2022年度の新出題区分 新収益認識基準のポイント解説【動画】のご案内
2021年4月から「新収益認識基準」の強制適用がスタートしましたが、日商簿記検定試験では2022年度以降に実施の試験から出題がスタートします。
今回の「新収益認識基準」のポイント解説動画では、「新収益認識基準」って何なのか、具体的に何が変わるのかについてのポイントを解説します。当動画は簿記3級学習修了者~の内容となります。
担当はTAC簿記検定講座 1級商業簿記・会計学収録担当の石川貴大講師です。
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新収益認識基準の概要
新収益認識基準について
売上収益に関してどのように認識し、財務諸表上にどのようにに反映するかについての基準のことを収益認識基準と言います。
新収益認識基準の強制適用は、2021年4月以降の会計年度になります。企業の対象は大企業で、中小企業は任意の適用という形を採用しています。
ただし日商簿記検定試験では1年間の猶予期間がありましたので、2022年4月以降に実施の試験からの出題となっています。
【従来の収益認識基準】従来は、売上は実現主義の原則に基づいて計上というようになっていました。
実現主義の原則とは、実現したものを収益として計上していこうという考え方です。この実現主義の原則は少し抽象的なルールであり、商売の形が多様化している現在においては、企業ごとに様々なタイミングで収益が計上される問題が生じていました。
【新収益認識基準】正式名称は収益認識に関する会計基準と言います。
特徴は、収益認識基準IFRS-15の考え方を取り入れているというところになります。
理由は、会計基準のコンバージェンス(日本の会計基準も国際的な会計基準で合わせることにより、国際的な比較可能性を確保しようという取り組み)から、この国際会計基準IFRS-15の考え方を取り入れています。
その結果、今まで抽象的であった収益の計上タイミングが履行義務が充足されたタイミングに統一され、企業間の比較がしやすくなり、投資家の保護につながると言われています。
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