宅地建物取引士試験 合格体験記｜山野　由紀子 さん

宅建士の資格を取ろうと考えた時に、インターネットでどのような資格であるのかについてや合格するために必要な勉強時間などを調べました。そこで、TACの合格実績を知り、資料請求することにしました。TACは校舎も多く、大学終わりに行きやすい梅田にあることや、講義のカリキュラムや手厚いサポートを受けられると分かったため、申し込もうと思いました。また、以前に父も叔父もTACで宅建士の講義を受講し合格しているので、信頼できると思いTACを選びました。

TACで講義がある曜日は、大学の講義をできるだけ１、２限に入れ、終わったらすぐにTACの自習室へ行きました。それから講義が始まる１９時までは集中してトレーニングを解きました。そうすることで、必ず６時間は勉強時間を確保することができ、それから２時間半講義を受けることで一日８時間は勉強することができました。過去問答練、基礎答練、応用答練、直前答練で間違えた問題だけをまとめたプリントを作り、苦手な分野がどこなのか、どの部分が理解できていないのかを明確にすることで勉強がとてもしやすかったです。

【講師】
テキストで試験に出る可能性の高いところと、低いところ、深入りしないで暗記するべき箇所を明確に教えてくださったので、テキストを全部勉強しなくて良かったところです。それによって、本当に大事な部分に時間をかけることができたので、時間を有効活用することができました。 また、トレーニングの利用方法や、自分が受験した際の覚え方や語呂合わせなども教えてくださったのでとても勉強しやすかったです。

【カリキュラム・教材】
週２日の基本講義だけでなく、それぞれの科目が終わったら答練があるのが良かったと思います。なぜなら、普段はミニテストの範囲を勉強して、前々回習った範囲の復習をするだけで終わってしまっていました。しかし、答練があることで定期的に見直しておかないと点数が取れないことが分かり、勉強方法を見直すことができたからです。また、忙しくてなかなかトレーニングを解く時間がなかった時に、出題頻度が問題ごとに示されていたのがとても役に立ちました。また、トレーニングの各選択肢に解説がついていたので、どこが間違いなのかがすぐに分かったのも良かったです。 他にも、テキストでPOINTとまとめられたページがあったので答練の前などに確認すべき箇所を把握することができて良かったです。

私が利用したフォロー制度は、Webフォローです。大学の試験前や体調不良で教室での講義に出席できなかった時だけでなく、トレーニングを解いていくなかで不安な科目や、忘れてしまっているところなどを勉強する際にも利用しました。Webフォローの良いところは、何度も見返すことができるところと、アプリを入れておくとダウンロードすることができるので、ネット環境などを気にしないでどこでも勉強することができるところだと思います。

普段の答練ではいつも一緒に講義を受けている人だけですが、全国公開模試の場合は顔見知りでない人も受けているので、緊張感がありました。そのため、本番の試験と同じような気持ちで試験に挑むことができたので良い練習になりました。それだけではなく、本試験と同様に２時間の試験なのでどれくらいで自分の集中力が切れてしまうのかということや、その時にどういったミスをしてしまいがちなのかを知ることができたので、対策を考えることができたのでとても良かったです。そして、苦手科目ばかり勉強していて、得意科目だったところであまり点数が取れなかったりと復習するのにも役立ちました。判定結果や全国平均、正答率なども分かるので自分がどれくらいのレベルであるのかということを知ることで、今の勉強方法が自分に合っているのか確認できる機会でもあると思います。

宅建士の試験に挑戦するということは、自分の趣味の時間や友人や家族と楽しい時間を過ごすことを全て勉強のために我慢しなければいけません。しかし、私が合格した時に得たものは合格だけではありません。一生懸命取り組んだという自信や諦めない精神など沢山のものを得ることができました。これから挑戦される方も、一生懸命頑張れるよう応援しています！