宅地建物取引士試験 合格体験記|松本 麻里さん
メールで質問をすることができたのが、とてもありがたかったです。
松本 麻里さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | 総合本科生:教室講座 |
得意科目 | なし |
不得意科目 | 法令 |
1日の平均学習時間(基礎・応用期) | 2時間 |
1日の平均学習時間(直前期) | 6時間 |
- 独学ではなく受験指導校を利用することに決めた理由
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不動産業界への転職をきっかけに受験を決めました。この業界もはじめてで、宅建がどんな資格かも分からない中でのスタートだったので、カリキュラムに沿った勉強で短期間で確実に合格したかったからです。受験指導校であれば、合格のメソッドを多く持っており、改正論点や出題されそうな論点を教えてもらえると思いました。
- TACを選んだ理由・決め手
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勤め先から通えたことが一番の理由です。以前、簿記や税理士を勉強していた為、まずは馴染みのある大原簿記学校とTACさんを比較し、宅建に強いのはTACさんと知り、決めました。通信での受講が可能なことやフォロー体制なども決め手です。
- 効果的な学習方法
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カリキュラムに沿って勉強し、月次で行われる答練で上位15%(宅建の合格率)を目指して過去問中心に勉強しました。15%はなかなか厳しかったですがいつも30%以内には入れました。最初のモチベーションの高い時に高い目標を掲げるのは効果的でした。 この勉強を基礎答練期に毎月続けていれば応用答練でも平均点プラスアルファは取れるようになります。大変だったのは正直そこからでした。 直前答練期に点数が伸び悩み、思ったように点数につながりませんでした。そこで過去問を網羅的に解く勉強ではなく、苦手な部分をスポット的に勉強する方法に変えました。この方法は網羅的勉強時にできなかったところをチェックしていたことで可能となりました。また、最も苦手だった法令上の制限はテキストではなく、YouTubeなどで都市計画などが具体的にどのように行われるかなど、宅建試験に関係のない動画を見たりして興味を持つようにしました。これにより法令は本試験で満点が取れたのは驚きました。 正答率が20%~30%程度の問題は完全に切り捨てたり、あまり出ない難易度の高いところは思い切って勉強しないという選択をしたり、満点を目指すのではなく合格点をいかに取るかを考えることが大事だと思いました。 仕事との両立ですが、会社や家庭での理解があり、さらにはテレワークだったので通勤の時間を全て勉強の時間にあてられたことが大きかったです。出勤の時も電車の中では過去問を解いたり、隙間時間も宅建試験では有効に使うことができます。
- TACを受講して良かった点
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【講師】
通学でのスクーリングで申し込んだのですが、コロナ感染者が増えたため途中から通信に切り替えたので、通信の先生の良かった点ですが、本当に分かりやすかったです。覚えるのが苦手な私にとっては講義内でのみ教えて頂ける、いくつかの語呂合わせは、本当に助かりました。他の科目の講師もされている先生だったので知識が豊富で、試験に出やすいところに時間をかけて頂いたのはとても良かったです。
【教材】
正直、平均的かなと思います。私はノートを取らず、全てテキストにメモを取る勉強方法をとっていたので、メモを取るところが少なかったので、隙間を見つけるのに苦労しました。イラストなどもう少し欲しいなと思ったりもしました。
【カリキュラム】
基礎講義で全ての科目を勉強し、終わった時には最初に勉強した民法は忘れます。しかし、そこでまた民法に戻り、インプットが終わると全ての科目をバランスよく勉強できるカリキュラムが組まれていたので、やはり独学でなく受験指導校を選択して良かったと思いました。 直前答練期も、思い出す講義と答練を交互に行っていたので、効果的な勉強ができました。
- フォロー制度の活用方法や良かった点
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Web Schoolでメールで質問をすることができたのが、とてもありがたかったです。この場がなかったら合格できてなかったと思います。 それも、メールの回答がとても丁寧で、不明な点は全て解決できました。直前まで質問し申し訳なかったですが、そのおかげで合格できたと言っても過言ではありません。ありがとうございました。
- 全国公開模試の活用方法や受験して良かった点
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公開模試では平均点程度しか取れなかった為、そこでの自分の実力を痛感しました。問題も本試験と同等だったと思います。この公開模試の結果により、苦手論点を潰していく勉強方法に変え、最後の追い込み2週間でなんとか合格点に持っていくことができました。
- これから宅建士試験の合格を目指す方への応援メッセージ
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宅建は難しい問題が出されますが、合格点は決して高くないと思います。なので問題の難しさに翻弄されず、難しい問題の中でいかに合格点を取るか、いかに正解を選択できるかだと思いました。そのためには基本的論点の知識を確かなものにすることが大事だと感じます。曖昧な部分があると、難しい選択肢に惑わされ正解を選べません。それさえ分かってしまえば合格は目の前だと思います。 あとは答練をどんなに勉強してなくてもきちんと行って受けることが大事だと思います。。2時間の試験時間をどのように使うかは、緊張感ある場で様々な経験をしてはじめて身につきます。