宅地建物取引士試験 合格体験記|向井 彪統さん
めちゃくちゃ難しい試験ではないけど、サボったり我流で勉強しようとすると絶対に受からない試験だとも思いました。
向井 彪統さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | 総合本科生:教室講座 |
得意科目 | 宅建業法 |
不得意科目 | 民法等 |
「基礎期(インプット期)」と「直前期(本試験直前1か月期)」一日の平均学習時間 | 基礎期 1時間/直前期 3時間 |
- 独学ではなくTACを選んだ理由・決め手
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大学によくTACのパンフレットが置いてあったから自分にとって知名度があったからです。
それに加えて、合格率15%の宅建試験でTAC生の合格率は70%以上と書いてあったことも理由の一つです。
- 学習を進めるうえで大変だったこと、それを克服するためのアプローチや克服法
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自分の場合は就職活動と並行して資格勉強をしていたため、①勉強時間を毎日捻出すること、②モチベーションの維持、③復習の時間を割くことが大変でした。
①勉強時間については試験直前1ヶ月前まではまともに捻出することができず、講義時間を除けば1日30分しかやっていませんでした。直前期になって出遅れを取り返すために、苦手科目に割く時間を増やすことで勉強する科目に優先順位をつけることにしました。
②モチベーションだけに頼ると勉強時間が確保できなかったため、インプット期は最低限の講義の復習、直前期には危機感だけで毎日やっていました。
③復習しないと忘れてしまうため、直前期にはひたすら優先順位を付けて反復して勉強しました。特に範囲の狭い その他法律→都市計画法→宅建業法→民法の順で勉強をし、範囲の広い民法から分からない問題が出ても捨て、それ以外の科目で満点を取れるように勉強しました。
- TACを受講して良かった点
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【講師】
対面講義でもオンデマンド講義でも授業の質に差が無かったことが1番良かったです。対面講義に行けない週も多かったため、対面7割、オンデマンド3割で受講していました。
法律初学者でも分かりやすく図解などで解決してくれたことも良かったです。特に民法は分かりづらいため権利関係を図解で、その他3科目では雑談的にその法律の成り立ちも絡めてくれました。
例:「国が国民から税金を取りたいから登記簿の権利部は登記義務はないが、表題部は登記義務がある」など
【カリキュラム・教材】
カリキュラムに関しては、段階的に模試の難易度が上がっていったため現状の自分の学力を把握しやすかった点が良かったです。
教材に関しては、法律用語が分からなくても読むことができる説明だった点、ケース・スタディなどで図解を使ってくれた点が良かったです。
- フォロー制度の活用方法や良かった点
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①対面講義と変わらない高品質のweb講義を受けられる点
②公開模試で本番の緊張感を味わえる点
③自習室がある点が良かったです。
①対面講義を欠席しても次週からすぐ追いつけるため、対面に出れなかった週はweb講義を家で数日に分けて再生していました。
②の通り
③自分は家や大学の自習室が近場にあったため使わなかったが、働かれていたり主婦などで家で集中できない方にとっては有用だと思います。
- 全国公開模試の活用方法や受験して良かった点
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普段は1人で講義を受けて1人で家で勉強していたため、実際に今年受験するライバルとともに、直前期に本番同様の緊張感を持って試験を受けられた点は良かったです。また、直前なのに全くできていない危機感が煽られたため良かったです。
- これから宅建士試験の合格を目指す方への応援メッセージ
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めちゃくちゃ難しい試験ではないけど、サボったり我流で勉強しようとすると絶対に受からない試験だとも思いました。
①カリキュラム通りに毎週講義を受けること
②講義後の1週間を使って教科書を読み直して理解すること
③直前1ヶ月期はひたすら反復すること
④科目ごとに優先順位をつけて取り組むこと
をやればほぼ受かると思います。
直前期以外は少しサボってもいいけど、内容を最低限理解しておくのは必要だと感じました。