資格試験・資格取得の情報サイト>外交官(外務専門職) >外交官とは?仕事の内容・魅力| 外交官(外務省専門)

外交官<外務省専門職>とは?
仕事の内容・魅力をわかりやすく解説!

外交官とは

国際社会を舞台に、日本の国益を守るために活躍!

外交官とは、外務省本省と世界各地の大使館・総領事館・政府代表部に勤務し、外国との交渉や文化交流、情報分析や邦人保護活動を行う公務員です。

世界各国との関わりが重要視される中で、外交官は諸外国との政治的・経済的な連携や駆け引きを通じて、日本の国益を守る役割を担っています。また、核兵器・テロ・感染症・環境問題といった世界全体に関わる問題においても、日本を代表して対策支援を行っています。

歴史の転換期に活躍した外交官も数多く、ユダヤ人6,000人を命のビザで救った杉原千畝氏をはじめ、大勢の外交官が外交史にその名を刻んでいます。

外交官とは

外交官の種類

外交官は主に「国家総合職試験」「外務省専門職試験」を経て採用されていますが、同じ外交官でも区分により求められる役割や職務が異なります。
総合職と専門職の違いを見てみましょう。

国家総合職(官僚)

広範な職域をもち組織をリードするゼネラリスト外交官

国家総合職試験は人事院が実施しており、この試験から外務省に採用された職員は外務官僚として、将来幹部職員となることが期待されています。本省勤務(日本国内)の割合が高く、政策決定にダイレクトに携わります。

外務省専門職員

高度な専門性を駆使するスペシャリスト外交官

外務省専門職試験は外務省が独自に実施しており、この試験から採用された職員は各言語の専門家として活躍することが期待されています。担当言語を母国語とする特定の国(地域)における在外公館での勤務の割合が高く、担当地域の情報収集・分析を行い政策立案を支えます。

外交官(外務省専門職)に向いているのはこんな人!

海外で暮らしたい!

外務省専門職員になると、3~4年程度の間隔で外務省本省と在外公館に勤務します。国家総合職など他の職種と比べて海外駐在期間が長いため、現地の状況をより肌で感じながら外交に携わることができます。

専門家になりたい!

外務省専門職員になると、担当言語を母国語とする国(地域)に駐在します。言語はもちろんのこと、担当地域の地理や歴史、文化に精通した専門家になれる道が開かれています。

コミュニケーションが好き!

情報収集のために海外で様々な人とネットワークを作ったり、諸外国との交渉を行ったりする外交官。だからこそ、コミュニケーション力は外交官に必須のスキルとなります。「人とのコミュニケーションが好き!」という方は、その力をフルに活かして、外交の新しい道を開いてみませんか?

実際の合格者はどんな人?合格者の声や試験のデータが満載!

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試験情報や合格者データなどが掲載されています。

資格の最新情報やTACのコースを掲載したパンフレットを、お使いのデバイスでいますぐご覧いただけます。

お申込いただいた場合、個人情報の取り扱いにご同意いただいたものとして取り扱わせていただきます。

外交官(外務省専門職)の充実した研修制度

入省年の4月 <1ヵ月間の語学研修>

外務省研修所で実務や教養とともに、研修語の学習に取り組みます。日本人やネイティブの講師から、担当言語の基礎的な教育を受けます。

5月~ <11ヵ月間の外務省本省勤務>

日々の業務を通じて外務省の仕事を学びつつ、週2回の語学研修を受けます。

翌年4月~ <2.5ヵ月間の語学・外務講義等研修>

外務省研修所に戻り、業務を離れて静かな環境の中で研修国の歴史・政治・文化などを多岐にわたって学びます。夏から始まる在外研修の準備も行います。

6月・7月~ <2~3年の在外研修(国費留学)>

研修国の大学・大学院に留学し語学の習得はもちろんのこと、現地の人々の中に入り研修国の歴史・政治・経済・社会・文化を広く学びます。この研修が終わると、いよいよ外交官としての仕事が始まります。

外交官(外務省専門職)の仕事内容

外務省専門職員は、担当言語を母国語とする国や地域の在外公館と、外務省本省での勤務を数年ごとに繰り返します。

外務省本省での勤務

全世界を視野に捉えた日本外交の拠点(職員数:約2,800名)
東京・霞が関の外務省本省では、世界中の在外公館と緊密な連携を取りながら、外交政策の企画・立案を行っています。日本の平和と繁栄を確保するための外交活動の中枢としての役割を担っています。

在外公館(大使館・総領事館等)での勤務

世界各国に置かれた外交の最前線(職員数:約3,500名)
世界200ヶ所以上に置かれた在外公館は、諸外国との外交交渉の窓口となる機関です。日本を代表して相手国政府と様々な交渉を行います。

交渉と情報分析

日本の外交政策を相手国に理解してもらうための交渉を担います。通訳や外交文書の翻訳の他、政治・経済の状況分析や動向予測を行います。また現地で有益な情報収集と意見交換ができるように、相手国の政府や議会関係者、学識経験者とのネットワークを作ることも重要な役割です。

日本人を守る邦人保護活動

海外に渡航している日本人の事故や急病、また犯罪に巻き込まれた時などの対応にあたります。テロや大規模自然災害等の緊急事態が発生した場合には、現地の関係機関と連携をとりつつ、日本人の安否確認や国外退避を支援します。

ODA(政府開発援助)

日本の専門家による技術指導や、資金援助等(ODA)の実施にあたり、日本と相手国との橋渡しを行い、プロジェクトを展開・監督します。学校・病院・道路・水道などのインフラ整備や、病気の予防対策などを通じて、その国の人々の生活を向上させるために活動しています。

広報・文化交流活動

日本の姿勢を正しく理解してもらうために、現地の報道機関に対する情報の提供や、誤解に基づく報道に対する反論、日本要人が訪問した時の記者会見のアレンジなどを行います。また公演・展示事業などを通じて日本の現代文化を紹介するなど、文化交流を積極的に進めています。

外交官(外務省専門職)の魅力

語学力を生かして世界を舞台に活躍できる!

外務省に入省すると「日本語」「英語」「担当言語」の3か国語のトリリンガルとして仕事をします。そして、日々の情報収集・分析や翻訳業務、諸外国との交渉、通訳場面では「高い語学力」が求められます。そのため、常に語学力を磨き続けていく必要があります。そうして磨き上げた語学力を存分に発揮し様々な国で活躍できる外交官という仕事は、語学が好きな方にはまさに"天職"と言えるのではないでしょうか。

担当言語や国・地域、分野の専門家になれる!

外務省専門職員は、担当言語を母国語とする国や地域に赴任する割合が高いため、必然的にそれら地域のスペシャリストとなることができます。また、将来は「専門官」として、国際法、軍縮などの分野や地域の専門家として活躍する道も拓けています。

日本の代表として外交の最前線で活躍できる!

日々刻々と変化する国際情勢のなかで、「日本の代表」として最前線で日本外交に貢献できるのが外交官です。自分の仕事が将来歴史の1ページに残る、なんていうこともありうる、非常にスケールの大きな仕事です。

外交官(外務省専門職)になるにはどんな試験を受けるの?
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