月13日(日)実施の令和6年度秋期 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験を受験される方へ、直前期に役立つ情報をまとめた「受験生応援特集」です。
本試験まであと少しです。体調にはくれぐれもお気をつけいただき、万全の状態で本試験に臨んでください!
TACは最後まで受験生の皆さまを応援します!
すべての受験生へ【直前のスコアアップに役立つ用語チェックリスト】
最近になって重要度を増している分野を中心に、出題が予想される用語をリストにしました。本番前のスコアアップに役立ててください。(用語をクリックすると意味が表示されます)
BYOD(Bring Your Own Device)
CISO(Chief Information Security Officer)
DtoC(Direct to Consumer)
EDR(Endpoint Detection and Response)
FIDO(Fast IDentity Online)
HRテック
IPS(Intrusion Prevention System)
ISMAP(Information system Security Management and Assessment Program)
JSON(JavaScript Object Notation)
LPWA(Low Power Wide Area)
MIMO(Multiple Input Multiple Output)
MDM(Mobile Device Management)
PoC(Proof of Concept)
RPA(Robotic Process Automation)
SDN(Software-Defined Networking)
SEO(検索エンジン最適化)
SoR(Systems of Record)/SoE(Systems of Engagement)
WORM(Write Once Read Many)機能
アグリゲーション
アーリーアダプタ(オピニオンリーダ)
エクスプロイト(exploit)
エッジコンピューティング
活性化関数
教師あり学習
クラウドソーシング
グラフ指向DB
クリエイティブコモンズ(CC:Creative Commons)
クリックジャッキング
ゲーミフィケーション
コモディティ化
コールドアイル
サイバーキルチェーン
シン・プロビジョニング
スケールアップ/スケールアウト
ゼロトラスト
ソルト
ダイバーシティ(diversity)
タスクボード
ダークウェブ
ノーコード/ローコード開発
二重脅迫(ダブルエクストーション)
ニューラルネットワーク
ハイブリッドクラウド
パスワードリスト攻撃
ハプティックデバイス
バーンダウンチャート
ビジネスインテリジェンス(BI:Business Intelligence)
ビヘイビア法
ファジング
プロダクトオーナ
水飲み場型攻撃
ランサムウェア
応用情報技術者試験
本試験直前学習法
皆さん、対策学習は進んでいますか?
週末は長い時間が確保できてじっくり学習ができるチャンスです。そのチャンスを逃さず集中して演習に取り組みましょう。もちろん平日も空いた時間はすべて学習に使ってください。
自分を甘やかさず、「絶対合格!」という強い気持ちで頑張りましょう。
以下、当日までの「追い込み」学習の進め方についてお話しします。
【1】午前対策をしっかり仕上げるとともに、基本知識を養う
午前試験・午後試験は共に合格ラインを突破しないと、合格できません。そこで、午前対策問題集を必ず持ち歩き、通勤時間、待ち合わせのとき、昼食後などの短い時間もどんどん演習を行うことが必要です。
午前対策は特に追い込みが効果を上げますから、弱点分野を中心に、なるべくたくさんの演習問題を解きましょう。
さらに、午前対策は、午後試験に必要な基礎知識を養うことにつながります。午後の選択問題部分は、午前対策で養う基礎知識が必要と考えてください。
【2】弱点分野や強化したい分野の演習を集中的にこなし、解き方を身につけよう
セキュリティと選択問題の中で、「弱点となる分野」または「安定した得点源となるように強化したい分野」については、なるべく多くの演習を積みましょう。
午後対策問題集・過去本試験問題などの演習問題を何度も解いて、どのようにして空欄などのヒントを見つけ出すのか、どのような道筋で正解を導き出すのか、といった「解き方・解法のアプローチ」を身につけてください。
そのために、週末は、食事・風呂・睡眠以外は、すべて演習にあてるくらいの心づもりで取り組みましょう。
集中した学習は、非常に大きな効果を生みます。2日間集中して演習すれば、もう1ランク上にスキルを上げられるでしょう。
【3】時間を計りながら演習する
午後試験は2時間30分以内に多くの問題を解答しなければならないので、普段の演習から時間を計った演習が必要です。
- 問1の情報セキュリティ問題:25分
- 問2~11の選択部分(計4問) :各25分
程度を目標時間とし、時間内に早く解答ポイントを見つけ出し正解を導き出す訓練をしておきましょう。
試験本番に際しては、時間配分に注意して実力を十分に発揮するために、
・目標時間で止めて次の問題に移る
・得意な分野の問題から解く
といった戦略を立てておきましょう。
そして、絶対にパニックを起こさず、どの問題も設定した目標時間を確保できる状態を常に保ちましょう。
高度試験・情報処理安全確保支援士試験
本試験直前学習法
受験される方は、準備はバッチリでしょうか?普段の生活が忙しくてなかなか学習の時間が取れないという方も多いと思います。
高度試験区分・情報処理安全確保支援士試験を対象に、これからでもまだ間に合う得点アップのための直前学習についてお話しします。
午前I試験対策
午前I試験は、毎回、応用情報技術者の午前問題80問のうち30問が選ばれて出題されています。
高度試験の午前I試験は、受験者のIT基礎力を確認するための試験ですので、午前I対策に時間をかけるのは得策ではありません。
午後試験対策のほうにできるだけ多くの時間をかけてください。
