宅地建物取引士試験 合格体験記|山越 啓一郎さん
最後の2週間で絶対伸びますので、自分を信じること。それが合格への秘訣です!
山越 啓一郎さん
DATA BANK
受験回数 | 2回 |
---|---|
受講講座 | 速習本科生:教室講座 |
得意科目 | 民法 |
不得意科目 | 宅建業法 |
1日の平均学習時間(基礎・応用期) | 3時間 |
1日の平均学習時間(直前期) | 6時間 |
- 独学ではなく受験指導校を利用することに決めた理由
-
2回と言いますが、1回目は7年程前のこと。そのため、ほぼ勉強量は真っ白の状態。その時は独学でしたが、まったく知識が入らなかったため、完全に記念受験でした。また、不動産鑑定士試験も予選落ちの結果となってしまい、数か月間のモラトリアム期間を無駄に過ごさないこと、また次年度の不動産鑑定士試験の行政法規の点数アップも兼ねて、短期間で勝負できる環境を、ということで、受験指導校を選択いたしました。
- TACを選んだ理由・決め手
-
もともと不動産鑑定士試験の合格を目指しており、別個のアンケートにおいて不動産鑑定士試験の合格者の70%近くがTAC受講生だったことで、そちらの方でTAC様にお世話になっていました。そのため、他資格講座の受講生の大幅な割引が効くということ、またすぐに講座が始まるということを受け、今回は(も?)TAC様の方にお世話になることにいたしました。
- 効果的な学習方法
-
正直なところ、短答式問題は問題を解かないと意味がない(試験問題の微妙なひっかけについていけない)ことが、この1年でわかりました。そのため、基礎的な知識は講義の方に任せて、自宅学習ではひたすら問題を解くことに終始しました。トレーニングはもちろんのこと、今回開発して頂いたアプリの問題(システム)が非常に効率が良かったです。そして、穴となっている部分が確認できた単元のみ、テキストに戻って復習を行っていました。
- TACを受講して良かった点
-
【講師】
結構な確率でC問題について質問してしまいました。すみません。とはいえ、それでも解き方について丁寧に教えていただきました。また、いろいろと駄話をしたにもかかわらず、それに付き合っていただいてありがとうございました。
【教材】
特にトレーニングで問題と解説が見開きになっている点、そして解説が1ページにまとまっている点は自宅学習の際に助かりました。また、トレーニングにおいて「これは捨ててもいい」問題が明示されている点も、助かりました。
【カリキュラム】
必要なところは押さえて、捨てるところは捨てる! 特に自宅学習だと、民放やその他法令で必要のないところまで取り過ぎてしまう傾向が強いので、「何を捨てたらいいか」という点が明確だったところが一番良かったのではないかと感じています。
- フォロー制度の活用方法や良かった点
-
教室受講の担当講師とWeb配信の担当講師を別々の方にしておくと、教室受講の際にわかりにくかった部分が違う人の話で理解できた、という点もありました。さらに、Web配信の方は途中で止められるので、1時間ごとに別日で受講することもでき、たすかりました。
- 全国公開模試の活用方法や受験して良かった点
-
速修本科生(カリキュラム上、直線答練を最後の2週間だけで行う日程の場合)は、公開模試までに試験に勝てるような実力をつけていないことがほとんどです。そのため、公開模試は力試しというよりは、パンチドランカーにならないように楽しんできましょうという感じで受講した方が、後々引きずらないと思います。というのも、公開模試は変に難問をそろえてくる傾向があるので。
- これから宅建士試験の合格を目指す方への応援メッセージ
-
TACのカリキュラムの場合、民法が一番先に行われるので、そこで面食らう可能性が高いです。しかし、民法は全項目の中で一番平均点が低く(しかも今年の場合、本試験問題はTACの予想を外してきました)、正直「宝くじ」に近い部分があります。なので、まずは諦めないこと。そして最後の2週間で絶対伸びますので、自分を信じること。それが合格への秘訣です。そして、問題文のひっかけに騙されないように、普段から問題を解く習慣はつけるようにしてください。