賃貸不動産経営管理士試験　合格体験記
2022年　小林　愛子さん

前年に宅建士を受験して、合格ができ、その時によく見ていたYouTubeで賃貸不動産経営管理士を勧めていたので興味を持ちまして、初めは本当にやってみようか悩んでおりましたが、一歳でも若いうちに挑戦してみようと思いました。

若い頃、不動産会社に勤めていて、営業アシスタントでしたが先輩に宅建の受験を勧められ、会社で申し込んでくれたのでなんとなく受験しました。しかし、参考書を適当に選び、さらっと読むくらいの受験で当然不合格でした。今回、最初は独学も考えたのですが、現在不動産会社等で働いているならまだしも、ずっと専業主婦をしてきたので独学では勉強の進め方もわからないですし、効率良く勉強するためのポイントやコツを教えていただけると思い講座に通うことにしました。

宅建で通っていた学校には賃貸不動産経営管理士のコースがなかったのが1番の理由です。次になるべく自宅から通いやすいところ、主婦なのでなるべく昼間の時間帯で受けられるところを希望して探しました。そう言った条件で探していたところTACがちょうど当てはまり、資格の学校としては実績もありますし、YouTubeなどで解説もされていて、初年が残念な場合、再度、割引で受けられるということもあり決めました。

【基礎期（平日）】１日20-30程度、講座が終わったところの問題を数問解く程度。

【基礎期（休日）】主婦なので平日とさほど変わらず、１日20-30で問題を数問解いてわからないところをテキストで確認

【直前期（平日）】講座の日以外は１日のスケジュールを立て、家事と勉強を30分ずつ交互に入れリマインダーで管理。

【直前期（休日）】午前中にほぼ家事を終わらせて、午後は30分ずつで科目を分け途中で休憩も入れて３～５時間勉強しました。

【講師】
受講生の顔を見てわかってるのか不安なのかを判断してくださり、難しそうなところは特に丁寧に説明をしてくださりました。ガチガチに硬くなく、時に笑いもあり、楽しく受けられる先生でした。

【教材】
テキストも問題集も1冊にまとまっていて大きさもちょうどよく、問題集のわからないところはすぐにテキストで確認ができる様になっていて使いやすく、わかりやすい説明書きで、大変役に立ちました。

【カリキュラム】
私には理解するのに時間がかかる法令からでしたので勉強を始めてから試験日まで日があったのでゆっくり理解していける時間があり、大変良いカリキュラムでした。最後の方に答練や模試が数回あり試験当日の練習が何回もできてよかったです。

メールやトレーニングアプリは出掛けた時でもいつでも隙間時間に活用ができるので大変便利に使わせていただきました。特にトレーニングアプリは病院の待ち時間や、自宅でもトイレに入った時などちょっとした隙間時間にできるのでよかったです。

全国公開模試は本番の様な緊張感があり、最初の受験番号等の記入からの練習にもなりました。試験慣れしていないので意外にそういった部分も大事です。終わった後、数日後に自宅でも活用しました。

一回の勉強で集中できる時間は30分程度と考え、1回を30分に設定して、家事と交互で時間を振り分け、一回ごとに科目を変えて万遍なく勉強をする様にしました。試験の直前は本番の様に時間を測り、過去問を年度別で解いてみました。その他、講座で受けた試験も時間を測り再度解きました。とにかく、覚えるには繰り返すしかないと思ったのでトレーニング問題集も繰り返し解きました。

元々そんなに勉強が好きな方ではないのでいかに効率良くできるか、色々な誘惑に負けないでいられるかとの戦いだと思っていましたが、適度に遊びに行ったりテレビも見たり息抜きしながら、机に向かえない時はyoutubeを見たり、散歩の時に聞きながらだったり、とにかく触れない日がない様に過ごしました。失敗は少しわからないことが出てくると舞い上がってしまいがちなのでとにかく落ち着くこと、基本がどんな考え方だったのかを思い出して回答することをいつも念頭に置いてました。

独学、講座利用、人それぞれ合った道があると思います。が、完全独学はあまりお勧めできません、利用できるところは利用して、あとはコツコツと勉強をするしかないと思います。