満点を取る必要はないので、合格点(60点以上)をクリアすることを目標に、時間をかけずに知識確認学習をしましょう。過去問題が多く出題されるので、残された時間を使って過去問題の演習を行うのがよいと思います。
午前Ⅱ試験対策
今から幅広い試験範囲の全てを網羅するような学習をするのは難しいと思います。午前II試験は試験区分ごとに「重点分野」が指定されており、そこからの出題比率が高いので、「重点分野」に焦点を当てて学習するのがよいでしょう。
また、過去問題の再出題が多いので、受験する試験区分の過去問題を解いておきましょう。
余裕があれば、同じ「重点分野」を出題範囲とする他区分の午前II問題を解いておくと、さらなる得点アップが期待できます。
午後I試験・午後試験対策(記述式試験の午後Ⅱ対策を含みます)
残された時間でできるだけ多くの問題を解き、次のことを行いましょう。
・その試験区分の特色や、設問でよく問われるポイントを押さえる
・知識を設問要求に合わせた形でアウトプットする訓練
午後I試験・午後試験では、「出題者の要求に的確に答える」 ことが最も重要です。
出題者が何を求めているのかを短時間で把握し、要求に沿った形式で答えることを心がけましょう。例えば、「リスク」と「問題点」を混同して答えない、理由が問われていれば「~から。」で答える、といった基本的なことが案外重要です。
また、短時間で制限字数内に解答をまとめる訓練として、「時間を計って解く」「解答を紙に書き出す」といったことも行いましょう。
午後Ⅱ試験対策(論述式試験対策)
自分のこれまでの経験を振り返り、論述のネタとなるような題材・事例をいくつか準備し、それらを使って論述演習を行いましょう。用意するネタは、どのような問題が出題されても使えるように、ある程度汎用的な業務やシステム、開発事例がよいと思います。
自分はシステムに携わる経験が少ないのでネタがない、という方は、次のような方法をとることができます。
・社内や周囲の人間、他プロジェクトの仕様書や開発事例などから情報を得る
・インターネットや書籍から情報を得る
・過去問題の論述例を参考にする
・過去の午後I問題を題材にする
おすすめは、過去の午後I問題を題材にする方法です。
午後I問題では、具体的な事例の中で必ず何らかの問題が発生し、あるべき姿に向かって対策が取られますので、論述の題材にできそうなものがたくさんあります。ネタに困ったら、ぜひ一度、午後I問題を使って論述してみましょう。
書き上げた論文は、誰かに読んでチェックしてもらいましょう。自分では気付かない論点のズレや論述のクセなどを知ることができ、格段にレベルアップできます。
残された時間を有効に使って、合格を勝ち取ってください!
本試験前日と当日の注意事項
本試験前日
●受験票と試験会場のチェックを寝る前に必ずしておきましょう。
試験会場までの交通機関、移動時間だけでなく、昼食の手配の時間なども考慮し、そこから逆算した「余裕をもった出発時間」を調べましょう。
●筆記用具は予備も含めて用意しておきましょう。
試験中に机の下などに落としてしまうこともあり得ますから、鉛筆(シャープペン)や消しゴムなどは、予備を用意しておくべきです。
また、定規を1つ持っていくと、役に立つことがあるかもしれません。
●受験票に写真を貼りましたか?
試験当日は出発時間も早いので、前日までに必ず写真を撮り、貼っておきましょう。
●前日にお酒を飲み過ぎてはいけません。
本試験前日に深酒するなど、もってのほかです。
●情報処理推進機構(IPA)のウェブサイトも確認しておきましょう。
本試験当日
試験前
●時計を忘れないように!
実力があるのに、腕時計を忘れたために時間がわからず失敗した人がいます。会場に必ず時計があるわけではないですから、気をつけて。
●携帯電話のアラーム機能をオフにし、電源を切ること!
試験官からアナウンスもありますが、会場の自分の席に着いたところで電源を切っておいた方がいいですね。試験中にアラーム音や着信音、バイブ音が鳴った場合、退出させられますので用心してください。
●トイレは済ましておくこと!
試験中にも、試験官に言えば行けますが、時間のロスになります。とはいえ、我慢していたら試験に集中できません。試験開始前にトイレに行っておくべきです。
試験中
●マークミス、丸囲みのミスに注意!
マークシートを使用する部分や、選択した問題を丸で囲むような部分では、マークや囲みのミスによる失敗は避けたいですね。
そこで、以下の点に注意しましょう。
◇共通
・「受験番号」「生年月日」のマークは最初に行う。
・提出前に、必ず確認する。
・訂正するときは、まず「キレイ」に消すこと。
◇各区分の午前試験に解答するとき
・問番号は必ず確認してマークすること。飛ばした問題があったりしたとき、後ろがすべて1つずつズレていた、という例もある。
◇午後試験の選択問題
・選択した問題の問番号のマークを最初にすること。
・選択問題を変更するときは、まずマークを変更すること。
●解けそうな問題や空欄から攻めてみよう!
合格のためには、時には解く順番を変えてみることも必要です。
まず取れる点を稼いでから、難問に挑戦してもいいのですから。
●選択問題では、難問から逃げるのも戦略の一つ!
まったく知らないことを聞かれていたり、問題文がさっぱりわからなかったりした場合、そのまま解き続けるのは危険です。
無理せずに、別の予備分野の問題に逃げることも考えてみましょう!
●時間配分に注意!
その問題に用意しておいた時間がきたら、勇気をもっていったん止めて、次の問題に移りましょう。
どの問題においても、用意した時間を確保できる体制を整えなければ実力が発揮できません。
●前の問題を気にするな!
難しかった問題や出来なかった問題のことを引きずっていると、次の問題に影響します。
新しい問題を解くときは、
まず、深呼吸〜〜。
次に、首の運動〜〜。
などにより、気持ちをリフレッシュしてから始めましょう。
●周りを気にするな!
早い時間に帰る人もいますが、気にしないこと。「あの人はあきらめたんだな」くらいに考えて、動揺しないようにしましょう。
●最後にマークの見直し
最後に見直しの時間を作り、受験番号や選択問題のマークをチェックしましょう。
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