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Y.Nさん(30代)
DATA BANK
自身の親族が不動産を持っていること、自分の生まれ育った地域が開発で変わったことなどから不動産に興味を持ったことが第一のきっかけです。また年齢的に今後のライフプランの見通しがついてきたことで、何か未経験の分野で新しいチャレンジをしたいと考え鑑定士を志しました。
専門性の高い科目が多く、独学では効率的な勉強が難しいと感じたためです。特に鑑定理論については独学で勉強できるようなテキストがないため予備校で学ぶことが最適と考えました。また、論文試験であるため自身の答案を客観的に指導してもらう必要があると考えたためです。
他の予備校と比較してカリキュラムや教材が充実している点が決め手になりました。試験科目のいずれも学校などで体系的に学んだ経験がなかったため、基礎から応用までじっくりと学べる点に魅力を感じました。また、合格者占有率が高いので信頼感がありました。
論文試験一回目の受験時は基礎的な理解がしっかりしていないうちに問題の解き方だけを覚えるような勉強をしてしまい、応用問題やひねった出題の仕方をされるた場合に対応ができなくなってしまいました。その反省から翌年は基礎的な勉強に時間を割いて理解度を高めたことが合格の理由と考えています。
まとまった勉強時間を捻出するため、暗記は机に向かうことができない時間に済ませるよう心がけました。ちょっとした待ち時間などに、基準を書き出したり、暗唱したりしていました。落ち着いて勉強ができる時間は答練や演習の勉強にあてていました。
民法では時間が足りなくなることや、記述の途中で文章を訂正することが多かったため、記述をする前の答案構成を練る練習に重点をおきました。具体的な方法としては①総まとめテキスト、答練などの問題の事例分析を行い論点を明確にする②各論点から問題提起・規範定立・あてはめの三点を論点を箇条書きで書いていくというものです。最初は時間ががかかっても丁寧にやることを意識してコツをつかみ、慣れてきたら時間を区切ってスピーディーにまとめることを第一としました。答案構成がしっかりするとその後の論述も流れがすっきりとして記述にかかる時間も短縮できるようになりました。
学習の中で生じる疑問点が「よくある質問」でまとめられており、それでもわからない箇所は質問メールで疑問点を聞くことができるので効率的に学習を進めることができました。質問をした箇所は記憶に残りやすく理解と記憶の両面で効果的と感じました。
講師として経験豊富な先生方が多数在籍しているので、わかりやすく質の高い講義だったと感じています。初学者には理解しにくい専門的な用語や抽象的な概念についても、TACの先生方は要点を抑えた具体的なイメージを使って講義をしてくださるので理解がしやすかったです。
特に民法の答練の添削が役に立ちました。論文構成や論述の流れなど、暗記だけでは乗り越えられない部分、自身だけでは気づけない部分を指摘してもらえるので答案を書く力が伸びるのを感じました。
基礎から応用までをしっかり学べるカリキュラムになっているのでTACの受講だけで実力が付きます。また、授業や答練の量が多いことは、だらける気持ちになりにくく私には向いていました。
相対評価の試験であるため自信が合格ラインまでどれぐらいの位置にいられるかを知ることができるのがよかったです。また、模試を本番の試験だと思って勉強に臨むことで普段よりも緊張感が生まれるので、勉強の効率が高まりました。
隙間時間に基準を読んでインプットすることはもちろん、スマホに入力する、白紙に書く、ボイスレコーダーに録音するなどの方法でアウトプットをすることで暗記の達成度を確かめていました。混同しやすい箇所(借地権の総合的勘案事項と貸家及びその敷地の総合的勘案事項など)は一緒にアウトプットすることで内容を整理しながら暗記することに努めました。
学習が特定の科目に偏らないように毎日すべての科目の問題に触れるようにしていました。得意科目は応用問題を含め広い範囲を復習し、苦手科目は基礎的な問題を繰り返し解くことを心がけていました。苦手科目の基礎を固めることは、苦手科目でも合格ラインは割らないぞという自信になり気持ちの安定に繋がりました。
鑑定理論演習で計算ミスをしがちだったので、演習では多少時間を犠牲にしても計算を確実に行うこと、検算をすることを心がけていました。しかし、本番ではわかってはいても周りよりペースが遅いことに焦りを感じてペースが乱れそうになってしまいました。
結果がなかなか出ないから受験を諦めたい。鑑定士試験受験者でそういった気持ちになる人は少なくはないと考えます。そんな中で合格するのは諦めずに勉強を続けた人たちです。継続は必ず力になります。合格までやりぬいて夢を叶えましょう。
TAC鑑定士講座の 合格実績
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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