合格者が語る！企業経営アドバイザーの魅力
川谷 伸一 さん

企業経営アドバイザーを受講された理由は？

TACのホームページで企業経営アドバイザーの資格について知りました。プロの経営コンサルタントを目指しており、中小企業診断士の受験が足かけ7年になりますが、なかなか合格することが出来なかったため企業経営についての資格がほしいと思い、受験しました。

選択したコースとカリキュラムの満足度、受講した感想をお聞かせください。

Web通信講座のフルパック［財務入門付］コースを受講しました。様々なタイプの講師が在籍しており、各科目の初学者でもわかりやすく解説してくれます。中小企業診断士の上級講座を受講した経験がある私でも非常にわかりやすく、新たな気づきを得ることができました。

テキストについては、各科目の例題を中心に勉強することで、合格レベルまで知識を高めることができました。わかりやすい表現で学習できたものの、例題の解説がもう少し深ければさらに理解が深まったと思います。

科目ごとに必要な知識を効率よく蓄積できるように構成されており、最短で合格できるように工夫されています。Webトレーニングを通じて知識の確認や実践形式の問題に取り組むことができ、実際の試験でも十分な知識を得られるように構成されています。

1日の平均学習時間、学習の際に工夫した点がありましたら教えてください。

平日、休日とも1時間程度の学習をしました。中小企業診断士の2次試験に合格したこともあり、知識問題についてはWebトレーニングを中心に行いました。知識が足りない科目を中心に補充し、選択肢については正誤判断だけでなく全ての選択肢について正誤判断を行い、正解不正解に関わらず、全ての選択肢の正誤判断ができるように学習しました。

知識問題については確認程度の学習で十分であり、実践問題については診断士にはない領域を中心に学習しました。診断士の2次試験の知識を補充する形で勉強を進めました。

個人事業主ということもあり、時間の調整は比較的簡単にできました。敢えて勉強のために仕事を休み自分を追い込むことで、より集中した学習が可能になり、効率的に学ぶことができました。

CBT受験について、感想と受験のコツや注意点を教えてください。

試験官がおらず、自分一人だけなのでパソコンの画面に集中することができました。自分のペースで受験でき、自分のスケジュールに合わせて受験できるため、忙しい方には最適だと思います。

知識科目については十分に時間があると感じましたが、実践問題は問題本文を読み解くトレーニングをしないと時間が足りなくなる可能性があると感じました。

知識問題は知っているかどうかで解答できるため、時間的な余裕があります。しかし、実践問題は問題本文を読み解き解答する必要があるため、わかる問題から順に解答することが重要です。難しいと感じた問題は後回しにして、時間をかけて解答すれば良いと感じました。

対話力向上講習について

実際のプロのコンサルティングの方からの話であり、Web講座の講師も務めていたため、より理解しやすかったです。経営者へのアプローチ方法やローカルベンチマーク、経営デザインシートの作成についてのワークショップを通じて、理解を深めることができたと思います。特に実践科目の内容が非常に重要だと感じました。

これからプロのコンサルティングとして事業を始めていきたいと思っているので、今回学んだことを念頭に置いて、経営者とのスタンスや対話を重視し、多くの経営者に助言やアドバイスを行っていきたいと思います。また、経営者と接する機会が多い職種の方々にもアプローチしていきたいと考えています。

これから資格をどのように活かしていこうとお考えですか？

プロのコンサルタントとして、今回取得した資格の知識を活かし、顧客企業、経営者仲間に対して経営についてのアドバイザーとして、経営分析や経営アドバイスを行い、経営者の方々をサポートすることを仕事としたいと思います。

十分に学習した内容をもとに、多くの企業や経営者を盛り上げていきたいと考えています。

これから受講を検討されている方に、メッセージをお願いいたします。

私はプロのコンサルタントを目指し、会社を退社してから7年かけて中小企業診断士の資格を取得しました。今回の企業経営アドバイザーの資格も、診断士の学習領域と重複している部分はありますが、何が何でも合格するという強い意思があったからこそ、合格できたのだと思います。

試験前や試験中に決して諦めないという強い意志を持って試験勉強に取り組むことが重要です。試験に臨む皆さんにも、この強い意志を持って取り組んでいただければと思います。諦めた瞬間に勝利の女神は逃げてしまいます。