受験生必見!高度試験の効果的な学習方法と攻略のポイントを徹底解説!
高度試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施している国家資格・情報処理技術者試験の最高難易度であるスキルレベル4にあたる試験です。全部で9つの試験区分があり、平均的な学習時間は応用情報技術者試験合格レベルの方で100~200時間ほどになります。
このページでは高度試験各区分の概要や受験する試験の選択のヒント、学習方法などについて解説します。
高度試験・情報処理安全確保支援士試験とは?
高度試験・情報処理安全確保支援士試験とは?
IT系国家資格の最高峰となる試験
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定水準以上であることを証明する国家試験です。その中で、高度試験は最高難易度のスキルレベル4に位置しています。
情報処理技術者試験の中でも、専門性や対外的な評価が高く、昇進や資格手当の要件となっている場合や、官公庁や民間企業からの入札要件として資格保有が指定される場合もあります。
応用情報技術者試験が幅広い知識を求められる「ゼネラリスト型」の試験であるのに対し、高度試験は高度な専門知識を求められる「スペシャリスト型」の試験であるといえます。
高度試験各区分の概要
ITストラテジスト試験(ST)
IT技術を活かしてシステムを構築する際に、企業ごとにその必要とされるITの役割、要件等は異なります。ITを活かしていかに業務効率を上げるかなどの課題を、経営戦略を組み立て、実行するのがITストラテジストです。IT技術を活用しようとする企業内、また、開発を行う企業のどちらでも活躍の場があります。ITに関するコンサルタントというイメージがピッタリでしょう。
システムアーキテクト試験(SA)
IT技術を導入する企業が求める課題解決に向けて、どのようなシステムを開発するかについて、そのシステムの基本設計を行います。そして、その基本設計を、実際にシステムを開発する担当者と共有し、システム開発の中心となることが求められています。実際にシステム開発を行う企業内で活躍の場が多いといえます。
プロジェクトマネージャ試験(PM)
実際にシステムを開発するには、大規模になればなるほどその工程等を管理する役割は重要になります。開発プロジェクトにおいて品質、コスト、納期を計画し、計画通りに進むように管理運営するのがプロジェクトマネージャです。開発を行う企業はもちろん、実際にIT技術を導入する企業においても、工程等を管理する立場は必要とされるため、IT業界では広く活躍の場があるといえます。
ネットワークスペシャリスト試験(NW)
プロジェクトで求められる用件を満たすネットワークの企画・用件定義・開発・運用・保守について、システム構築の中心的な役割を担います。企業で使用するシステムは、ネットワークというシステム同士のつながりがあって複雑な処理も可能となります。効率的なネットワークは企業にとって非常に重要な要素といえます。システム開発の中で、その中心的な役割を果たすスペシャリストといえるでしょう。
データベーススペシャリスト試験(DB)
プロジェクトで求められる用件を満たすデータベースの企画・用件定義・開発・運用・保守について、システム構築の中心的な役割を担います。膨大な情報をどのように処理していくかということについて、システム開発の中で、その専門性を発揮していくことが求められるスペシャリストといえます。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
家電製品・通信機器など、電子制御が必要な製品に内蔵されている組み込みシステムを、ハード・ソフト両面から開発・設計を行います。そのため、実際の物づくりに携わる部署でその知識を活かすことができます。同じスペシャリスト系でも、取り扱う専門領域が少し異なるといえます。
ITサービスマネージャ試験(SM)
システムが完成して稼動した後、そのシステムが安定的に稼動するかということについてのマネジメントを行います。また、システムは開発後の維持・管理が煩雑になると、コスト面、安定的な稼動といった点が問題となるため、システムを開発する段階で、そのサービスを設計する部分に携わることもあります。実際にシステム開発を行う企業で活躍される方が多いといえます。
システム監査技術者試験(AU)
業で運用されているシステムについて、独立した立場から監査を行うのがシステム監査技術者の役割です。問題点が見つかった場合には、その問題点を指摘し、改善するように勧告を行います。システムを活用している企業であれば「内部監査人」として、外部であれば「外部監査人」として監査を行いますが、そのベースにはITに関する深い知識が求められます。
情報処理安全確保支援士試験(SC)
システムの企画・要件定義・開発・運用・保守に必要とされる情報セキュリティについての知識・技能を身につけているかを評価します。情報処理安全確保支援士の名称を使用する場合は合格後の登録、定期的な講習の受講が求められています。
どの高度試験を受験するか迷ったら…
1
キャリアプランや業務での必要性から選ぶ!
