受講生の声｜丸山　晋司さん

実はTACには以前、他の講座で通ったことがありました。日商簿記1級や税理士試験の講座です。そのとき、講師、テキストの質、そして窓口対応どれをとっても満足といえる内容であったので、TOEICについてもTACに通おうと思いました。

良かったところは、主に3点です。1点目は、TOEIC独特の解法を学べたところです。たとえば、「リスニング問題において、問題が読み上げられていない空白時間に何をするか」などです。2点目は、苦手であったリスニングの勉強法を教えていただいたところです。これにより、飛躍的にリスニングの点数があがりました。3点目は、文法を再度勉強できたところです。忘れかけて断片的になった文法知識を再度まとめるのに、役に立ちました。

私はコロナ前に日本語教師の資格をとりました。それで、以前から憧れであったフィリピンに日本語教師として働きに行きたいと思い、英語学習を始めました。また、日本語教師は外国人に日本語を教える職業ですので、私自身、外国語を四苦八苦して習得する経験が必要だと思い、学習を決意しました。

本格的に勉強を開始し始めたのは、2021年3月からです。そして、同年5月下旬の試験において、目標スコアである750点を大幅に超える840点を取得することができました。そのため学習期間は正味3か月位です。学習時間は、毎日3時間位、休日は（時々休んでいましたが、）基本的に8時間程度勉強していましたので、学習の総時間は350時間くらいだと思います。

まず、リスニングについてですが、「英語を英語で理解する」ことが必須です。そのための学習法としては色々ありますが、「問題を解く」→「リピーティング」→「シャドーイング」という方法を採用しました。他の方法も講座内で教えていただきましたが、この方法が一番私にあっていたようです。授業中、実際にそれを一緒に行ってくれるのですが、それもすごく助かりました。
次にリーディングについてですが、リーディングは時間との戦いです。到底全部解いている時間はありません。また、文章の読み方というものもあります。たとえば、「E-mailの問題は、最初に差出人と宛先を把握してから読んだ方が分かりやすい」などです。そういった方法論を学習することも大切だと思いました。

私は英会話も同時にやっておりましたが、TOEICは非ネイティブを対象にした試験なので、ネイティブの方から教わるよりも試験対策に長けた日本人講師から教わった方が効果が高いと思いました。たとえば、リスニングの学習方法、リーディング問題の解き方、どういった問題は後回しにするのか、などは講座に通わないと分かりません。ですので、点数を伸ばしたい方は講座に通うことをお勧めします。