賃貸不動産経営管理士試験　合格体験記
2022年　R.Sさん

昨年、宅地建物取引士として指定講習を受け、管理業務者となりましたが、有効期間が５年とのことで、賃貸不動産経営管理士の資格取得を考えるようになりました。また、年々合格率が下がり、昨年国家資格となったことで今後ますます難化していくことが予想され、早いうちに取得しようと思いました。

宅地建物取引士を取得したのが１０年以上前のことで、資格取得に必要な知識も乏しく、独学で合格するのは難しいと考えていたので、受験指導校を利用しようと決めました。

他の受験指導校やWEBスクールも資料を取り寄せ検討したのですが、その中でTACのカリキュラム、講義内容、テスト・模擬試験の回数等が最も充実していると思ったことがTACを選んだ理由です。また実際、通学講義とWEB講義の両方を受講できることが何より良かったです。

【基礎期（平日）】夏ごろまでは０時間（仕事のある平日はほぼ勉強出来なかった）

【基礎期（休日）】午後12時～17時まで勉強。主にWEB視聴、過去問題集。週１回、通学講座を受講。　

【直前期（平日）】帰宅後、夜21時～23時まで勉強

【直前期（休日）】午前10時～17時までTACの自習室で勉強。夕飯後21時～23時まで勉強。過去問題集の横解き。模擬試験等の復習。他出版の予想問題に取り組む。

【講師】
村田講師は、１日２コマの講義でしたが、毎回熱心に教えていただきました。テキストの各お話も面白く、楽しく講義を受けることが出来た点が良かったです。WEBで中西講師の講義を視聴していましたが、二人の講義を受けることで、より理解が深まったことが良かったです。

【教材】
テキストと過去問題集とは別に、デジタル教材と併用できるところがとても良かったです。 タブレットのトレーニングアプリは、基礎期によく利用していました。デジタル教材は、仕事の移動中などに電車で見ることが出来て、こちらも良かったです。（2023年から「トレーニングアプリ」は「Webトレーニング」として提供）

【カリキュラム】
講義回数も多く、内容も充実していたことがとても良かったです。前半は基礎をじっくりと学び、後半は実践的に模擬試験も多く、合格のための力をつけることが出来ました。通学とＷＥＢの講座を両方受講できたことが何より良かったように思います。

デジタル教材やトレーニングアプリは、場所と時間を選ばず、仕事の移動中など隙間時間に利用出来るのが良かったです。重複受講もとても良かったです。オンラインホームルームも参加、または後日視聴しましたが、特に直前期には中西先生のアドバイスがとても勉強に役立ちまして、本当に感謝しております。

全国公開模試は、本試験前の良いシミュレーションとなりました。問題を解く順番や時間配分を考えながら受けました。また結果は自分の立ち位置を知り、本試験に向けての心構えが出来ました。模擬試験の解説講義も数回聴くことで、解法のポイントや要点を教えていただくことが出来ました。

基礎期から直前期まで、WEB講義を何度も繰り返して視聴することで特に苦手な分野の理解を深めることが出来ました。過去問題集を何度か解いた後で、中西先生に教えていただいた「横解き」をしていくことで自分の弱点を攻略することに繋がったように思います。本試験の１～２か月前から、講義日また休日にTACの自習室を利用させていただいた。この時期は、TAC及び他出版の模擬試験を解くのに集中して取り組むことが出来ました。WEB講義の繰り返し視聴、過去問題集の横解き、自習室の利用が効果的でした。

勉強時間を確保することが大変でした。夏までは、平日は仕事で疲れてしまいほとんど勉強することが出来ませんでした。休日に受講し、過去問を解くことで精一杯でした。通学講義にしたことで、毎週講義を受講したことが勉強の習慣づけとなりました。後半は、通学講義の前後の時間と、休日は一日中、TACの自習室を利用することで、勉強に集中することが出来ました。基礎期から自習室に通えば良かったと痛感しました。乗り越えた方法としては、自習室の活用が最も有効でした。

今後さらに試験は難しくなるかもしれませんので、検討している方は、来年に合格を目指していただきたいと思います。TACの教材、カリキュラム、講義はとても良かったと思います。