合格者が語る！企業経営アドバイザーの魅力
山口　和彦さん

企業経営アドバイザーの受講をされた理由は？

　金融機関に勤めていますが、人材開発分野に長く携わっており、研修講師の経営コンサルタントの方々とお話しをする機会が多くあります。彼らの知識やノウハウを少しでも身につけたいと多くの書籍を読んできましたが、「資格」という形で、取得したいと思ったのがきっかけです。

選択したコースとカリキュラムの満足度、受講の感想を教えてください。

　Ｗｅｂ通信講座の知識・実践パックコースを受講しました。
　各分野のスペシャリストに講義をいただき、要点を絞ったわかりやすい解説で理解を深めるのに役立ちました。テキストは、各科目の必要なポイントに絞られており適量でした。トレーニングも各テーマの確認のほか、総合的な事例問題も盛り込まれており、理解を深めるのに役立ちました。
　私のように通学が難しい者にとって、オンデマンドで何度も確認ができるＷｅｂ通信講座は非常に役立ちました。Ｗｅｂ通信講座は、苦手科目・テーマに絞った活用となりましたが、拠り所として心強い教材でした。
　企業法務の分野は、さまざまな組織再編方式における取り扱いの違いや、個々の知的財産権にかかる取得手続・効力等について整理・理解するのに苦労しました。
　一方で生産管理の分野は、これまでの業務で知識・経験も浅い分野であり、生産にかかる方式、計画、管理（在庫・購買・発注）等、体系的に学ぶことができました。

1日の平均学習時間、学習の際に工夫した点がありましたら教えてください。

　平日約２時間、休日は１時間学習しました。
　合格者体験談を倣って、テキスト・トレーニングの通読を、全科目３回することを目標にスケジューリングのうえ、苦手意識のある科目・パートはＷｅｂ通信講座で確認を行いました。
　コロナ禍で当初の受験スケジュールが変わり、次回日程や開催が定まらないなかで、集中力を保つのは苦労しましたが、今考えると、再度復習する機会があったので合格に結び付いたのだと考えております。
　仕事のある日は帰宅後の勉強時間があまり確保できないため、往復の通勤時間で効果的に集中して勉強できるように心掛けました。

対話力向上講習について

　テキストに加えて、豊かな経験に裏付けられた講師のノウハウが非常に有益でした。また、ケーススタディも実践的で、企業へのヒアリング・分析・提案に必要な要素を体系的に学ぶことができました。
　経営者へのヒアリング項目の選び方や悩み事・ニーズの引き出し方などは、さまざまな業務における関係者ニーズの把握・改善案の提言に結びつくものであり、日常業務において常に心掛けていきたいです。

これから資格をどのように活かしていこうとお考えですか？

　企業経営アドバイザーで学ぶ知識・ノウハウは、様々な業務において拠り所・ベースになるものであり、さらに学習を深堀するとともに、実践で自分なりの経験・ノウハウを積み、将来的にはコンサルティング業務に挑戦していきたいと思います。

これから受講を検討されている方に、メッセージをお願いいたします。

　ビジネスにおける必要な知識を体系的に学ぶことができ、対話力も含めて、実践面でも幅広く役立つ資格だと思います。是非、チャレンジしてみてください。