これからご自身のキャリアプランをどのように築いていくのか、現在携わっている業務でプラスになる専門知識は?
というような視点から受験する試験区分を選択するのもオススメです。
2
得意分野から選ぶ!
特に応用情報技術者試験合格者の方には、「この分野は得意!」「本試験で高得点だった!」という分野が一つはあるはず。受験する試験区分を決めかねている方は「得意分野」を活かして受験するのもオススメです。応用情報技術者(午後試験)の各分野に対応する高度試験区分については下表をご確認ください。
春期(4月)に実施される高度試験
応用情報技術者(午後試験) | 対応する高度試験 |
---|---|
問1(情報セキュリティ) | 情報処理安全確保支援士試験 |
問2(経営戦略) | ITストラテジスト試験 |
問4(システムアーキテクチャ) 問8(情報システム開発) |
システムアーキテクト試験 |
問5(ネットワーク) | ネットワークスペシャリスト試験 |
問10(サービスマネジメント) | ITサービスマネージャ試験 |
秋期(10月)に実施される高度試験
応用情報技術者(午後試験) | 対応する高度試験 |
---|---|
問1(情報セキュリティ) | 情報処理安全確保支援士試験 |
問6(データベース) | データベーススペシャリスト試験 |
問7(組込みシステム開発) | エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
問9(プロジェクトマネジメント) | プロジェクトマネージャ試験 |
問11(システム監査) | システム監査技術者試験 |
3
難易度(合格率)や人気度(応募者数)で選ぶ!
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第1位
情報処理安全確保支援士(18.3%)
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第2位
ITストラテジスト(15.8%)
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第3位
ネットワークスペシャリスト(15.4%)
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第4位
システムアーキテクト(15.0%)
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第4位
ITサービスマネージャ(15.0%)
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第1位
情報処理安全確保支援士(19,565人)
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第2位
ネットワークスペシャリスト(14,342人)
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第3位
ITストラテジスト(7,486人)
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第4位
システムアーキテクト(5,696人)
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第5位
ITサービスマネージャ(2,879人)
出典:情報処理推進機構(IPA)「統計資料」令和6年度春期
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第1位
情報処理安全確保支援士(21.9%)
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第2位
データベーススペシャリスト(18.5%)
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第3位
エンベデッドシステムスペシャリスト(16.6%)
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第4位
システム監査技術者(16.4%)
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第5位
プロジェクトマネージャ(13.5%)
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第1位
情報処理安全確保支援士(20,432人)
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第2位
データベーススペシャリスト(13,121人)
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第3位
プロジェクトマネージャ(12,197人)
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第4位
システム監査技術者(2,851人)
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第5位
エンベデッドシステムスペシャリスト(2,547人)
出典:情報処理推進機構(IPA)「統計資料」令和5年度秋期
4
出題形式で選ぶ!
高度試験・情報処理安全確保支援士試験は試験区分により、午後Ⅱ試験・午後試験の出題形式が異なります。長文の事例を読み、30字~50字で解答する形式となる「記述式」、問題文で与えられたテーマに基づき、おおよそ2,000字程度で論述する形式となる「論述式」のいずれかの方式で実施されます。
午後Ⅱ試験・午後試験の出題形式
長文の事例を読み、おおよそ30字~50字で解答する形式です。
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試験区分(春期)
ネットワークスペシャリスト・情報処理安全確保支援士
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試験区分(秋期)
データベーススペシャリスト・情報処理安全確保支援士
問題文で与えられたテーマに基づき、おおよそ2,000字程度で論述する形式です。
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試験区分(春期)
ITストラテジスト・システムアーキテクト・ITサービスマネージャ
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試験区分(秋期)
プロジェクトマネージャ・システム監査技術者・エンベデッドシステムスペシャリスト
講師直伝!
