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巽 斗麻さん(20代)
DATA BANK
元々大学の宅建講座を受講していて、そこで先生から不動産鑑定士という資格があることを知り、不動産鑑定士の「不動産系の国家資格の最高峰」というフレーズに憧れたのが目指したきっかけです。
一次試験はマークシートで独学でもある程度いけると考えていましたが、二次試験が論文ということで、さすがに論文ともなればノウハウがある受験指導予備校を利用した方が効率が良いと考えたからです。
宅建講座のときからTACにお世話になっていたことも理由としてありますが、何よりも数ある予備校の中で毎年の合格者占有率が約70%という圧倒的な合格実績に惹かれたことが、TACを選んだ理由です。また、宅建受験者を対象とした奨学生選抜試験があることも決め手の1つです。
昨年は鑑定理論に力を入れていたのに対し、教養科目のインプットが甘いという状態で、これが原因で落ちてしまいました。そこで、全科目で、2週間でテキストを一周できる勉強スケジュールを立てて勉強していました。このスケジュールのおかげで、全科目で暗記をほぼ完璧に仕上げることができました。
日曜日を授業のテスト勉強や課題を片付ける日、それ以外の曜日を不動産鑑定士試験の勉強の日として、メリハリを付けて勉強していました。また、テスト期間等の忙しい時期には、問題は解かなくともいいから最低限暗記の内容を忘れないためのインプットの勉強だけをしていました。
私は、この試験に合格するためには、膨大な量の暗記をいかに覚えるか、そしていかに忘れないようにするかが重要だと考えています。そこで、私は、全科目で、テキストを2週間で一周できる勉強スケジュールを立てて、これに沿って暗記・復習をしていました。最初はこのスケジュールをこなすだけで一日が終わることもありましたが、周回するごとに暗記の精度がみるみる上昇し、最終的には一日の復習時間は2時間程度にまで短くなりました。また、各科目で、できる限り分かり易い論点ノートを自作し、常にこのノートを見ながら、どんな論点があったか、自分は今どの論点を理解しているか・していないかが分かるようにしていました。こうしたノートを作ること自体が暗記の勉強になるのでオススメです。
質問メールはよく多用させていただきました。各メールに丁寧な回答をしていただけるので、勉強を進める上で非常に役立ちました。また、直前期のオンラインホームルームでは、講師に直接質問できますし、他の方の質問が新たな理解・発見に繋がることもあったので、非常に良かったです。
各先生とも講義に当たって、試験勉強的な話だけでなく、今の日本の経済状態等を踏まえた実務的な話もしていただけたことが、理解を進めるうえで非常に良かったです。また、鑑定理論の高橋先生は、よく受験生のモチベーションを上げるような熱い話をしてくれました。
テキストは詳細な説明がなされていて、鑑定理論ではそのまま答案に書き込めるような説明も多かったので、とても良かったです。また、答練では、受験生が見落としがちな論点が多く含まれており、こちらも非常に良かったと感じています。
すべてのカリキュラムが7月頭で終わるので、7月を丸々復習の期間とすることができました。この1ヶ月の期間で、実力が大きく伸びた受験生も多いと思います。
全国公開模試は2回とも会場で受験しました。本試験同様の雰囲気で受験できたので、とても良い本試験のプレッシャー対策になりました。また、問題も、基本的な論点から応用的な論点までそろっていて、受験生の中での自分の立ち位置を知るための絶好の機会だと思います。
鑑定理論の論文特効ゼミでは、各章で自分が見落としている論点を明らかにすることができましたし、特効ゼミの問題集は毎日の勉強で本当に役立ちました。また、アクセスβは、問題の難易度はかなり高く、本試験で同じくらい難しい問題が出てきたときに焦らないための良い練習となりました。
基本的には論文特効ゼミの問題集を用いて問題を解いていました。具体的には、基本問題・応用問題Aの中から、一日の一番最初に1問、一番最後に1問と毎日2問ずつ解くようにしていました。また、演習については、毎週日曜日と月曜日に解くようにして、日曜日の反省点を月曜日で活かすという方針で勉強していました。
前日の大雨で大幅に経路を迂回して試験会場に行ったり、試験では今までの傾向とは大きく異なる問題が多かったりと、イレギュラーな出来事が非常に多い試験でした。このような中でも、どんな問題でも冷静に対処できる対応力を日頃から鍛えていたおかげで、無事に合格することができたと感じています。
最高峰の不動産系の資格というだけあってとても難しい試験ですが、その分合格すると嬉しいですし、多くの方から祝っていただいて、自分自身驚いています。この感動は他ではなかなか味わえないと思いますので、ぜひ最後まで諦めずに合格を勝ち取っていただきたいです!
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