USCMA試験 合格体験記|H.O さん
良い経験になりました
H.O さん
滋賀大学 経済学部 卒業
勤務先:外資系企業
DATA BANK
Part1(財務計画、業績管理と統制) | 400点(2021年1月/2回目) |
Part2(財務的意思決定) | 390点(2021年6月/1回目) |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
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会計知識と英語力を客観的に証明できる資格が欲しかったからです。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
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会計知識:日商簿記2級
英語知識:TOEIC ® L&R Test 860点
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
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独学で挑むのは無謀だと感じたので、日本語でのサポートを受けることができるTACの講座を受講することにしました。
- Q4 TACの講座でよかったところ
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やはりBecker Online演習ソフトでしょうか。
学習の進捗管理だけでなく、本試験に近い形で演習ができるので大きな助けになりました。
紙媒体のテキストは、電話帳くらいあるので持ち運びが大変でしたが情報整理や復習の為に活用しました。講義動画も重要論点に絞って解説してくれるので、直前のおさらいに視聴しておいて大正解でした。
- Q5 合格までの学習期間は?
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学習開始から約1年半(2020年1月~2021年6月)、トータル700時間費やしました。
平日は1~2時間、休日は3~4時間勉強に充てていました。
- Q6 合格までの学習法
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<インプット>
日商簿記2級合格から5年以上経過しており、実務からも離れていたため苦労しました。
手始めに講義動画を全て視聴しましたが理解が浅く、加えてその分量に圧倒され何度か挫折しそうになりました。それまで英文会計の学習経験がなかったので、地道に単語を覚え、分厚いテキストを読み込んだ上で演習問題に何度もトライしました。試験では問われないような論点もあったのですが、ここで回り道をしたことで基礎を身に着けることができたと思います。
<問題演習>
Becker Online演習ソフトのランダム出題機能を使い、MC(四択問題)は毎日最低50問、多い日で100問以上解くようにしていました。
<Part1>
出題範囲が広く、初回合格まで1年間程度かかりました。
全パートの正答率が8割を超えるまでMCを5周ほど回しました。Essay(論述問題)対策として付属の練習問題は丸暗記し、更に問われそうな論点をピックアップしテキストの内容をまとめたノートを作成しました。
<Part2>
インプット込みで約5ヵ月で対策しました。
Part1の学習を通じ試験対策に何をすべきか、ある程度理解できていたのでMCは3周ほど回し、残りは全て苦手な分野(主にSection B)の克服に努めました。配点が高いSection A, B, Cを中心に解くようにしていました。
<その他>
モチベーション維持のために合格後の自身のキャリアを常にイメージし続けていました。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
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講義動画で草野先生がおっしゃっていた通り、全ての出題範囲を網羅する前に早々に受験することをオススメします。ある程度自信がつくまでなかなか出願できない気持ちはわかりますが、満点を目指す試験ではないので理解度が7~8割に達した時点でとりあえずチャレンジした方がいいと思います。 計算問題の比率が多く、問題を解くスピードも要求されます。試験は4時間休憩なしとハードなので、数日前からの体調管理も重要ですね。
<Part1>
初回受験時10ポイント足らずで不合格になったことが悔しくて問題を解きまくっていたせいか、2回目は1時間程度の余裕をもって退出できました。Essayもほぼ完答できていたと思います。
<Part2>
投資判断や資本コストなど、計算に手間のかかる問題が多く目標時間ギリギリで解答しました(MCに2時間半、残り時間はEssay)。Part1と比較してよりシビアな時間配分を要求される印象を受けました。
手応えがなさすぎて受験終了後、1カ月半必死で勉強をしたのですが結果的に390点で合格していました。
- Q8 学習したことが業務において役立っていることはありますか
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現在外資系企業に勤務していますが、USCMAで学習した専門用語や概念を実務と結びつける機会が度々あります。転職活動の際にも一つのアピールポイントとして役立てることができました。
一番の収穫は毎日勉強する習慣が身についたことでしょうか。
- Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス
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毎日コツコツ勉強することが何より重要です。
日本国内ではマイナーな資格ですが、世界中で会員数が急増していることもあり試験が難化するかもしれません。英語に極端な苦手意識のない方で、興味がある方ならお早めに挑戦してみてください。
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