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ビジネス実務法務検定試験®の難易度は?
各級の難易度や取得するメリットを解説

販売や営業、総務などあらゆる職種で必要になる法律の知識を習得できる試験が、ビジネス実務法務検定試験®です。法律の知識をしっかり習得することで業務上のリスクを回避できるため、会社へのダメージを未然に防げるメリットがあります。

ビジネス実務法務検定は各級によって難易度が変わるため、それぞれの特徴を理解して自分に適した試験を受けることが大切です。そこで今回は、ビジネス実務法務検定試験®の難易度や合格率、資格を取得するメリットをご紹介します。

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ビジネス実務法務検定試験®の難易度

ビジネス実務法務検定試験®には、1~3級までの等級があります。法律に関する試験と聞くと難しいといった印象がありますが、 3級はそこまで難易度が高くないといわれているのが現状です。2級は年度により難易度にバラツキがあり注意する必要があります。

1級になると難易度は格段に上がるため簡単に合格できません。ビジネス実務法務検定試験®で合格を狙うなら、それぞれの難易度を理解して受験する等級を選ぶことが重要です。ビジネス実務法務検定試験®の難易度を確認していきましょう。

3級の難易度

ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的な法律知識を理解しており、問題点を発見できることを示すレベルです。ビジネス実務法務検定試験®3級の難易度は、2023年試験から難化傾向にあります。

ビジネス実務法務検定試験®3級は、100点満点で70点以上正解すれば合格します。試験では、会社法や民法、売買契約の決まりなど、基礎的な法律知識が広く浅く出題されるのが特徴です。

ビジネス実務法務検定試験®3級の、過去3年の合格率は以下の通りです。

年度 実受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
2024年度(第1シーズン) 8,285 3,348 40.4%
2023年度(合計) 15,603 7,903 50.7%
2022年度(合計) 13,568 11,293 83.2%

以前は70~80%程度の合格率でしたが、2023年試験から難化傾向にあり50%程度の合格率となっています。近年の出題方式・傾向に合わせて対策することが大切になります。

2級の難易度

企業活動の実務経験があり、外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的かつ量的に法律実務知識があることを示すレベルです。ビジネス実務法務検定試験®3級に比べると、2級の難易度は難しくなります。

ビジネス実務法務検定試験®2級は、100点満点で70点以上正解すれば合格します。試験では、法律に対する深い理解と実務に支障のない法律知識が求められます。

ビジネス実務法務検定試験®2級の、過去3年の合格率は以下の通りです。

年度 実受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
2024年度(第1シーズン) 5,454 1,828 33.5%
2023年度(合計) 11,569 3,978 34.4%
2022年度(合計) 9,798 5,053 51.6%

だいたい30~40%程度の合格率ですが、試験年度によって難易度にバラツキがあり、合格率も大きく変動するのが特徴です。確実に合格をするためにはそれ相応の勉強が必要です。2023年度試験から難化傾向にあり、合格率が大幅に落ちています。

1級の難易度

ビジネス全般にわたって法律実務の知識を持っており、業務に対して多面的な観点から高度な判断かつ対応ができることを示すレベルです。ビジネス実務法務検定試験®1級は難易度が高く合格率が低い試験になります。

ビジネス実務法務検定試験®1級の難易度が高いのは、解答形式が論述式だからです。2級や3級は多肢択一式ですが、1級から論述式に変わるためより深い理解が求められます。

試験当日は判例なしの六法全書は持ち込み可能ですが、しっかり試験対策をとらないと合格できません。試験内容は、共通問題2問、選択問題2問の200点満点で、問題ごとに得点が50%以上かつ合計点が140点以上で合格となります。

ビジネス実務法務検定試験®1級の、過去3年の合格率は以下の通りです。

年度 受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
2023年度 467 49 10.5%
2022年度 481 43 8.9%
2021年度 458 97 21.2%

例年10~20%程度の合格率であり、難易度は高いです。同じ法律資格である行政書士の合格率が毎年10%程度であることを考えると、国家資格並みの難易度といえます。

ビジネス実務法務検定を取得するメリット

法的知識はあらゆる職種で必要とされるため、ビジネス実務法務検定試験®の受験を考える社会人は少なくありません。ただ、ビジネス実務法務検定を取得して、具体的にどのようなメリットを得られるのかわからない方もいるはずです。ここでは、ビジネス実務法務検定を取得するメリットを確認しましょう。

ビジネスに役立つ法律を学べる

ビジネス実務法務検定を取得することにより、企業財産の管理や契約書の締結に関する事柄などビジネスに役立つ法律を学べます。また、あらゆる業種に通用する法律知識も習得できるため、訴訟問題などのトラブルにも備えられるのです。

たとえば、取引先と直接やり取りする営業担当者がビジネス実務法務検定を習得すれば、法律の理解力が深まります。現場で契約の締結をする際に自身で内容に間違いがないか確認しながら作業を進められるため、トラブルに見舞われる可能性が低いです。

職種・業種に関係なくあらゆるところで通用する

ビジネス実務法務検定で学んだ法律知識は、法務部門に限らずあらゆる職種で必要とされます。転職で異なる業種や職種に就いたとしても、法律知識を活かせるため無駄になることはありません。

また、ビジネス実務法務検定は転職活動で有利に働くことが多いです。特にビジネス実務法務検定1級は、行政書士と同じくらい難易度が高いといわれています。ビジネス実務法務検定1級を取得することで、良い印象を与えられます。

法律系資格取得を目指す際の予行練習となる

ビジネス実務法務検定に出題される項目は、民法や会社法など幅広いです。実はこれらの項目は、宅建士や行政書士、中小企業診断士、司法書士などの法律系資格の試験内容と重複します。

今後法律系資格の合格を目指すなら、ビジネス実務法務検定を受ければ予行演習になるのです。大きなアドバンテージになるため、法律系資格の取得を目指すならビジネス実務法務検定を検討しましょう。

ビジネス実務法務検定試験®に確実に合格したい方はTACがおすすめ

ビジネス実務法務検定試験®3級は比較的合格しやすいです。2級は年度により難易度にバラツキがあり注意が必要です。ビジネス実務法務検定1級は解答形式が論述式に変わるため、難易度が一気に高くなります。

少しでも不安がある方や確実に合格をしたい方は、通信講座の利用を検討しましょう。TACビジネス実務法務検定試験®対策講座は、「論点別チャプター」を導入しておりスキマ時間に学習できます。また、Webテストでネット試験の体験もできます。

TACビジネス実務法務検定試験®対策講座を利用して、ビジネス実務法務検定試験®に確実に合格しましょう。

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