USCMA試験 合格体験記|藤間 裕介 さん
財務(USCPA)と管理(USCMA)の二刀流!
藤間 裕介 さん
勤務先 : コンサルティング会社勤務 (BIG4)
DATA BANK
Part1 | 390点(2020年2月/ 1回目) |
Part2 | 360点(2020年8月/ 1回目) |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
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・たまたま同じプロジェクトで働く同僚がUSCMAを目指していたこと。
・管理会計に詳しい人材がまだ少なく、活躍できる場所があると考えたこと。
・USCPAを保有していたので、USCMAとのダブルライセンスで自身の市場価値を高めたかったこと。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
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会計知識:USCPA (Inactive license – Guam)
英語知識:TOEIC ®L&R TEST : 945点 / 海外オフィス勤務のため日常的に使用
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
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TACの受講相談窓口で学習を進めていくうえでの不安な点や学習イメージ(スケジュール感や教材)を相談することができ、合格までの道のりが明確になったことが決め手でした。
- Q4 TACの講座でよかったところ
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やはりBeckerのオンライン演習ソフトが良かったです。
本番同様にPCで問題演習ができた事で、試験当日も落ち着いて問題を解くことができました。また草野先生の解説は、重要な論点を理解するのに非常に役立ちました。記憶型ではなく、思考型(ちゃんと自分の頭で理解すること)で応用力がついたと思います。
テキストについてもBeckerの教材だけで充分だと思います。正直、テキストは辞書のように分厚く、やる気を削がれがちですが、実践(MC演習)が肝になってきますので、本当に必要な論点だけを拾い読みしていけばいいと思います。
- Q5 合格までの学習期間は?
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学習開始から1年半ほどかかりました。当初の計画では集中して6か月で終わらせるつもりでしたが、受講開始直後にモチベーションが上がらず、本格的に学習を開始するまでに時間が空いてしまいました。
またUSCPAを取得したのが学生時代ということもあり、BECの内容も記憶から抜け落ちていて各論点を思い出すのに時間がかかりました。
- Q6 合格までの学習法
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受験約3ヵ月前:受験日を設定後、講義を1.5倍速で受講→テキスト読込→MC演習でまずは一回転。 受験2ヵ月前:出題比率の高いSectionを中心にMC2回転目を解く。難易度が高そうな複雑(マニアック)な問題はスキップ。(本番ではこんな問題は出ないと腹をくくり飛ばしました。)
試験1ヵ月~2週間前:引き続き、時間が許す限りMCをひたすら解く。
試験直前期(2週前~):Mock Exam (現:Simulated Practice) に挑戦。一問当たり80秒を目安に時間を意識してMCを解答するようにしました。いざ、Mock Exam (現:Simulated Practice) を解いてみるとケアレスミスが出てくるので、論点と何が問われているのかを冷静に判断し処理することを心掛けるようにしました。
私の場合、特にエッセイ対策はしていません。結局MCを通して抑えた論点しか出ないので、正解した問題についてもなぜ正しいといえるのか、また他の選択肢にはどんな“罠(ひっかけ)”が込められているのか、問いの構造を理解するようにしていたため、本番のEssay問題も違和感なく解答できたと思います。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
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両Partに共通して、まずは受験日を先に決めてしまいました。
そこから逆算し、限られた時間内で出来る限りの準備をするようにしました。(受験日の変更は有料なので決めた日に受けざるを得ない状況を作りました。) 自分の性格上、準備が出来たら受験日を設定しようとすると、結局何年もかかってしまいそうだったので。
Part2の受験は、コロナウィルスの影響をもろに受けてしまい、Prometricテストセンターの予約が強制的に延期されてしまいました。その後のモチベーションの維持が大変でしたが、今一度自身の合格後のキャリアをイメージし、なぜこの資格を目指しているのかを見直す良い機会になり、なんとか乗り越えることが出来ました。
- Q8 学習したことが業務において役立っていることはありますか
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・対外的な面では、名刺にUSCPAと並びUSCMAと書けることで説得力が増します。少なくとも体系的に財務・管理会計の知識+英語力があることを証明できる点には非常にメリットを感じます。
・実務面では、原価計算や部門別の収益分析、意思決定に関するプロジェクトで有識者やクライアントとの折衝に勉強した内容が役に立っていると思います。
・私生活においても、Part2で学習したRelevant Costの考え方は大事だと思いました。
- Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス
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個人的に印象に残っているのが、草野先生がPart2最後の講義で仰っていた「とっとと受けに行って、さっさと合格してください。」という言葉です。全くその通りだと思います。受験日を決めてしまい、後は限られた時間内で効率よく学習すればきっといい結果がついてくるはずです。
私の場合、受講開始時期に海外赴任と子供の誕生が重なり、始めは思うように勉強時間が取れずに苦労することもありました。ですが、複数の制約下で時間を捻出し効率よく受かるために工夫することができたと思います。
受験を通じて資格取得以上に自身が成長できるいい機会にもなると信じていますので、これから合格を目指す皆様にも是非最後までやり遂げてほしいと思います。
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