合格のための学習方法
午前I試験の学習方法(共通)
午前I対策は、限られた学習時間の中で効率的に行うことが最大のポイントです。
出題範囲が非常に幅広く、すべてを順に学習するのは時間的に無理があります。
午前I試験は、応用情報技術者試験の午前問題80問の中から30問が出題され、そのうち約6割が過去問題の再出題です。 そこで、スキマ時間を活用した過去問題演習を中心とした学習をお勧めします。
過去問題演習では、まず分野別に演習を行い、得意分野と不得意分野を見極めるようにしてください。分野別の出題数は、ほぼ毎回、テクノロジ系から17問、マネジメント系から5問、ストラテジ系から8問となっています。受験する試験区分の午前II試験の出題分野を最優先とした上で、午前I試験の出題比率を意識しながら得意分野を増やしていくとよいでしょう。
過去問題演習では、解説を必ず読むことが大切です。正解した場合も、誤り選択肢の説明を含めて確認することによって、知識の幅を広げることができます。
午前Ⅱ試験の学習方法
午前II対策は、お勧めする取り組み方が試験区分によって異なります。
ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、情報処理安全確保支援士試験では、午前II試験と午後試験で必要とされる知識のオーバラップが大きいという特徴があります。午前IIで必要とされる知識項目は午後試験でもより詳細なレベルまで必要とされます。したがって、まずテキストで体系的に知識を習得しておくことがその後の午後試験対策にもつながり、試験対策全体として効率的です。知識習得後に、午前I試験の問題演習に取り組むと、午前II試験対策から午後試験対策へとスムーズに学習が進められます。
ITサービスマネージャ試験は、ITILの知識が午前II、午後I、午後IIを通して必要となります。したがって、テキストでITILについてしっかりと学んでから午前II問題演習に取り組むとよいでしょう。
ITストラテジスト試験とシステムアーキテクト試験は、午前II試験と午後試験では必要とされる知識がかなり異なります。午前II試験ではさまざまな理論や方法論が出題されますが、午後試験では業務知識など実践的な知識が要求されます。したがって、午前II試験用の知識は問題演習を行いながら効率的に習得し、午後試験対策の時間を確保するとよいでしょう。テキストはリファレンスのように活用することをお勧めします。
プロジェクトマネージャ試験は、主にシステム開発やプロジェクトマネジメントの基本的な専門知識が問われますが、現在はPMBOK第6版について出題されるようになっていますので、過去問題で学習する場合にも、版による差がないかどうかを押えながら学習しましょう。また、ISO21500がJIS化されたことを受けてJIS Q 21500から出題されるようになりました。内容的に大きな差異はありませんが、和訳の用語がPMBOKと異なる点に注意が必要です。用語については、情報処理推進機構(IPA)が公表している最新のシラバスを読むことで、ある程度確認できますので、一度見ておくと良いでしょう。
システム監査技術者試験は、重点分野であり出題比率の高い「システム監査」分野、「法務」分野を集中的に学習するのが効果的です。最新のシステム管理基準についても目を通して、概要を押さえておきましょう。
午前II試験の出題分野には各区分とも重点分野が設けられており、重点分野からの出題比率が6割から8割程度(区分によって異なります)を占めています。つまり、重点分野を取りこぼさずに得点できれば、合格基準点の60点を突破できます。また、非重点分野は技術レベルが3以下であることを考え合わせると、重点分野に的を絞ることも一つの手段として考えられます。
いずれの区分でも過去問題の再出題率が5割から7割程度と高いので、過去5回分を目安に過去問題演習を行いましょう。
午後試験の学習方法(情報処理安全確保支援士)
情報処理安全確保支援士試験の午後試験は記述式で4問出題され、そのうち2問を選択して解答します。
1問の問題文の長さは設問文を含めて5ページ~9ページ程度で、これを150分で解答します。問題選択をある程度じっくり行うと、解答時間は実質140分程度です。出題範囲は「午後の出題範囲」として試験要綱に示されており、次のような特徴があります。
- セキュリティ技術面だけでなく、セキュリティ管理面から問われる可能性がある。
以上のことから、午後試験対策としては、次のような点に注意するとよいでしょう。
- 新しい技術知識についての情報収集を行う。
- 管理面の知識を補充する。
- 問題を読む際にキーワードに印や線を付け、見落とさないように工夫する。
午後I試験の学習方法(共通)
午後I試験は記述式試験ともいわれる試験で、午前試験のように解答選択肢から選ぶのではなく、問われたことに対する解答を指定されて字数以内で自分でまとめて記述する試験です。
試験区分によって、3問中から2問を選ぶか、4問中から2問を選ぶかが異なりますが、解答する問題数はどの試験でも2問で、試験時間は90分です。
午後I試験を解くためには、聞きかじりの浅い知識では通用しません。どの区分であっても、その試験区分の技術者が理解し、知っておくべき専門知識があり、それを十分に学習しておくことが、まずは必須となります。
そのうえで、専門知識をそのまま解答するのではなく、現実的で、実際におこりうる事例として状況が設定された問題文の状況下で、専門知識をどのように適用して、問題解決を図るかについて答えることが求められます。
