キャリアアップで変身！
「キャリアアップ」「スキルアップ」という言葉をよく耳にしますが、違いは何でしょう？
スキルアップは訓練を通して技術力を上げることを指しますが、キャリアアップとは、業務遂行能力や職務経歴を高めることで、いわゆる、昇進・昇格することなどをいいます。すなわち、キャリアアップは自分の市場価値を高めていくことですから、長く勤めていれば向上できるというものではありません。20代ではポテンシャルで乗り切れたこともできましたが、30代半ばを過ぎると、プレイヤーとしての経験と実績に加え、マネジメント能力も求められてきます。では、どうしたらいいのでしょうか？
どうすればキャリアアップできる？
まずは経営に関する知識を学ぶことです。そうすることで問題解決力を養うことができ、マネジメント力も向上します。また、経営者の考えが理解できるようになります。
また経営全般の知識は、どんな業種・職種の企業にいても使える知識であり、マネジメント層であれば尚更しっかり押さえておくべきでしょう。
その経営知識は、ビジネス書籍やサイトなどでも学習することもできますが、やはり断片的になってしまうため、横断的かつ体系的にしっかり知識を習得するためには、中小企業診断士の学習をすることをおすすめします。経営の知識が学べるとともに、試験に合格し登録すれば、名刺にも肩書が増え、信頼度も上げることができます。
中小企業診断士を取得すると？
中小企業診断士を取得すると、試験の勉強で培った経営全般の知識とロジカルシンキングを日常業務ですぐに活用することができます。例えば、新製品の企画のプロジェクトでは、原材料の仕入れから販売価格の調整のため経理部門、生産ラインの調整に工場、販促のマーケティングについては宣伝部門など、他部署と連携をとらなくてはいけないこともあるでしょう。いままでは理解不能だった他部署の専門用語や業務の流れを資格を身につけたことで理解でき、スムーズな打合せと取りまとめができるようになります。それは、物事の本質をつかむために、論理的に考えて思考を整理し、その結論を相手に分かりやすく伝えるためのスキルを身につけられたからです。
また、自社の経営状態を的確に診断・分析することもできるようになります。営業先やクライアント企業にも同じようにすることができるため、問題点の指摘や、解決策の提案が可能となるからです。
そのよなスキルを身につけた方は、社内で希望部署への異動や昇格・昇進をされたり、キャリアアップ転職されたりする方も多いようです。
中小企業診断士を取得して、変身しませんか？
中小企業診断士についてもう少し知りたい方は、下記のボタンの「中小企業診断士とは？」をご覧ください。
中小企業診断士を学習は、これまで多くの合格者を輩出してきた「TAC中小企業診断士講座」がバックアップいたします。カリキュラムの詳細は、TACホームページまたは下記より資料請求をしてください。
ビジネス知識を培ってキャリアアップへ！
電力小売業勤務
中小企業診断士
大久津勇人さん
2012年､中小企業診断士試験合格。
2013年､中小企業診断士登録。
大学院卒業後､IT企業に15年間勤務し、システム受託開発に従事｡
2015年、電力小売業に転職し、情報システム部に所属｡
SEからのキャリアチェンジに中小企業診断士を活かす！
IT企業にSEとして入社し、プログラマーから始まって10年目にはリーダーにまで職位が上がりました。プロジェクトを任されるまでになってやりがいは感じていましたが、「ずっとこお仕事を続けるのか」とキャリアへの危機感をおぼえたのです。そんな時に、ビジネス知識の基礎を総合的に培える中小企業診断士を知りました。
システム開発のみの私にとって、中小企業診断士は「真逆の仕事」に思えたのです。
中小企業診断士取得後、転職活動に臨み、現在の会社に転職しました。
オールラウンドに対応できする組織横断的な知識
実は、現在の会社に私が採用されたのは、単なるSEではなく、会社の経営を支え組織横断的に全体を俯瞰できる人材として、中小企業診断士のスキルを発揮して欲しいという期待をしていただいたからでした。中小企業診断士資格とそれまでの実績が評価されて、ご縁をいただきことができました。
以前の会社では技術者集団の中で過ごしていましたが、現在の職場ではそれぞれがまったく自分と違ったスキルセットを持っています。しかし、中小企業診断士で培った知識があるので、そうした社員と話すときもまったくゼロベースではなく、知識をベースに対応できます。まさしくこれは、中小企業診断士受験で得た知識のおかげだと思っています。
