宅地建物取引士試験 合格体験記｜森井　愛美さん

3年間TACに通いました。一年目は総合本科生、二年目は実力完成本科生、三年目は答練本科生で全て教室通学です。 本屋さんでテキストを開いて見た時に、独学で本当に理解した状態で習得する自信がなかったことと、自分のペースで進めていくことが苦手だったのでペースメーカー的に利用したいと思いました。自宅ではどうしても眠くなってしまうので、自習室が使えるのも魅力的でした。

資格の学校といえばTACが思い浮かびました。 通学で先生に気軽に質問出来る雰囲気だったのがよかったです。 会社の福利厚生でベネフィットを使用しているのですが、こちらの得点があったのも大きいです。新宿や渋谷の通いやすいところに校舎があって、授業のない日でも自習に通えそうなところや、校舎がキレイというハード面も決めた要因のひとつです。

知識の定着時には通学授業を受けた後、同じ単元のWeb講義を見ながらノートにまとめました。 その後は次のミニテストや答練までの間にトレーニングのABランクを解き、間違えた箇所はノートやテキストを見直していました。 仕事との両立は、ただひたすら就業後に自習室に行き勉強するという体力勝負です。 自習室は同じように勉強している人ばかりの環境だったので自然と自分も頑張ろうという気持ちになれました。

【講師】
授業の話が面白くて、難しい法律もすんなりと入ってくるのがまず一番良かったです。 民法は慣れるまで言葉が難しかったのですが、珍妙な登場人物の判例など台詞付きの一人芝居のようにお話ししてくださり、理解の助けになりました。 また、私は度々自信をなくすのですが「勉強している人の間違え方だからすでに理解できてる」と前向きに励ましていただけたり、「絶対上15%に入って合格するんだよ！」と鼓舞してくださったり、授業外での先生方のお言葉が頭の中で反芻されて前向きになれました。

【教材】
トレーニングは特によかったです。分厚くて持ち運びも大変ではありましたが、ひたすらトレーニングを解きなさいと言われた通りにやっていると、大体の出題傾向が掴めました。

【カリキュラム】
復習して次のテストに挑むという繰り返しに、余裕がありそうでないスケジュールというのが、ちょうどよく追い立てられて、気持ちが切れないペースメーカーとして最適でした。

ものすごく気をつけていたにもかかわらず二度もコロナの濃厚接触者に当たってしまいましたが、振替受講やWebフォローを利用して、なんとか全部受けることができました。 内容を理解していても、問題の書き方で引っかかってしまうものなどはニュアンスがわからないといつまでも間違えてしまうので、そういう問題に対しての考え方や読み解き方を、授業後に質問させてもらえたことで点数につなげられました。

自分が今どのくらいの実力があるのかということがあの時期にわかってよかったです。 問題に書いたメモ書きに消しゴムをかけて二度ほど解き直しました。いつもの答練より問題冊子の紙質も本番に近くて本番が近づいてきている緊張感を得られてよかったです。

直前期の過ごし方として、何をしていても緊張してしまったり、これをやっていて点数の積むことが出来ているのだろうかという不安がついて回りますが、やまかけ三日漬けを受けることで安定剤のように安心しました。知識の見直しが出来てよかったです。

TACは合格への近道です。独学との理解度がまったく違います。暗記で解くのと完全に理解して解くのでは頭の使い方が全く異なり、理解で解ければ楽に解ける問題が多いです。TACを利用したことで理解して解ける問題がたくさんありました。試験勉強は自分との戦いですが、先生方は全力で応援してくださいます。周りの受講生の方々の頑張りにも鼓舞されました。頑張るのは自分ですが一人ではありませんでした。怠け者の私は通学が合っていました。自分に合う勉強法で合格に向けてぜひ頑張ってください。