午後I試験では、具体的な状況や事例について、問題文の中で詳細に述べられていますが、受験者が一番してしまいがちな誤りは、自分の経験事例の中で実際に行ったことを解答してしまうということです。
しかし、いくら問題文の状況と似ていても、自分の経験した事例と問題文に述べられている事例が100%一致することはありませんので、経験から解答してしまうと自分の経験事例の中では正解だったことも、試験の解答としては不正解ということになってしまいます。
「試験問題として示された事例の状況下での解答を考える必要がある」
この当たり前のことをきちんとこなすために、専門知識の学習後には、実際の本試験問題を解くという作業を何度も繰り返す必要があります。
TACのコースでは、本試験問題についての解説動画なども組み込まれていますので、ぜひ、活用してください。
午後Ⅱ試験の学習方法(論述式試験)
午後IIに論述式試験があるのは、春期はITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、ITサービスマネージャ試験、秋期はプロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験です。
論述式試験は、出題されたテーマに関する設問ア~ウに対して、論述の形で解答する試験です。出題数は2問で、このうち1問を選択して解答します。論述答案は、評価ランクA~Dの4段階で評価され、評価ランクA(合格水準にある)と評価されれば合格です。
論述式試験に対しては、「難関」「論文を書くのはたいへん」「私には経験がないからムリ」などという声が多く聞かれます。しかし、論述式試験は決して難しい試験ではありません。実務経験がなくても合格されている方がたくさんいらっしゃいます。ポイントを押さえてしっかり対策すれば合格を手にすることができます。
ここでは、論述式試験に合格するために押さえておくべきポイントを三つご紹介します。
1.問われたことへの「解答を書く」こと
論述式試験では、つい自分の経験や苦労話を書いてしまい、知らず知らずのうちに設問で問われたことから外れたことを書き連ねてしまっていることがよくあります。また、論述式試験は、立派な“論文”が求められているわけではありません。午前I・午前II・午後Iの試験と同様に、問われたことに答える試験であり、答え方が“論述式”というだけです。ですから、「設問に的確に解答する」ことに徹してください。
2.「具体的に」書くこと
「論述の具体性」は、論述式試験の重要な評価項目です。問題文に書かれている内容を写したり、教科書に書かれているような知識の羅列では、具体性に欠け、合格は難しいでしょう。あなたが携わったシステムや業務における話として論述することが具体性につながります。
例えば、「レビューを行った」と書くだけでなく、レビューで「どこを」「どのように」チェックしたのかを論述していくと、あなたの独自の取組みの論述になり、具体性が出てきます。経験がなくとも「論述の具体性」があれば、経験したのと同等に評価されます。
3.読み手(採点者)に伝えることを意識して書くこと
試験会場で一生懸命論述しても、その内容が採点者に伝わらなければ合格はできません。
あなたの論述答案は、
- あなたの業務やシステムの内容、あなたの取組みが採点者にイメージできるように書かれていますか?
- 自社でしか通用しない用語を使っていませんか?
- 意味の分かりにくい略語を使っていませんか?
採点者に理解してもらうことを常に心がけて論述しましょう。
午後Ⅱ試験の学習方法(ネットワークスペシャリスト)
ネットワークスペシャリスト試験の午後II試験は記述式で2問出題され、そのうち1問を選択して解答します。出題範囲は「午後の出題範囲」として試験要綱に示されており、午後I試験と共通ですが、午後II試験では午後I試験と比べて次のような点が顕著となっています。
- 事例内容が、より複雑になっている。
- 1問の中に複数のテーマがあり、幅広く問われる。
- 類似のテーマでも、より深い知識が要求される。
- 数多くの細かな図表が提示され、重要な意味を持つ。
- 解答を導くためのヒントが問題文中に分散しているので見落としやすい。
- 読解力に左右される。
- 集中力と根気が必要となる。
また、午後II試験の出題内容については、次のような特徴があります。
- 新しいネットワーク技術について出題されることがよくある。
- 運用管理面を含めて問われることがある
午後Ⅱ試験の学習方法(データベーススペシャリスト)
データベーススペシャリスト試験の午後II試験は記述式で、2問出題され、そのうち1問を選択して解答します。出題範囲は「午後の出題範囲」として試験要綱に示されており、午後I試験と共通ですが、午後II試験では午後I試験と比べて次のような点が顕著となっています。
- 事例内容が、より複雑になっている。
- 1問の中に複数のテーマがあり、幅広く問われる。
- 類似のテーマでも、より深い知識が要求される。
- 数多くの細かな図表が提示され、重要な意味を持つ。
- 解答を導くためのヒントが問題文中に分散しているので見落としやすい。
- 読解力に左右される。
- 集中力と根気が必要となる。
また、午後II試験の出題内容については、次のような特徴があります。
- 問1は物理設計の問題、問2は概念設計の問題で、選択可能
- 事例の内容は毎年変わるが、設問の問い方は同じ
以上のことから、次のような点に注意するとよいでしょう。
- 得意分野を踏まえて、物理設計か概念設計か的を絞って準備をする。
論述式が苦手…何か良い受験対策はあるの?
