USCMA試験 合格体験記|宗村 敏 さん
簡単ではないですが目指す価値はあります
宗村 敏 さん
京都大学経済学部
IE Business School MBA 卒業
勤務先 総合商社
DATA BANK
Part1 | 410点(2020年2月/ 1回目) |
Part2 | 360点(2020年6月/ 1回目) |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
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USCMAの取得を目指したのは管理会計や内部統制に関する理解を深め、それを証明したいと考えたためです。USCPAを取得した2014年に一度学習を開始したものの多忙となり中断、2019年に再開しました。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
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会計知識:USCPA資格保持
英語知識:TOEIC®L&R TEST 990点(2014年)
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
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USCPA等他資格を取得した経験から、独学よりは予備校のサポートを得た方が効率的に学習を進められると考えていました。調べたところTACがプログラムを提供していることを知り、申し込みました。
- Q4 TACの講座でよかったところ
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まず、講師の方の動画での説明が良かったです。自宅で好きなときに、好きな再生速度で視聴しました。教材自体は英語でボリュームも多いので頭から読み下しませんでしたが、講師の日本語による説明はどこがポイントかを理解するのに大変役に立ちました。
教材も著名な提携先のものということで信頼が置けました。
- Q5 合格までの学習期間は?
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通算8ヶ月程度(2014年に1ヶ月、2019年12月から翌年6月にかけて7ヶ月)。
- Q6 合格までの学習法
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過去に取得した他資格(USCPA、CIA、CISA、CFE、PMP)と同じですが、一度講義を聞いてポイントを理解した後は5周を目安にMC問題を繰り返し解きました。知識の定着には最低限のインプットに加えて、アウトプットとその反復が欠かせないと考えています。
テキストとMock Exam(模擬試験)に採録されている問題だけでそれなりのボリュームになったため、それらを繰り返し解きました。論点別厳選問題集には手を付けませんでした。英語の文章を書くことには慣れているため、MC問題集で知識を固めることができれば問題ないかと考え、エッセイ対策は基本的に行わず、試験前に問題集を通読するに留めました。
反省点と言えば、USCPAの取得から5年以上経過してしまい、そこで得た知識がかなり薄れてしまっていたことです。学び直しという意味では良かったですが、短期間での資格取得という意味では効率的ではなかったと思います。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
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受験手続はスムーズにできましたが、Part2は緊急事態宣言によるテストセンターの休業で一度キャンセルされてしまいました。受験中は常に時間に終われ、両Partともフルに時間を使うことになりました。解ける問題から解くべきという講師の方の教えに従いました。
- Q8 学習したことが業務において役立っていることはありますか
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今は内部統制関連業務に従事しているためUSCMAの学習範囲との関連はそれほど強くないのですが、経理・内部統制に関わる人間としての知識面の足腰づくりに役立ったと思います。
- Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス
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USCMAは会計と英語という重要スキルを身に着け、証明するのに有益な資格だと思います。USCPAも同じ目的で役に立ちますが、監査論や米国の税法等、人によって関心やキャリアの方向性に合わない分野にも学習時間を割く必要があります。
企業の中で経営に資する会計スキルを英語でも発揮できるようになりたいとお考えの方にはお勧めできる資格です。これまでに取得した他の国際資格と比べても難易度は高いと感じましたが、目指す価値はあると思います。ぜひ頑張ってください。
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