USCMA試験 合格体験記｜R.I さん

USCPA試験合格後、もとより興味のあった管理会計・ファイナンスの勉強をしたいと思いUSCMAと出会いました。また、当時、経理寄りのチームで働いていたのですが、社内のFP&Aのチームへの異動を希望しており、その際の補強材になると考え勉強開始しました。また、内容が一部USCPA試験と被るところがあると事前に聞いていたため、比較的短期間でサクッと合格を目指せるのではないかと考えたこともあります。

会計知識：保険会社経理の実務、USCPA試験合格
英語知識：留学経験（1年）、外資系企業勤務

そもそもUSCMAの予備校が国内だとTACだけということもありますが、洋書を購入し独学ですすめることよりも、短期間で合格を目指していたので、予備校学習を選びました。

満点を目指すのではなく、最小労力で最低合格ラインを目指すような講座スタイルと思われ、その点が気に入りました。洋書のテキストは電話帳並みに分厚く、真面目にガリガリやろうとすると、とてつもない時間がかかります。ガッツリ時間をかけて高得点での合格より、最低限の時間で合格を目指すのが個人的なスタイルに合っていたので、その点で本講座は自身の志向に合致していました。

約5ヶ月（途中転職活動や繁忙期で一時中断あり）

・TAC講師によるWeb講義を2倍速で流し聞き＆メモ
　（USCMAから追加されたトピックの回のみ）
・Beckerオンライン演習ソフトでMC Questions（四択問題）のみ全解答
　（不明点、誤答等はすべてメモを取る）
・テキスト流し読み、キーワード暗記（Essay対策）
・模試
・MC2周目（1周目誤答の箇所のみ）

USCPAより手続きはシンプルな気がします。自分でIMAのHPを見ながら進めれば特段問題ないと思います。また、Discount Codeが発行されているタイミングでIMAの入会金・メンバーシップフィーの支払いをしたので、とてもお得でした。

現在は監査職であるため、直接的ではありませんが、analytical procedureを実施する際に、大枠の数値の感覚を把握する点で、USCMAで学んだ財務分析等の知識は役に立っているのではないかと思います。

会計・ファイナンスを広く浅く学びたい方へおすすめの試験です。ただし、膨大なテキストやテスト範囲に溺れてしまわないように、常にゴールを意識した勉強方法をおすすめします。満点を目指さないのであれば、難しい問題はバッサリ捨てても、基礎的な問題を確実に正解できれば合格ラインは目指せる試験だと思います。私のように最低ラインでの合格を目指す場合、タイトめなスケジュールで、勉強開始時に試験会場予約をすると、重要な部分にのみフォーカスせざるを得なくなり、おすすめです。