USCMA試験 合格体験記|H.S さん

GeneralistからSpecialistへ

H.S さん

H.S さん

DATA BANK

出身大学 神戸大学、ロンドン大学大学院
勤務先 公務員
Part1 380点(2019年 6月/ 2回目)
Part2 370点(2019年10月/ 1回目)
Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?

大学院では公共政策について学びましたが、ファイナンスやMBAといった分野も関心がありました。その後、海外で働く中で専門的なスキルを身につけたい気持ちが強くなり、会計とファイナンスに特化したUSCMAの存在を知りました。仕事に余裕が出てきて日本に戻るまでに取得できるかもしれないと思ったので、チャレンジすることにしました。

Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?

英検1級、会計資格・実務経験は特になし。

Q3 TACをお選びいただいた理由は?

会計知識に自信が無くいきなり英語の教材では辛いと思ったので、日本語で基礎から学べるTACを選びました。USCMAの国内スクールは選択肢がTACだけですが、以前公務員試験講座を受けて非常に良かったので、迷うことなく選びました。

Q4 TACの講座でよかったところ

USCPAのBEC講座のクオリティが高く、初学者にも分かりやすい内容でした。また、USCMAのBeckerのテキストはものすごいボリュームで手に取るだけで圧倒されましたが、演習講義では論点が絞られ、いらないところははっきりいらないと言ってもらえたので、マイナーな論点に気を取られることなく効率的に勉強に取り組むことができたと思います。ちなみにBecker付属のオンライン講義は使用しませんでした。

Q5 合格までの学習期間は?

約1年2~3ヶ月です。会計初学者なので時間をかけて徐々に力をつけて合格することを目指しました。休日は子供の世話でほとんど時間を割けなかったため、平日はできる限りコンスタントに2時間勉強時間を確保するようにしました。たまに、勉強のことを忘れてリフレッシュするために、海外ならではの1、2週間の長期休暇をとることもありました。

Q6 合格までの学習法

以下の要領で学習を行いました。
① 一通り財務報告とBEC講義を見た後にそれぞれのテキスト・問題集を3周し、基礎知識を習得。
② 演習講義を見た後にひたすらBeckerのオンライン演習。解説を見てもあやふやなところはBECまたはBeckerテキストに戻って確認。3周目は間違えた問題を中心に演習。(最初にとりかかった財務報告のパートは、全く問題を解けるレベルになく投げ出したくなりましたが、我慢してひたすら問題を繰り返すとできるようになりました。) Part2の勉強は帰国後あまり時間がとれなかったため、電車の中で紙のBecker問題集の文章問題、土日に計算問題の演習。
③ 試験4週間前から本番と同様に時間を計って予想問題を解く(1週間に予想問題1回分を目安)
④ 試験2週間前からエッセー対策。再度演習講義を見て暗記すべきフレーズをチェック。同フレーズ及びエッセーの解答例を何度も読み返し、問題を見て瞬時に解答が思い浮かぶようになるまで、ある程度の形を頭に入れておく。

Becker教材をやりこなすだけで十分で、新たに他の問題集に手を出すことは不要だと思います。また、よく言われることですが、難しい問題を解けるようになるよりも、簡単な問題を絶対に落とさないことが重要かと思います。私のような会計素人でも基礎を身に付ければなんとかなります。もちろん実務経験や会計知識があれば、より早くかつ高得点での合格が狙えると思います。

Q7 受験手続・受験時のエピソードなど

最初に受けたPart1は、その後に受けた試験と比べても全体的にかなり手応えがありましたが、ギリギリで落ちてしまいました。思い返してみると、手つかずのInternal Controlsが原因だったと思います。確たることは言えませんが、全体で合格ラインに乗っていても、極端に出来てないセクションがあれば落ちやすいのかもしれません。捨て範囲を作らず網羅的な勉強が必要だと思いました。

Part1不合格後、1ヶ月 Internal Controlsを集中的に勉強し、次のテストウィンドウで受験をしましたが、前回と全く同じ問題がちらほら出てきました。自信の無い問題やできそうで出来なかった問題を記憶が鮮明なうちに解決しておくと、2度目に受験することになった際に役に立つと思います。私は前回できたはずの問題ができなかったりと、かなり動揺してしまいましたが、合格できてよかったです。

試験会場に電卓の持ち込みができるので、普段使い慣れた電卓を持ち込むと良いと思います。ただし、持ち込める電卓の機能に制限があるようですので(当日チェックされます)、不安な場合は事前に調べておくと良いと思います。
試験本番ではA3ぐらいのピンク色の計算用紙が2枚と鉛筆が2本渡されます。試験中に手を挙げれば追加でもらえますが、私はいずれの試験も最初にもらったもので足りました。

Q8 学習したことが業務において役立っていることはありますか

合格体験記に寄稿されている他の方々と違い、私は財務・会計のプロフェッショナルではないので資格が仕事に直結するわけではありませんが、以前よりも違った角度から物事を見ることができるようになった気がします。また、一般的に役所でも数字に強い人間は重宝されますし、最近はよく政策立案においてもビジネスの視点が必要だと言われます。近い将来、より財務のスキルが生かせるポジションで働いてみたいと思います。

Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス

計画通りに行かないかもしれませんが、諦めずに努力を続ければ合格できます。
私自身、時間に余裕のある駐在1年以内で合格する計画を立てましたが、最初のPart1試験で落ちてしまったことで計画が崩れてしまいました。正直なところ帰国後に勉強を続けて合格するのは難しいかもしれないと思いました。日本で勉強時間は激減しましたが、駐在中に勉強した貯金があったのでなんとかなりました。
孤独な戦いで不安になることもあると思いますが、合格体験記を読むなどしてモチベーションを高めつつ、時には思い切りリフレッシュして勉強を頑張ってください!

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