合格者が語る！企業経営アドバイザーの魅力
桂川　慎一さん

企業経営アドバイザーの受講をされた理由は？

　知り合いから「企業経営アドバイザー」という試験がためになると教えていただきました。たまたま勤務先の自己啓発講座の中にＴＡＣがあり、その中に「企業経営アドバイザー講座」がありました。６年前にＴＡＣのおかげで中小企業診断士を合格できたので信頼がありました。中小企業診断士になってから５年が経過して資格を更新したばかりだったので、知識の復習のつもりで受験しようと思いました。また、中小企業診断士の試験科目にない「事業性評価」について学習したいと思いました。

選択したコースとカリキュラムの満足度、受講の感想を教えてください。

　Ｗｅｂ通信講座のフルパックコースを受講しました。
　講師の方々は単に試験対策としてお話しされるのではなく、どう実務に活用できるかイメージできたのでとても参考になりました。特に「事業性評価」の講師の方は単なるインプットではなくアウトプットを想像できたので、一方的になりやすいＷｅｂ学習がとても楽しく感じました。
　テキストはさすがＴＡＣの教材でコンパクトに要点がまとめられていて、覚えるべきことがわかりやすかったです。また、トレーニングも持ちやすい大きさで、覚えなければならないことがまとめられた問題だったので勉強しやすかったです。
　カリキュラムも一つのテーマのボリュームがちょうどよく、内容についても難解なところは丁寧に解説されており勉強しやすかったです。また、知識科目を勉強したあと実践科目を勉強することで関連付けて勉強することができました。
　「企業経営・企業支援」は中小企業診断士の復習になり、仕事にも直接役立ちました。「事業性評価」はローカルベンチマーク、デューデリなど定量分析・定性分析が整理できたので改めて勉強してよかったと思いました。

1日の平均学習時間、学習の際に工夫した点がありましたら教えてください。

　平日は約２時間、休日に約５時間学習しました。仕事が終わった後は疲れており学習に集中できないため、朝早起きをして仕事が始まるまでの時間を勉強時間に充てました。朝の時間は集中して学習に取り組めるため、短い時間で効率よく学習できると思っています。また、ただ漠然と勉強するのではなく実際の仕事にどう活用しようか考えながら学習することで楽しく取り組めました。
　学習法としては、Ｗｅｂ講義を一通り視聴した後は、ひたすらトレーニングと添削問題に繰り返し取り組みました。各科目１週間で回すようにして、毎朝２時間問題を解きました。ひっかけポイントがどこなのかを理解するように努めて特に一度間違えたところはチェックして繰り返し学習するようにしました。
　試験の存在を知ったのが遅く、試験まで２ヶ月弱だったので、学習計画を立てるのに苦労しました。他の資格試験と同様「問題集」を学習の中心にしてアウトプットを意識したことが、短い期間で合格できた要因だと思っています。

対話力向上講習について

　コロナ禍のためオンライン受講となってしまいましたが、チームミーティングなどの時間が十分あったので、いろいろな考え方を共有することができました。またケーススタディがとても楽しくあっという間の一日でした。
　講習でコミュニケーションスキルを体系立てて学ぶことができ、現在の仕事である研修業務に役立てることができました。また、営業を指導する上でのコミュニケーションについてのコンテンツ作成のヒントにもなりました。

これから資格をどのように活かしていこうとお考えですか？

　マネジメントの基本を学ぶことでマネージャー向けの研修業務に直接活かすことができました。具体的なコンテンツ作成はもちろん、コミュニケーションの基本や営業のやり方についても今後教材作成し本来業務に活用していきたいです。また中小企業診断士としても「対話力向上講習」のスキルを活用して今後ヒアリングを行いたいです。

これから受講を検討されている方に、メッセージをお願いいたします。

　中小企業診断士を目指している方には科目や学習内容が重なっているので基本をしっかり習得することができます。また、マネジメントを体系立てて学ぶ機会としてとても良い試験だと思います。ＴＡＣのカリキュラムに沿ってアウトプット（問題）を繰り返せば合格できると思います。頑張ってください。