2019年度電験三種合格体験記 強い意志があれば恐れることはない
篠原 豪さん
電験三種を目指した理由・キッカケ
勤務先で電気主任技術者が不足しているという話を耳に入れたことが電験三種を目指したキッカケです。現在は情報システム部門に所属しており、設備管理とは程遠い業務を行っていますが、大学では電気工学を専攻しており、その知識を活かした仕事に就きたいという思いが強くなってきたこと、人材が不足している保全部門で活躍したいという強い思いが背中を押し、受験を決心しました。
TACを選んだ理由・よかったところ
有名である、ということが一番です。また、別の資格で講義を受けたことがあり、サポート体制や講義の内容に満足していたということにつきます。それに加え、1度で4科目合格を目指していたため、オールインのパッケージでバランスよく学べる、独学ではできないポイントを押さえた学習をできるのではないか、と考えたことが選んだ理由です。 丁寧な講義で実務の内容を踏まえ、ただ公式や解き方を講義するだけでなく、意味づけをしっかりと講義してくださったおかげで、理解が深まり、出題問題に俊敏に反応することがでるようになったことが合格につながったと思っています。
仕事との両立方法
平日の夜は時間がありましたが、勉強を決心してから試験までは半年程度しかなかったため、使える時間はすべて使おうと計画しました。大きく二つ、「出題される範囲の内容の理解=講義と復習」と「試験対策のための問題への取り組み=問題演習」の時間をどのように使えばよいのか工夫しました。前者についてはまとまった時間が必要だと考え、帰宅後の時間と週末を利用して勉強を進めました。後者については細切れにできるため、通勤時間・会社の昼休み・入浴時間を利用して学習を進めました。何時から始める、など時間を決め、習慣づけたことが継続して無駄なく勉強することができ、合格につながったと確信しています。
苦労した科目
理論以外の科目は学習開始当初、教科書の意味を理解することができませんでした。ですが、講義の中での講師の方のアドバイスもあり、それぞれの科目がつながっているということを意識して学習を進めるうちに、理論・機械・電力がそれぞれ重なる部分が自分の中で開けて、教科書の意味が理解できるようになっていきました。
各科目の勉強法
TACの教材に含まれていた問題集を3回以上繰り返しました。それ以外科目別に行ったことは
理論…トイレなどの隙間時間有効活用のため問題演習にスマホアプリ利用しました。
機械…理論→機械→電力→機械→法規→機械と忘れたころに記憶をよみがえらせ、定着を図りました。
電力…文章問題対策のため、教科書の読み込みを繰り返しました。
法規…この科目だけ電技解釈を手元に置き、過去問集10年分をひたすら解きました。
受講メディア(DVD通信)のメリット
ネットワークの環境がなくても利用できるDVD講義を選択しました。DVD講義は好きな時間に好きな分だけ学習できることがメリットです。平日の夜に時間があるとはいえ、DVD1枚分の講義を一気に見ることは困難です。好きなタイミングで止められる、また、再生スピードを調整できる(1.5倍で受講)ため、とても重宝しました。
TAC教材(テキスト・講義・公開模試)の活用法
講義では手厚く教科書の内容を解説してもらえるため、予習は一切行いませんでした。そのかわり、復習はしっかり行いました。また、限られた時間で合格を目指すには、出題傾向が高い部分を抑えるということが重要になってきます。その点をしっかりと受講者に伝えてくださったおかげで効率よく時間を配分して学習でき、合格につながったのだと感じています。試験でのペース配分をつかむのに公開模試は非常に役立ちました。また、過去問の反復では体験できない新鮮な問題を目にすることにより、自分の弱点もあぶりだされ、とても役に立ちました。
これから受験する人へアドバイス
とにかくあきらめず、反復を繰り返すことが重要だと思います。楽しんで学習するということも継続するためのポイントになると思います。3年で取得しようとは考えず、1年で終わらせる気持ちで、4科目というミクロで考えず、「電験三種」というマクロで考え学習してはいかがでしょうか。
<TAC電験三種講座>
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