日商簿記検定1級 試験情報

日商簿記検定1級試験とは?

日商簿記検定試験は、企業の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能を身につけることを目的として、日本商工会議所および各地商工会議所が主催する検定試験です。年間40万人が受験しています。 その中の最高峰、日商簿記1級合格者は極めて高度な会計知識を有し、経営管理や分析を行う能力を持ち合わせた会計に関するスペシャリストだと言われています。誰でも簡単に手にできる資格ではないからこそ、取得することで得られる能力や評価、活用できる場面が多数あります。

日商簿記1級を目指すメリットについてTAC庄司講師が解説!

簿記検定の最高「日商簿記1級」を取得するメリットについて、TACの庄司講師が自身の体験を含めてお話しします。 簿記1級では汎用的に使える知識から業績評価、経営意思決定のための知識など、とても実用的な学習ができます。原価計算についての例題もご紹介しています。        

日商簿記検定1級 試験概要

簿記1級のレベル

極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。 合格すると税理士試験の受験資格が得られる。公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。

試験日

6月(第2日曜日)・11月(第3日曜日)の年2回実施

受験料

7,850円(税込)
※商工会議所により、別途事務手数料がかかる場合がございます。

申込方法、申込期間

試験実施日約2~3ヵ月前までに受験希望地の商工会議所までお問い合わせください。詳細は下記からお調べいただけます。
※商工会議所によって異なります。

実施会場

全国の商工会議所もしくは商工会議所の指定する会場

TAC団体申込のご案内

TACでは団体申込を実施しております(一部校舎を除く)。現受講生様を優先してお申込受付をさせていただいております。
例年、試験日の2~3ヵ月前より、「日商簿記検定試験 本試験申込要項」にてご案内しております。 札幌校・池袋校・渋谷校・八重洲校・立川校・町田校・横浜校・大宮校・津田沼校・名古屋校・なんば校・福岡校は検定試験会場に指定されています。これらの校舎にて受験したい場合は、団体申込の手続きが必要となります。詳細はTAC各校までお問い合わせください。(1級の会場はTAC校舎以外の会場となる場合がございます。)

試験科目・試験時間・合格基準

商業簿記・会計学:90分
工業簿記・原価計算:90分
合格基準:70%以上 ただし、1科目ごとの得点は40%以上

合格発表

試験実施日から約2ヵ月後
※発表方法、発表期日、合格証書受渡し方法等は各商工会議所によって異なります。

受験者数・合格率

  第156回(2020.11.15) 第157回(2021.2.28) 第158回(2021.6.13)
1級 受験者数 8,553 6,351 7,594
合格者数 1,158 502 746
合格率 13.5% 7.9% 9.8%

第157回(2021年2月試験)は1級実施。

上記、日商簿記検定試験概要は、令和3年12月現在のものであり、変更される可能性があります。 試験に関するお問い合わせは、日本商工会議所または受験希望地の商工会議所へお問い合わせください。

簿記検定試験に関するお問い合わせ・受験申込先

日本商工会議所
ホームページ http://www.kentei.ne.jp/
検定情報ダイヤル
03-5777-8600
受付時間 8:00~22:00(年中無休)