不動産鑑定士 合格体験記|大保 祐樹さん

【合格の秘訣】 先生の言うことは守る!です。

大保 祐樹さん

大保 祐樹さん
(20代)

DATA BANK

受講コース 2年本科生Plus
受講形態 教室講座
受験環境 働きながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 1回
【論文式試験】合格までの受験回数 2回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 2年1ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 2年1ヵ月
得意科目 【経済学】
暗記が少なく、計算が得意だったため
不得意科目 【会計学】
問いが何か分からない
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

仕事がデスクワークだったため、外で歩いたり、出張が多い仕事に憧れてました。 不動産鑑定士は仕事の半分が外で、不動産の現地調査を行い、半分がデスクワークと聞き、黄金比率だと思い目指しました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

不動産鑑定士に合格するための時間をネットで調べたところ3千時間以上平均で要すると出てきました。 独学で受験し、試験で出ない余計な所を勉強することや落ちて再受験になる位ならば、お金を払ってでも短期間で合格することが最善と考え、予備校に通う決心をしました。

TACを選んだ理由・決め手

TACを選んだのは合格者数が全ての予備校の中で1番で、体験に行った際にも授業が分かりやすかったため、信頼できたからです。 また、以前公務員試験でTACに通い、お世話になっていたことも決め手の一つです。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

試験に至るまで、答練等試験が多々あるのですが、そこで芽が出るまでに時間がかかったことです。 不動産鑑定士試験は6割以上点数が取れなければ合格できないのですが、この点数が安定してとれるようになったのも直前期の2月頃からでした。 2月までは、全く合格圏に届いていないのではないかという不安と戦いながら、ひたすら勉強していました。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法

フルタイムで仕事をしながら受験をしました。 直前期に多くの専念受験生に抜かれることを覚悟し、3月までが勝負と考え、それまでにTAC内で良好な順位を取れるよう、余暇のほとんどを勉強に費やしました。 たまに、息抜きをすることはあっても飲酒等、記憶力に悪影響を与えるものは控え、スポーツ等勉強にも良い影響を与えるもののみにし、生活の全てを不動産鑑定士試験につぎ込む気持ちで勉強しました。

効果的な学習方法

常に、近くに目標を見つけるようにしていました。 基礎期では、ミニテストの点数。 応用期では、応用答練の順位。 直前期では、全国模試の順位。 それぞれで、良い結果が残せるように努めました。 1年後、2年後の試験に合格するぞと意気込んでも、ペースがつかみづらいので、1週間後等、短いスパンで目標設定し、目標達成、課題発見をすることでモチベーションにしていました。 また、教養科目(民法・経済・会計)は、基本論点が出やすいので、基本論点は応用論点よりも倍の数、復習するようにしていました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

TACの自習室は毎日利用していました。 自宅では誘惑が多く勉強ができない性格だったため、勉強はTACの自習室で行うと決めていました。 自習室は他の資格受験生も多くおり、熱気があり、頑張らねばという気持ちにさせられ、良い刺激を受けました。

TACを受講して良かった点①(講師について)

どの先生も授業が分かりやすく、優しい先生でした。 特に鑑定理論の先生方は、ネットのどの口コミ等での評判でも、不動産鑑定士の鑑定理論はTACが一番わかりやすいと書かれていますし、授業を受けていて事実そうだと思います。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

TACの答練は、各回講師の先生の予想論点が出され、毎回本番さながらの良問しかありませんでした。 試験でもTACの答練でやった問題が出題され、先生に感謝しました。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

基礎・応用期には週に2・3回、直前期には週5回等、非常に多くの授業を受ける必要もありましたが、丁度復習に必要な時間は空いており、ペース配分がきちんと考えられており、良かったです。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

全国模試が、本番の試験だと思い、全力で受けました。 全国模試で上位になると、来年度のTACの受講料の割引制度等があり、精神的にも楽になるため、ここで良い順位を取ることは絶対だとずっと決めていました。 本試験の前に、どこまで勉強して臨んだら、良い体調で臨めるかを知るために、1回目は試験前1ヵ月限界以上に勉強して、体調を崩しました。 周りの受験生も本気で受験しており、本試験さながらの緊張感を味わえる数少ない良い機会でした。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

アクセスαコース / 行政法規 短答特効ゼミ / 鑑定理論 短答特効ゼミ / 鑑定理論 論文特効ゼミを受講しました。 特にアクセスコースの受講をお勧めします。 アクセスαコースは、基本論点を出題範囲が決められて出されるため、1週間そこに向けて勉強する目標ができ、勉強のペースメーカーにピッタリでした。 アクセスαコースで少し良い点が取れると自信にもなり、良い循環で勉強が回りました。

直前期の過ごし方

直前期はここで1日サボって、来年1年を棒に振るのは嫌だという思いで、ひたすらに勉強しました。 鑑定基準、は3日に1回は1周し、演習は楽しかったのでアクセスαの問題を1日1回、電卓の練習として息抜きにやっていました。

本試験当日のエピソード

本試験は2日目が暗記科目である会計学、鑑定理論があるため、1番大変でした。 会計学は2日目の朝にテキストを1周してから臨んだところ、丁度その範囲が出たため、何とか得点することができ、最後まで諦めなくて良かったです。

これから目指す方への応援メッセージ

不動産鑑定士試験は、申込み時に思い描いていたよりも大変です。 1、2年間自由が奪われます。 しかし、合格後は皆嬉しそうに新しいキャリアを歩むことができてました。 頑張って一歩踏み出してください。応援してます。

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