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松本 高彦さん(20代)
DATA BANK
不動産鑑定士を目指した理由は、希望する不動産の部署に絶対に異動したかったからです。入社一年目の会社の初期配属の際に、希望する部署に行けませんでした。その悔しさから、自己研鑽を頑張ろうと思い宅建さらには鑑定士を目指しました。
試験の難易度の高さと出題形式です。一つ目は、合格率約4%かつ文系三大国家資格であり、一筋縄ではいかない試験と直感的感じたから。二つ目は、論文式であるため、暗記だけでなくある程度のテクニックが求められると思ったから。
TACを選んだ理由は合格占有率です。ネットで調べた際に、合格者の7.8割がTACであると知りました。なので、合格するためのノウハウがTACに行けば学べ、自分も後悔しないと思ったからです。他の予備校とは全く迷いませんでした。
カリキュラムを全て終えて挑んだ2回目の論文式試験に落ちた原因は、アウトプットが不足してたからだと思います。当時はオンライン受講だったため、1人で論文を書き、それを郵送する手間が億劫になり、インプットに偏った学習になっていました。
私は最初から最後まで仕事をしながら勉強しておりました。そこで、両立するために気をつけたことは、仕事と勉強の切り替えです。私は勉強を始める際には、カフェでカフェラテを飲むことで気持ちを切り替えてました。
効果的な勉強方法としては、暗記が多い科目について繰り返し読み込む教材を決めることです。具体的には、鑑定理論:基本テキスト•マスター問題集、民法:上級テキスト、会計:上級テキストです。仕事をしており時間が限られていたため、まとめノート等は作成せず、授業でのメモ•答練で間違えた所のコピー等を全て上記の教材にまとめておりました。これによって、学習内容をまとめる手間を最小限に抑え、上記の教材を読めば、今まで学習したこと•分からなかったことを全て振り返えることができ、学習の効率化に繋がったと思います。
フォロー制度で1番良かったものは、振替受講制度です。社会人受験生なので基本土日受講でしたが、どうしてもその日校舎に行けない場合に、他の校舎や平日クラスに参加することで、大部分の授業を校舎で受講できました。
講師陣は鑑定理論の高橋先生を筆頭に、どの科目も大変分かりやすかったです。特に記憶に残っているのは、民法の田畑先生と会計の下坪先生です。民法•会計は自分が全く触れてこなかった分野でしたが、初心者でも大変分かりやすい説明で感動しました。また、膨大な試験範囲の中から、合格に必要な知識だけをピックアップして教えていただけました。
不動産鑑定士試験に合格するために最も効率的であり、かつ社会人受験生にとっても無理の無いカリキュラムでした。
公開模試の活用方法としては、本番で極力緊張しないように、試験3日間の朝起きてから寝るまでのルーティーンの策定に努めました。また、公開模試を受けたことで全国から見た自分の立ち位置を知ることができました。
アクセスコースのa•βは、アウトプットの練習に加え、学習のペースメーカーとして活用していました。特に経済に関しては、得意科目であったため1から教材を復習する気が起きなかったため、アクセスコースによる継続的な復習により、知識が徐々に抜けていくのを防いでいました。
自分のメモ等が書いてある鑑定理論の基本テキストをひたすら読み込みました。最初は記述を書き写しましたが、時間がかかるためやめました。次に基準小冊子を読み込もうとしましたが、基準を文字としてしか理解できず、頭に基準を定着させることができませんでした。よって上記の方法になりました。
直前期は体調を崩さないように最善の注意を払っていた。特に睡眠については、十分な量と質を確保するために、毎日朝7時起床•夜23時就寝を守って、勉強スケジュールを立てていた。また、勉強以外のことを考えなくていいように、食事•服装等をルーティーン化していた。
試験本番は1週間前あたりから、生活をルーティーン化して緊張しないようにしていました。しかし、本番前夜に極度の不安に襲われ、睡眠が3.4時間程度しか取れず、寝不足の状態で試験会場に向かった記憶があります。また、試験中は全ての科目で、周りの声が聞こえず、脳がフル回転していて、ペンをひたすら動かしている、いわゆるゾーンに入ったような感覚がありました。
何かを得たいのであれば、何かを捨てて下さい。自分と同じような社会人受験生に向けてメッセージにはなりますが、社会人になると平日は仕事や飲み会、休日は友達や家族•趣味等に時間を費やしていて、勉強する時間なんてほぼ無いと思います。なので、鑑定士試験に向けての膨大な勉強時間を確保するためには、それと同等のものを諦めなければなりません。その覚悟をもって、TACのカリキュラムを信じて、この資格にチャレンジしてもらえれば、必ず合格出来ると思います。応援しております頑張って下さい。
TAC鑑定士講座の 合格実績
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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