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三好夏枝さん(30代)
DATA BANK
昔から不動産に関する仕事に興味があったものの、新卒時は全く異なる業界に就職しました。しかし出産を機に人生を見つめ直し、このまま一生今の仕事をしていくのか、もっとやりたい仕事があるのではないかと考えるに至りました。そこで、元々関心の強かった不動産関係の仕事を調べる中で、不動産鑑定士という職業を知り、目指すようになりました。
不動産鑑定試験についてネットで情報を集めた結果、予備校は2社しかないこと、独学で合格するのはかなり難しいことがわかりました。寧ろ独学を進めている記事は見つけられず、絶対に1回の受験で合格したかったこともあり、迷わず予備校を利用することを決めました。
一番の理由は合格者の7割がTACという、合格者割合の多さです。圧倒的な合格者割合を信じて、TACを選びました。
1年本科生コースでしたが、不動産鑑定士を目指してTACの申込をした時点がすでに10月中旬だったため、遅れてのスタートでした。本格的に勉強を開始した10月末にはすでに講義がかなり進んでいたため、毎日焦りを感じました。通信での受講だっため、講義動画の再生速度を速め、スキマ時間をフル活用して受講していきました。移動時間や昼休み、朝の30分などスキマ時間の積み重ねが勉強時間の確保につながったので、教室受講では絶対に合格できていなかったと思います。まとまった時間がとりにくい方は絶対に通信がおすすめです。
一発合格することを目標としていたたため、①1日のスケジュールを事前に決めて、その通りに勉強時間を確保すること、②趣味や娯楽は我慢してスキマ時間をすべて勉強にあてること、の2点を徹底しました。どうしても夜に眠い時は、早く寝て、その時間の分を朝に勉強することで調整しました。短期合格を狙う方は、「時間は自分でつくるもの」という意識で、自分を律する力が必須だと思います。
通信だと他の受験生と情報交換する機会がなく孤独ですが、逆に言えば無駄な情報が入らないというメリットもあります。先生の説明する進度(何月までに何割暗記、等)できっちり勉強を進めていくことを心がけていたら、自然と合格レベルに近づいていました。また、行政法規や経済学など、先生がテキストよりもレジュメで進める授業はテキストは見ず、暗記もレジュメで行っていました。反対に、鑑定理論は覚えるべき論点(特に答練で間違えた箇所など)を基本テキスト1冊に集約して記載し、テキストだけみれば全て復習できるようにしていました。テキストの右ページに重要論点が記載されているので、そこに追記していくと理解が深まりました。各科目で、復習するときに見るべきものが分散していると抜け漏れがでてしまうので、それぞれポイントをまとめる基本テキストなりレジュメなりを決めておくのはがおすすめです。
通信での受講のため、わからない点は即質問メールを送っていました。具体的に何がわからないか記載すると明確に答えてもらえるので、通信でもほとんど不便を感じませんでした。またオンラインイベントの開催が多かったのもよかったです。他の受講者が不安に思っている点がわかったり、先生からの激励の言葉が聞けるので、受験生時代の励みになりました。
●鑑定理論(高橋先生):覚えるべき論点が明確でとても分かりやすかったです。目標とすべき進度も講義の中で言ってくださるので、今の段階で何をどこまでできなくてはならないのかがよくわかり、勉強を進めやすかったです。●民法(田畑先生)/経済学(粟国先生):各論点についてレベル分けがあり、暗記不要箇所は明確に説明してくださるので、勉強の濃淡が判断しやすかったです。また、受講生から質問が多い点は先回りして説明してくれるので、通信受講でも十分に深めることができました。
答練では、重要論点は何度か出題してくれるので、しっかり身に着けることができました。反対に、会計学では何度か授業で扱っていない部分やテキストに掲載されていない問題もありましたが、本試験でも会計学や経済学は見たことのない問題がでることもあるので、そのような問題が出た時の練習(メンタル面と対処の仕方)として役立ちました。
10カ月で短答と論文の1発合格を目指したので、オプション講座(鑑定理論論文と行政法規の特効ゼミのみ)や過去問(先生が必須といった問題のみ)は最低限しかできませんでしたが、それでもしっかり合格することができたので、1年本科生(10カ月本科生)コースは大変理にかなったプログラムだと実感しました。
通信生のため、普段の答練は自宅や図書館で行っていましたが、全国模試が教室受験できたのは本番の練習としてとても役立ちました。やはり自宅ではどうしても緊張感に欠けます。本番は一度しかないので、そこで緊張したり焦ることがないよう、他の受験生がいる空気を経験しておけるのがよかったです。また、各段階での自分の順位を把握することで、本番までに何をどれだけ強化しなくてはならないか、勉強のリスケジューリングを行うよい機会となりました。
●行政法規特効ゼミ:行政法規はなかなか点数が伸びず苦手意識がありましたが、ゼミの問題を完璧にしたことで格段に模試の点数が伸びました。論文と平行して勉強期間6ヵ月程度でしたが、TACの模試でも20位をとることができました。●鑑定理論論文特効ゼミ:最後の3か月、特効ゼミの問題を数回転したことで自分が理解の浅い章が明確になり、弱点克服に大変役立ちました。特効ゼミを受けていなかったら短期間で合格できていなかったと思います。短期合格を狙う人は、鑑理論文の特効ゼミをマストで受講したほうが良いと強くおすすめします。
新しい問題に手をだすよりも、各教科の答練を何度も復習して定着させることと、鑑定理論や会計学はテキストの暗記の時間をしっかり確保することを重視しました。特に答練で扱った箇所は、他の人も完璧にしてくると思い、しっかり対策しました。過去問でも、テキストに載っていないような問題は重視せず、基本テキストに載っている内容を完璧に近づけることを心がけました。
「ここまでやったのだから絶対に大丈夫、自分ができない問題は他の人もできないはず」という気持ちで挑みました。まずはメンタルが最重要と考え、焦った時にどう対応するか、というシュミレーションをしていました。実際に会計学では、数問に及んで点数に影響するような用語が思い出せず途中で絶望感を抱きましたが、色んな角度で思い出すためのアプローチをしながら先に別の問題を進めて、結果的に20分かけて思い出すというように、気合と根性を振り絞りました。
本試験当日に「もっと勉強しておけばよかった」という後悔を感じないよう、日々勉強して頂きたいと思います。私も受験生の時は「今日はやる気がでない、体調悪い」という日もありましたが、そんな時は「とりあえず1時間だけは机に座ろう」と奮起して好きな科目を勉強してました。得意科目をやると、意外と3時間くらい頑張れたりもするものです。そこで趣味や娯楽に走ると、そっちの習慣が定着してしまい、本番当日に後悔することにつながりかねません。数カ月(場合によっては年単位)にわたる受験生活で、自分を律し続けるのは本当に大変なことですが、悔いなくやりきった達成感と合格した喜びはひとしおですので、「あと●日!」と自分を奮い立たせて、頑張っていただきたいと思います。
平成30年度不動産鑑定士試験 最年少合格者にインタビュー
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