【合格の鍵を握る】TACのツーウェイ添削(論述式)がオススメ
同じ問題を2回添削するからツーウェイ添削!実力のつき方が違います。まず最初は自分の思うように答案を作成します。提出した課題をTACの講師が、論文構成力だけでなく表現力の面でも添削して返却します。戻ってきた添削指導に沿ってもう一度自分の力で答案作成します。この2回のやりとりが合格に必要な実践力を養います。
TACのツーウェイ添削(論述式)が含まれているコース一覧はこちら!
合格するための
攻略のポイントをご紹介!
午前I試験免除を
勝ち取ることがポイント
午前I試験は高度試験を受験するためベースとなる共通の知識を確認するための試験です。出題内容は応用情報技術者の午前試験レベルの内容で、午前I試験は一定の要件を満たすと2年間免除となり、高度試験を受験する上で断然有利です。
受験される方は、なるべく早いうちに午前I試験免除要件を満たし、その学習時間を午前Ⅱ・午後I・午後Ⅱの専門試験対策へ割り当てましょう。
午前Ⅱ試験は各区分の
専門知識の基礎が試される試験
午前Ⅱ試験は試験区分ごとの専門知識が問われる四肢択一式の試験です。過去問題も多く出題されますので、過去問題を中心に問題演習を積むことで合格ラインを目指せます。重要なのは午前Ⅱ試験は、午後I試験、午後Ⅱ試験で出題される「事例問題」に対応するために必要な「知識が問われる」という点です。午前Ⅱ試験で出題される知識をしっかりと理解しておくことが、午後試験の合格にも繋がります。
高度試験区分のメインは
午後I試験・午後Ⅱ試験の攻略
午後I試験は記述式、午後Ⅱ試験は記述式または論述式(試験区分によって異なる)の試験となります。記述式試験では専門知識の実践力や読解力、分析力が試されます。論述式試験では、テーマに合わせて専門知識や経験を文章にする力が試されます。いずれの試験においても、専門知識を活用する力が必要となります。その方法や、考え方は講義や教材の中でしっかりとお伝えいたします。
高度試験区分を
知り尽くした講師による講義
高度試験の指導に長年携わっている講師が出題傾向を踏まえた講義を展開します。
高度試験のメインとなる記述式や論述式の午後試験についても、その「方法」や「考え方」を丁寧に解説します。
短期間での合格を可能とする
戦略的カリキュラム!
高度試験を受験される場合、午前I試験の免除対象者であるかどうか、あるいは学習経験があるかどうかによって学習範囲は変わります。
TACでは、それぞれに対応したコースをご用意しておりますので、受験される方の学習状況に応じたカリキュラムをお選びいただけます。
TACのカリキュラムはどこがスゴイの?
働きながらでも短期合格が目指せます
各試験区分ごとのオリジナル教材
オリジナルテキストとトレーニング(問題集)を中心に、長年のノウハウを詰め込んだ教材で学習していただけます。
TACの教材はどこがスゴイの?
長年のノウハウと最新の試験傾向を反映!
この3つの合格メソッドを用いて、
ぜひ資格合格を目指そう!
TACでは、この合格メソッドにより毎年多くの合格者を輩出しています。
TACでは、「合格すること」を第一に考え、合格メソッドやカリキュラムを作成しています。ぜひ、ご活用ください。
TACでは合格のために
こんなコースをご用意しています!
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