宅地建物取引士試験 合格体験記|越智 里穂さん
宅建試験を通して学ぶ知識は日常生活で役に立つものが沢山ありますので、少しでも興味があるなら勉強する価値はあると思います。
越智 里穂さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | 総合本科生:教室講座 |
得意科目 | 宅建業法 |
不得意科目 | 法令の都市計画法と建築基準法 |
1日の平均学習時間(基礎・応用期) | 2.5時間 |
1日の平均学習時間(直前期) | 2.5時間 |
- 独学ではなく受験指導校を利用することに決めた理由
- 不動産や法律と関係がない経歴で宅建業の知識もなく、本屋さんで宅建士のテキストを開いた時に、独学で勉強するには厳しいと感じたためスクールを受講しようと思いました。また、会社で資格試験補助制度があり、宅建試験も対象だったことがスクールを利用する後押しとなりました。
- TACを選んだ理由・決め手
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いくつかのスクールと比較して値段が良心的だったことと、TACのHPに載っていた笠松先生の講義サンプルが分かりやすかったので選びました。結果的にはWeb講義のみの受講でしたが、八重洲校があり、自宅や職場からアクセスが良いことも決め手となりました。
- 効果的な学習方法
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Web講義を聞いた後にトレーニングを解くサイクルを繰り返しました。講義は溜め込まず、通学のスケジュールに遅れを取らないことを意識しました。トレーニングは5?6周し、各問の4つの選択肢全てに○×で答え、間違えたところはテキストに戻って復習する方法で勉強しました。トレーニングはどの単元をいつ解いたか表に記載し、特に直前期は、前回解いた時から長く期間が空いている単元から問題を解くように心がけ忘れる単元がないようにしました。答練は本番より難しめと聞いていましたが、難しかったことで危機感を感じられたので(特に宅建業法)難易度は高くて良いと思います。アプリは強い味方で、苦手分野やトレーニングの勉強が滞っている単元を通勤時間や休憩時間にアプリを活用して勉強しました。まとまった勉強時間が取れなくても隙間時間にどれだけ勉強するかが大事だと思います。
- TACを受講して良かった点
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【講師】
通学で申し込んだので一度だけ通学で講義を聞いたのですが、当時の先生の進め方が合わなかったためWebで受講しました。Web講師の笠松先生は話し方も説明の仕方も分かりやすく、法律初心者にとっても置いてきぼりにならない丁寧な講義でした。
【教材】
アプリは本当に良かったです。隙間時間に勉強できるので沢山活用しました。トレーニングは左に問題、右に回答があるので分かりやすかったです。また、4月入学のキャンペーンで頂いた「よく出る数字300」と「よく出る論点500」は薄くて持ち歩きやすいのでいつも鞄に入れていました。
【カリキュラム】
講義毎にミニテストがあるので、トレーニングを解く前の復習になりました。また、基礎答練や応用答練があるので、自分がどの単元を理解できていないか把握するのに役立ちました。直前期に入ると直前対策講義が始まるので重要なポイントを見直すきっかけになりました。
- フォロー制度の活用方法や良かった点
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通学で申し込みましたが、結果的にWeb講義で受講しました。Webは倍速機能があるので、時間がない時や、もう一度復習したい場合は倍速で聞くことができて良かったです。質問も数日でお返事いただけますし、丁寧に回答してくださるので活用していました。先生によっては回答が雑だったのと、ある先生に「これまでの過去問に出てないですよね?時間を費やしてもしょうがない」と書かれ、質問に回答して貰えなかったのはとても残念でした。過去問に出ていなかった問題も今年は出ていましたし、受講者の些細な疑問点も今後はきちんと回答していただけると良いと思います。
- 全国公開模試の活用方法や受験して良かった点
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全国公開模試は今年の予想問題なので、模試の後に解き直して満点が取れるようにしました。予想外に宅建業法の点数が低かったので、ついつい後回しにしがちな宅建業法を試験前に詰める良いきっかけとなりました。普段から自宅で勉強しており、答練も自宅で受験していたので、周りに人がいる環境の中で緊張感を持って試験に集中する良い練習となりました。
- これから宅建士試験の合格を目指す方への応援メッセージ
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決して簡単な試験ではありませんが、コツコツと勉強すれば良い結果が出る試験だと思います。宅建試験を通して学ぶ知識は日常生活で役に立つものが沢山ありますので、少しでも興味があるなら勉強する価値はあると思います。試験当日にこれ以上できないくらい頑張ったと思えるよう、自分を信じて頑張ってください。