USCMA試験 合格体験記|胡 暁峰さん
会計プロフェッショナルへの第一歩
胡 暁峰さん
拓殖大学大学院 商学研究科 卒業
東証一部製造業
DATA BANK
Part1(財務計画、業績管理と統制) | 360点(2018年5月/2回目) |
Part2(財務的意思決定) | 380点(2018年10月/1回目) |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
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新卒時に新事業開発を任されており、海外市場担当でM&A等に関わった頃から、会計や財務に徐々に興味を持ちはじめました。将来その分野でプロフェッショナルを目指したいが、まずはUSCPAではなく、自身の業務に一番関係性のある管理会計に特化するような国際資格を取得するのが目標でした。それがUSCMA取得のきっかけとなりました。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
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TOEIC®L&R TEST :730点
日商簿記2級
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
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簿記2級を受験勉強する際に利用した教材がTACでした。教材が非常によくわかりやすく、また過去問も実際の試験よりやや難しいという点も好評価に繋がりました。
さらに、実際USCMAを勉強する際にも、メールでの確認事項へのご対応も早くて丁寧で非常によかった。
- Q4 TACの講座でよかったところ
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私の場合、DVD通信講座でしたが、良いところは以下の通りです。
・日本語のテキスト
初心者でも理解できるように分かりやすく作成されています。
特に先生が黒板に書いた内容を講義録にまとめてくれている点は非常に良かった。
(自分でいちいちメモを取らなくても済むため。)
・Beckerテキストや問題集
1,000問以上のMC問題が掲載されている為、問題演習にたっぷり取り組むことができました。
- Q5 合格までの学習期間は?
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1年3ヶ月かかりました(週末:8時間/日)。
日商簿記2級ぐらいの知識から勉強した為、最初は分からないことが多く、どうしても短期間に消化できませんでした。
また、その間に転職もしていた為、一時中断してしまったこともありました。
PART1は17年の10月に受けたが、僅か10点差で不合格でした。2度目の挑戦が18 年の5月で、理解が深まったこともあり無事に合格ができました。 PART2は18年10月で一発合格ができました。
- Q6 合格までの学習法
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日本語のテキストは読みやすいかもしれませんが、Beckerの分厚い教材も必ず読み通すことをお勧めします。特に会計知識が少ない方にとっては、重要論点しか勉強しないとなると、本番では躓くかもしれません(私の場合はそうでした)。
それを踏まえて、以下の流れで学習しました。
・DVD教材を一通り学習する、各論点を必ず完全に理解してから次に進む
・論点が理解できたら、問題集を練習する(TACがまとめた問題集)
・Becker教材を学習する、時間があるときにBecker大学教授によるビデオ講義も観る
・Becker問題集を2回転する(苦手部分は3回転)
・模擬試験(Mock Exam)を受験し、試験日までCMA Exam Support Packageの問 題演習をひたすら行う
※Essayに関しては、草野先生が指摘した重要論点を丸暗記しました。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
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受験する際、貸出用の電卓はどうしても使い勝手が良くなかった。これが計算のスピードダウンにも繋がり、初受験時は焦っていました。
- Q8 学習したことが業務において役立っていることはありますか
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Part1で学習した内容については、現在担当の単体決算及び全体予算編成・統制において、非常に役に立っています。
一方、Part2の内容については、特に新規PJTを検討する際にもその知識が活用できていて非常に有り難いです。
- Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス
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私のように会計知識も英語力もそれほど高くない場合でも落ち込む必要はありません。どの試験にも共通するかもしれないが、挫けずに継続して勉強するのが合格の近道だと考えます。
1回目に落ちたとき、絶対合格してやると決心しました。今振り返れば、その決心こそが重要かもしれません。次はUSCPAに挑戦してみたいと考えています。
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